Syllabus data

開講年度
2025Year
開講学期
Intensive
科目名
School Business Administration
授業種別
Lecture
科目名(英語)
School Business Administration
授業情報(授業コード・クラス名・授業形態)
A0700034 School Business Administration
担当教員
null
単位数
2.0Credits
曜日時限
Intensive course
キャンパス
Shinjuku Campus
教室
A-1015教室

学位授与の方針
教職・学芸員課程 該当なし
具体的な到達目標
新しい時代を見据えた魅力ある学校創りを研究しながら、具体的なスクールマネージメントをする立場に自らを置き、日常的な諸事への対処法を考えつつ、教職の奥深さを体感することができる。また、「求められる教育関係者」とは何を身に着ける必要があるのか等を学び、幅広い人格の完成を目指した資質の向上を実現することができる。
受講にあたっての前提条件
教職課程に登録していること。
授業の方法とねらい
【授業のねらい】
・学校経営論を通して、「学校」「学校教育」「指導観」「教育環境」「教育課程」「法的根拠」等について生きた知識・技能を習得させる。
・STEAM教育の推進に向けて、オピニオンリーダーとしての資質をもつ工学院大学生に展望をもたせる。
・学校教育の様々な課題について、主体的・対話的な学びにより思考を広げ・深めることで、深い学びをすることで教職全般に関する思考力・判断力・表現力等を養う。
・教職の奥深さを体感し、幅広い人格の完成を目指した資質・能力の向上や自ら目指す態度を育て、教職に就く生きがいを見いだすことができる。
・これからの学校は、社会に開かれた教育課程の構想など、社会の動きとともに大きな変遷が予想される。そうした時代に対応するためのアイディアの創出を、新しい発想に目を向け、コラボレーション、イノベーション、パラダイムシフトなどを意識し、その可能性を探求する。

【授業の概要(方法)】
・現在の学校教育制度のしくみ・教育活動の実践について、ワークシートを用い「自らの考え」を表現し、「他者の考え」で思考を広げ・深め、スクールマネジメントの視点に基づいた深い学びの場とする。(グループ協議により、学びを深くする。)
・学校経営に「正解」はなく、教育資源と制約条件から、「最適解」を考え、トレードオフやPDCAを活用した「より良い教育環境」を創造することが求められる校長像を追体験する。そのために、教育が抱える課題や諸事の対処法など、「最適解」を創造することを理解し、内容ごとにグループワーク、ブレーンストーミング等で課題解決する参加型の学習とする。
・毎回の授業終了時には、個々の省察を促すために振り返りワークシートにコメントを記入させ学習の積み重ねを促す。
AL・ICT活用
Project Based Learning/Flip Teaching/Discussion Debate/Group Work/Presentation

授業内容 事前学習 事後学習 必要時間
集中① 学校経営概論
《準備学習》
・学校経営論を受講した理由を考えておく。
・「教育者としての使命感」「広く・豊かな教養」「自分が通いたい学校とは」「望ましい教員像やそうした教師に求められる資質」等について考えておく。

⑴ ガイダンス
⑵ 学校経営を担う校長の視点
⑶ 学校の管理・運営(校長の役割)、教育課程、教育計画、人事等についての法的根拠等
⑷ 学校組織(校務分掌) 学校予算、制度の活用について

【演習】学校イメージマップを作成(グループワーク)

集中② 学校のリスクマネジメント(危機管理)①
《準備学習》
・学校で起こりそうな教育課題について考えておく。
・学校で起こりそうな事故について考えておく。
・懲戒と体罰の法的根拠について調べておく。

⑸ 懲戒と体罰(映像資料)。「体罰の危機管理」について考える。(グループワーク)

【演習】 「学校のリスクマネジメント(危機管理)」について考える。

集中③ 学校のリスクマネジメント(危機管理)②
《準備学習》
・保護者からのクレーム例や、その対応について予想しておく。
・「いじめ」とは何か。「いじめ事例の対応」等、法的に定められた定義を調べておく。
・不登校の要因になることを考えておく。

⑹ 人権学習教材が目指すもの(映像資料)
⑺ 偏見や差別意識の解消に向けて

【演習】 不登校の現代的課題を考える。 グループワーク「不登校対応」について考える。

集中④ 魅力ある学校とは① 学校の特色  教育のイノベーションを考える
《準備学習》
・学生時代、思い出に残る教育活動、特色ある取組について
・中学・高校時代の印象に残った校長講話を思い出し、要点を整理しておく。
・「良い学校」「求められる学校」とは? 生徒の視点、教員の視点、保護者の視点、地域の視点で考えておく。

