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Teacher name : OISHI Hisami
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開講年度
2025Year
開講学期
Second Semester
科目名
Mechanical Vibrations
授業種別
Lecture
科目名(英語)
Mechanical Vibrations
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A1100165 Mechanical Vibrations
担当教員
OISHI Hisami
単位数
2.0Credits
曜日時限
Tue.3Period
キャンパス
Shinjuku Campus
教室
A-0712教室
学位授与の方針
1 基礎知識の修得 0 %
2 専門分野の知識・専門技術の修得 100 % 3 汎用的問題解決力の修得 0 % 4 道徳的態度と社会性の修得 0 % 具体的な到達目標
機械システム工学科の学習・教育到達目標(D)機械工学ならびにシステム工学とそれらの融合領域に体系づけられた専門知識とそれらを応用する能力を身につけた技術者の育成の中で,機械工学の主要分野の内,力学系の「機械力学・振動学」を中心に専門領域の知識と方法論を修得するため,以下のことを具体的な到達目標とする.これは,学位授与の方針の(2-1)学部学科毎に示された専門分野の基礎知識を修得していることに対応する.
(1) 1自由度系の運動方程式の求め方と,固有振動数,固有円振動数,周期について理解し説明できる. (2) 減衰要素のある系の解法と,その特性を表す減衰比の意味を理解し説明できる. (3) 外部から励振力が作用する場合の振動応答の求め方を学習して種々の条件の共振曲線を整理し,振動絶縁の対策や振動計の設計について理解し説明できる. (4) 2自由度系の運動方程式のたて方と,固有振動数と振動モードの意味について理解し説明できる. 受講にあたっての前提条件
本科目を履修する前に,「微分積分ABCD」「工科系数学基礎」「工業数学A,B」などにより微分積分学や微分方程式の解法,「物理学ABEF」「物理学演習I,II」「工業力学及演習」などにより,速度と加速度,質点に働く力と運動法則,剛体の運動,仕事とエネルギー,運動量と力積の基本事項と「機構学」「機械力学」で機械の構造と運動について習得しておく必要がある.また,「制御工学」は関連が深い.本科目履修後は,「卒業論文」などの科目で,振動の問題解決に具体的に活かすことになる.
授業の方法とねらい
<授業のねらい及び具体的な達成目標>
振動は興味深い現象であり,工学において重要な問題である.機械振動の基礎を十分に理解することに重点をおき,CAIを併用した講義・演習を行う.以下に具体的な努力目標を示す. (1) 1自由度系の運動方程式の求め方と,固有振動数,固有円振動数,周期を理解し説明できる. (2) 減衰要素のある系の解法と,その特性を表す減衰比の意味を理解し説明できる. (3) 外部から励振力が作用する場合の振動応答の求め方を学習して種々の条件の共振曲線を整理し,振動絶縁の対策や振動計の設計について理解し説明できる. (4) 2自由度系の運動方程式のたて方と,固有振動数と振動モードの意味を理解し説明できる. なお,学習・到達目標は,機械システム工学科の表記を用いているが,機械工学科においても,表現は異なるが同等である. AL・ICT活用
Flip Teaching
第1回
授業形態
対面
事前学習
教科書の1.1節1.2節(1-13ページ)を予習,機械力学受講者は19講の授業内容を確認しておく.
2時間
授業内容
1:授業のガイダンスと振動の基本事項 振動問題の重要性,単位や振動の基本事項(振動数,周期,円振動数)について学習する.
努力目標:振動問題の重要性と単位,振動の基本事項を理解する. 事後学習・事前学習
振動問題の重要性を確認し,単位や振動の基本事項の理解を確実にする.教科書の章末問題1.1〜1.4を行い,理解を深める.
さらに,教科書の1.3〜1.6節(13-25ページ)を予習. 4時間
第2回
授業形態
対面
授業内容
2:振動の表現と運動方程式の考え方 オイラーの公式と複素ベクトルの考え方,振動系の基本要素,ばね質量系の運動方程式と解法について学習する.
努力目標:振動の表現と,回転ベクトルについて理解し,運動方程式の立て方を習得する. 事後学習・事前学習
オイラーの公式と複素ベクトルの考え方,基本要素を確認し,ばね質量系の運動方程式の立て方と解法を確認する.演習1(ばねの合成),演習2-1,2(微分方程式の解法)を行い,理解を深める.
さらに,教科書の2.1節(29-35ページ)の予習と,配付資料の確認(三角関数の合成)をする. 4時間
第3回
授業形態
対面
授業内容
3.自由振動と運動方程式の求め方 三角関数の合成と初期条件の影響,ばねの合成,静たわみによる固有振動数を確認し,外力が作用していない場合のいろいろな1自由度振動系の自由振動の運動方程式を求め,振動の特性を示す固有円振動数の意味について学習する.
努力目標:三角関数の合成と初期条件の影響,運動方程式の求め方を理解し,固有円振動数の意味を理解する. 事後学習・事前学習
いろいろな1自由度系の運動方程式の立て方を確認し,不十分な点を補う.章末問題2.1〜2.6,ばねの合成の問題を利用して理解を深める.
さらに,教科書の2.2節(35-40ページ)を予習しておく. 4時間
第4回
授業形態
対面
授業内容
4:エネルギー法による振動問題の解法 エネルギー法を用いて,固有円振動数を求める方法を学習する.運動方程式とエネルギー保存則の関連も示す.
努力目標:通常の運動方程式の立て方とエネルギー法による方法の両方を理解し,複雑な系の運動方程式もたてることができる. 事後学習・事前学習
エネルギー法を用いた運動方程式,固有振動数の求め方を確認し,章末問題2.7〜2.10を利用して理解を深める.
さらに,教科書の2.3節(40-44ページ)を予習し,微分方程式の解法について確認しておく.また,配付資料を確認しておく. 4時間
第5回
授業形態
対面
授業内容
5.減衰自由振動 減衰がある振動系の運動方程式の立て方と,得られた解の意味について学習する.また,減衰要素の特性を表す減衰比について学習する.
努力目標:減衰がある系の取り扱いを知り,減衰比の意味について理解する. 事後学習・事前学習
授業内容を確認し,課題を利用して減衰振動の取り扱いについて理解を深める.
さらに,教科書の2.3.1項のつづき(44-48ページ)と配付資料を予習しておく. 4時間
第6回
授業形態
対面
授業内容
6:対数減衰率と課題 対数減衰率の意味と減衰比の求め方について学習する. また,減衰波形の処理についての課題の説明を行う.
努力目標:対数減衰率の意味と減衰比の求め方をしっかり身につける. 事後学習・事前学習
課題を行うことで,対数減衰率の意味と減衰比の求め方の理解を深める.例題2.7と2.8を行うことで,授業内容を確認する.また,演習問題3を行うことで,理解度を確認し,不十分な点を補う.
教科書の2.3.2項と2.4節(48-53ページ)を予習しておく. 5時間
第7回
授業形態
対面
授業内容
7:クーロン摩擦と位相平面 クーロン摩擦のある系の振動問題の考え方と,位相平面の意味と有効性について学習する.
努力目標:課題の内容を確認することで,運動方程式の立て方と,減衰の取り扱いについて理解を深める. 事後学習・事前学習
授業内容を確認し,例題2.9と2.10を行うことで理解を深める.
さらに,教科書の2.5節(53-58ページ)を予習しておく. 4時間
第8回
授業形態
対面
授業内容
8:強制振動 減衰のない系に周期的な外力が作用する場合の強制振動について学習し,共振曲線の重要性について学習する.また,課題の説明を行う.
努力目標:強制振動の運動方程式と取り扱い,共振曲線の意味について理解する. 事後学習・事前学習
授業内容を確認し,演習問題4を行うことで理解を深める.
さらに,今までのまとめと,教科書の2.6節(58-62ページ)を予習しておく. 5時間
第9回
授業形態
対面
授業内容
9:中間試験と減衰がある系の強制振動 自由振動のまとめと確認を行い,減衰がある系に周期的な外力が作用する場合の強制振動について学習する.
努力目標:減衰がある系の強制振動と共振曲線の意味を理解する. 事後学習・事前学習
中間試験の内容を確認し,不十分な点を補う.また,章末問題2.11,2.12を行うことで理解を深める.
さらに,教科書の2.6.2項と2.7節(62-68ページ)を予習しておく. 5時間
第10回
授業形態
対面
授業内容
10:変位励振と振動絶縁 地震などのように床が振動する変位励振による強制振動と,振動が伝わらないようにするための振動絶縁の方法について学習する
努力目標:変位励振の取り扱いと,強制振動,振動絶縁の考え方を理解する. 事後学習・事前学習
授業内容を確認し,章末問題2.13-2.15を行うことで理解を深める.
さらに,教科書の6.1節と6.2節(175-181ページ)を予習しておく. 4時間
第11回
授業形態
対面
授業内容
11:振動計の原理 振動の大きさを計測する振動計と加速度計の原理について学習する.
努力目標:振動計の原理を理解し,種々の条件の共振曲線を整理し,理解を深める. 事後学習・事前学習
授業内容を確認し,章末問題6.1-6.3を行うことで理解を深める.
さらに,教科書の3.1節と4.1節(89-92ページ,115-117ページ)を予習しておく.また,数学系の科目で行った固有値問題について確認しておく. 4時間
第12回
授業形態
対面
授業内容
12:2自由度系の振動 質点が複数ある多自由度系の振動の基礎として,2自由度系の運動方程式の求め方と解法について学習する.また,多自由度系の振動の状態を表す固有円振動数と固有モードについて学習する.
努力目標:2自由度系の運動方程式の求め方と行列表現を理解し,固有円振動数と固有モードについて理解する. 事後学習・事前学習
授業内容を確認し,不十分な点を補う.
さらに,教科書の3.1.2項から3.3節(92-111ページ)を予習しておく. 5時間
第13回
授業形態
対面
授業内容
13:2自由度系の振動と動吸振器 2自由度系の強制振動について学習し,動吸振器についての考え方を理解する.
努力目標:2自由度系の強制振動について理解し,動吸振器の考え方を理解する. 事後学習・事前学習
授業内容を確認し,不十分な点を補う.
さらに,今までの授業の内容を確認し,理解不十分な点を再度確認する.たとえば,教科書の例題や,配付した関連問題,類似問題を改めて確認し,実際の理解度を確実なものにする. 4時間
第14回
授業形態
対面
授業内容
14:総合演習 今までの講義内容を整理し,「機械振動学」の基本事項の復習とまとめを行う.
努力目標:学習内容を確認し,理解を確実なものにする. 事後学習・事前学習
今までの授業の内容を確認し,理解不十分な点を補い,理解を確実なものとする.たとえば,教科書の例題や,配付した関連問題,類似問題を改めて確認し,理解度を確実なものにする.
2時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
15:授業の振り返り 機械振動学で学習してきた内容をまとめ,重要な項目について再確認を行う.また,期末試験の結果を確認し,理解不十分な点を再度確認し,理解を深める.
努力目標:授業の内容をまとめ,機械振動の理解を確実なものとする. 事後学習
今までの授業の内容と,期末試験の結果を確認し,理解不十分な点を再度確認する.たとえば,教科書の例題や,配付した関連問題,類似問題を確認し,期末試験で解くことができたかを踏まえて,実際の理解度を確認する.
2時間
成績評価の方法
授業に出席することが重要である.授業時間内に実施する中間試験(50%)と,定期試験期間内に実施する期末試験(50%)の結果を基に,理解度をA+,A,B,C,D,FのGradeで評価する.Grade D以上を合格とする.
ただし,演習や課題が不十分な場合は減点する.各学習・教育到達目標は,目標(1)は授業全体に関係するが,特に前半の基礎事項をしっかり理解することで,目標(2)は減衰要素を含む場合の問題について理解し,減衰波形に対する課題をしっかり行うことで,目標(3)は,強制振動についての問題と,共振曲線について整理し,理解することで,目標(4)は,最後の2自由度系の問題について理解することで,達成することができる.対応する授業の理解に加え,教科書の例題や章末問題,演習問題をしっかり行うことで,達成度を確認し,理解を確実にすることができる. 受講生へのフィードバック方法
講義科目であるが,演習を行うことで,授業内容の理解を確認する.講義の中で補足説明を行う.中間試験については,十分な確認を行い,理解を確実なものにする.
教科書
「基礎振動工学(第3版)」横山,日野,芳村共著(共立出版)
参考書
「振動学」北郷,露木共著(森北出版)
「機械システムのダイナミックス入門」CAIプログラム付,日本機械学会編 「機械力学 機構・運動・力学」三浦宏文他著(朝倉書店) オフィスアワー
火曜日14:20〜15:00新宿キャンパス高層棟1772室または1863室(機械力学研究室).
受講生へのメッセージ
前期の「機械力学及演習」の後を受け,振動についてより詳しく扱う科目である.講義科目であるが,演習問題を多く解くことで自分の理解度を確認し,講義内容をしっかり理解するよう努力してもらいたい.特に作業を伴う演習課題を課す予定でいる.必ず実施して理解を深めてもらいたい.なお,演習問題の解説にはできるだけ時間をとるようにしたいが,演習の授業ではないので,個々の対応は十分にできない.課題が出されたらばすぐに問題を解き,分かったところと,分からなかったところを確認して次の授業に臨んでもらいたい.また,演習問題の説明後に改めて問題を見直し,確実に理解するように努力してもらいたい.
実務家担当科目
Not applicable
実務経験の内容
教職課程認定該当学科
Department of Mechanical Engineering/Department of Mechanical Systems Engineering
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅲ3b/Ⅲ3c
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと
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