⑻ 校長の職務(一例)校長講話について考える。(グループワーク)
⑼ 学校教育の最新の動向(学習導要領と現代的課題)STEAM教育他
⑽ 学校経営方針案の実例を紹介し、学校経営をする立場に立ち、より良い学校像を考える
⑾ 学校経営方針の伝達および周知、学校説明会(事例を通して)

【演習】「学校の特色の創出にむけて」を考える(ブレーンストーミング)
集中⑤ 魅力ある学校とは 学校力は教員力

《準備学習》
・中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 総則編 第1章「総説」を読んでおく。
・「職務に専念する義務」「教職員の兼職・兼業」「営利企業等の従事制限」・「政治的行為の制限」・「宗教活動の制限」・「信用失墜行為」・「夏季休業中の研修」について法的根拠と服務事故について調べておく。
・生徒が求める教員、保護者が求める教員、同僚が求める教員の姿を考えておく。
・面接時の自己アピールを考えてくること。(教職試験対策)

⑿ 学校の人事と教職員の服務について
⒀ 学校経営者が求める教員像を考える。(グループワーク)
⒁ 教員に求められる資質(ネットワーク、チームワーク、フットワーク他) 

【演習】自己アピールを考え、発表(相互評価活動)

集中⑥  学校経営案 試案づくり
・様々な学校経営方針の例を提示し、学校評価、PDCAの仕組みを知る。
・課題レポートの準備をしておく。

⒂ 新しい教育の動向を知る。
⒃ 学校経営試案アクションプランの作成(グループワーク)
⒄ 課題レポートの作成・提出

【演習】より良い学校づくりのイメージ(学校像を協働でアクションプランの作成)
      集中①で作成したイメージマップの検証(相互評価活動)

成績評価の方法
授業への出席を前提とし、毎時に行う自己評価コメントを記入することで毎回の学習の理解度をみる。
テストは実施せずに、期末に授業内で課題レポートを作成する。
①出席日数、②毎回提出するワークシート(主体的な学び、グループワークからの学びを評価する)③自己評価の変容、④課題レポートを評価資料とする。
①〜③:④の割合は7:3とする。S・A・B・C・D・Fの6段階評価でD以上(60%以上)のものに単位を認める。
受講生へのフィードバック方法
提出した授業ワークシートやグループワークの協議結果について、次回の授業内で口頭と資料(教材内)で講評をします。

教科書
使用しない

★資料等は授業内で配布する。
参考書
・文部科学省著 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 総則編 平成29年7月
・文部科学省著 高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総則編 平成30年7月
 ☆文部科学省ホームページからPDF版がダウンロードできる。タブレットやスマートフォンですぐに見られる環境を
   用意しておけば授業に支障はない。
 
・タブレットもしくはPCを持参すること。

オフィスアワー
授業前30分間。あるいはそれ以外でも連絡があれば対応。新宿キャンパス11階講師室。
受講生へのメッセージ
学生の時、また教職に就く時に初めから校長や管理職を目指す人は少ないと感じている。しかし、校長の立場を理解し、その立場で実践的な学校経営論を学ぶことで、学校教育について改めて解析ができ、教員としての責務の重要さを改めて理解できると思っている。また、教育全体の動向を知ることで、先見性をもち、教員と校長職の楽しさについても授業で感じてもらえれば幸甚である。主体的・対話的で深い学びを基本的な授業構成にして、「正解」ではなく「最適解」を創る体験をし、今後に役立て欲しい。また、校長講話等やリスクマネジメント、学校づくり構想は他の場面でも役立つスキルの向上につながると考えている。

実務家担当科目
Applicable
実務経験の内容
公立小中一貫校管理職、文科省在外日本人学校長(パリ日本人学校、蘇州日本人学校)、公立学校(副校長5年、校長15年)の経験を通し、最新の教育を推進する在外日本人学校での学校経営(2校)や一貫校での学校経営、授業実践と教員指導の経験を活かし、学校経営の概論と学校経営の要素、学校経営者の資質・能力について講義する。


教職課程認定該当学科
All Departments
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと