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Teacher name : 永野 宏志
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開講年度
2025Year
開講学期
Second Semester
科目名
Literature A
授業種別
Lecture
科目名(英語)
Literature A
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A0200652 Literature A
担当教員
null
単位数
2.0Credits
曜日時限
Tue.1Period
キャンパス
Hachioji Remote
教室
学位授与の方針
1 基礎知識の修得 50%
2 専門分野の知識・専門技術の修得 0% 3 汎用的問題解決力の修得 0% 4 道徳的態度と社会性の修得 50% 具体的な到達目標
人、社会、文化に関する基礎的知識をしっかりと身に付け、それに基づいて自身の考えを深めることができるようになる。社会的環境と照らし合わせながら、将来を展望する。
受講にあたっての前提条件
人、社会、文化に関する知識への関心をもっている。
授業の方法とねらい
※<本授業では、KU-LMSにて授業用の資料PDFを授業日前に配布し、KU-LMSにて小レポートの課題を提示する。ので、授業日内に「レポート」欄に200字以上で小レポートを提出していただく(間に合わない場合はQ&A欄で対応する)。以上のルーティンで進めていく点について、あらかじめご了承いただきたい。>
IT経済の進行によってリスク社会のただ中に投げ出され,不安定な生活を強いられる現代では,安心や快楽は一時的な回避にしか役立たない。リスクとセキュリティーによって管理されたこのサイバーな現実では,クリック一つで世界に繋がる一方,そこに繋がれない生きた体は日々声なき悲鳴をあげる。未来への恐怖が統計的に予測され,安全が押し売りされるこの生活世界は,どこか恐怖小説の人物たちがさまよう出口なしの時空に似ている。本講義では,土地に縛られた「Horror」からクラウド化し無差別になる「Terror(テロ)」に転回していく恐怖小説を扱い、産業革命と同時期に成立した経済学と恐怖小説の関係を、直線状の時間と平面的空間の活用の一例として考察する。日本の怪談や欧米のゾンビ映画の歴史、さらに宗教観の違いにまで遡る場合もあるが,講義の中心は1990〜2010年代である。日本の恐怖小説を中心に,欧米の恐怖小説との比較検討によって進行していく予定である。 不安と恐怖によってコントロールする物語パターンを覚え、それに備えた上で、リスクと管理に塗れるビッグデータ社会を自分のなかに見出し、この社会に抵抗力をつける基礎を身に着けることが目標である。 AL・ICT活用
Support for self-learning using ICT/Other
第1回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
事前学習
KU-LMSにて事前に配布する授業進行用の資料PDFを必ず通読しておく。
1時間
授業内容
『呪怨』(ビデオ版)を紹介し、PDFで提示されたキーワードを用いてこの作品の恐怖の特徴を分析し、KU-LMSのレポート欄に出題された小レポートに回答してレポート欄に投稿する。(時間外でも当日中は受付可)
テーマ:古典的恐怖(土地に限定される恐怖) 事後学習・事前学習
KU-LMSにて事前に配布する授業進行用の資料PDFを必ず通読しておく。
1時間
第2回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
『着信アリ』を紹介し、PDFで提示されたキーワードを用いてこの作品の恐怖の特徴を分析し、KU-LMSのレポート欄に出題された小レポートに回答してレポート欄に投稿する。(時間外でも当日中は受付可)
テーマ:現代的恐怖(土地に限定されない恐怖) 事後学習・事前学習
KU-LMSにて事前に配布する授業進行用の資料PDFを必ず通読しておく。
1時間
第3回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
『リング』を紹介し、PDFで提示されたキーワードを用いてこの作品の恐怖の特徴を分析し、KU-LMSのレポート欄に出題された小レポートに回答してレポート欄に投稿する。(時間外でも当日中は受付可)
テーマ:古典的恐怖から現代的恐怖への転換(写真からビデオテープへ) 事後学習・事前学習
KU-LMSにて事前に配布する授業進行用の資料PDFを必ず通読しておく。
1時間
第4回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
『CUBE』+『仄暗い水の底から』/を紹介し、PDFで提示されたキーワードを用いてこの作品の恐怖の特徴を分析し、KU-LMSのレポート欄に出題された小レポートに回答してレポート欄に投稿する。(時間外でも当日中は受付可)
テーマ:西洋的恐怖(血の演出)と日本的恐怖(水の演出)の違い 事後学習・事前学習
KU-LMSにて事前に配布する授業進行用の資料PDFを必ず通読しておく。
1時間
第5回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
『●REC』/を紹介し、PDFで提示されたキーワードを用いてこの作品の恐怖の特徴を分析し、KU-LMSのレポート欄に出題された小レポートに回答してレポート欄に投稿する。(時間外でも当日中は受付可)
テーマ:西洋的恐怖(血の演出)+現代的恐怖(感染の拡大) 事後学習・事前学習
KU-LMSにて事前に配布する授業進行用の資料PDFを必ず通読しておく。
1時間
第6回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
『エクソシスト』+『ドラキュラ』を紹介し、PDFで提示されたキーワードを用いてこの作品の恐怖の特徴を分析し、KU-LMSのレポート欄に出題された小レポートに回答してレポート欄に投稿する。(時間外でも当日中は受付可)
テーマ:西洋的恐怖(血の演出)の歴史を辿る 事後学習・事前学習
KU-LMSにて事前に配布する授業進行用の資料PDFを必ず通読しておく。
1時間
第7回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
『感染』を紹介し、PDFで提示されたキーワードを用いてこの作品の恐怖の特徴を分析し、KU-LMSのレポート欄に出題された小レポートに回答してレポート欄に投稿する。(時間外でも当日中は受付可)
テーマ:日本的恐怖(水の演出)+現代的恐怖(感染の拡大) 事後学習・事前学習
KU-LMSにて事前に配布する授業進行用の資料PDFを必ず通読しておく。
1時間
第8回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
『死国』+『輪廻』/を紹介し、PDFで提示されたキーワードを用いてこの作品の恐怖の特徴を分析し、KU-LMSのレポート欄に出題された小レポートに回答してレポート欄に投稿する。(時間外でも当日中は受付可)
テーマ:日本的恐怖(水の演出)の歴史を辿る 事後学習・事前学習
KU-LMSにて事前に配布する授業進行用の資料PDFを必ず通読しておく。
1時間
第9回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』+『パラノーマル・アクティビティ』を紹介し、PDFで提示されたキーワードを用いてこの作品の恐怖の特徴を分析し、KU-LMSのレポート欄に出題された小レポートに回答してレポート欄に投稿する。(時間外でも当日中は受付可)
テーマ:現代的恐怖の進化-ハンディカムとリスク社会- 事後学習・事前学習
KU-LMSにて事前に配布する授業進行用の資料PDFを必ず通読しておく。
1時間
第10回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
『パラノーマル・アクティビティ第2章 東京ナイト』/を紹介し、PDFで提示されたキーワードを用いてこの作品の恐怖の特徴を分析し、KU-LMSのレポート欄に出題された小レポートに回答してレポート欄に投稿する。(時間外でも当日中は受付可)
テーマ:現代的恐怖の進化-リスク社会のグローバル化- 事後学習・事前学習
KU-LMSにて事前に配布する授業進行用の資料PDFを必ず通読しておく。
1時間
第11回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
『予言』を紹介し、PDFで提示されたキーワードを用いてこの作品の恐怖の特徴を分析し、KU-LMSのレポート欄に出題された小レポートに回答してレポート欄に投稿する。(時間外でも当日中は受付可)
テーマ:現代的恐怖の進化-ゲーム的世界と出口内の恐怖- 事後学習・事前学習
KU-LMSにて事前に配布する授業進行用の資料PDFを必ず通読しておく。
1時間
第12回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
『クロユリ団地』を紹介し、PDFで提示されたキーワードを用いてこの作品の恐怖の特徴を分析し、KU-LMSのレポート欄に出題された小レポートに回答してレポート欄に投稿する。(時間外でも当日中は受付可)
テーマ:現代的恐怖の進化-ゲーム的世界とゼロ年代の悲惨な出来事の関係- 事後学習・事前学習
KU-LMSにて事前に配布する授業進行用の資料PDFを必ず通読しておく。
1時間
第13回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
補論(1) ホラーの応用としてのパニック作品について、古典的恐怖のパニック版として、感染系のパニック作品『アウトブレイク』、『感染列島』を紹介する。主人公が一人だったホラーの古典的物語パターンをパニック映画に活用すると、非常時には不透明な状況を一つの視点から一方的に伝えるので、逆に全体の状況が見えづらい、という点を確認する。
テーマ:パニック作品と古典的恐怖 事後学習・事前学習
KU-LMSにて事前に配布する授業進行用の資料PDFを必ず通読しておく。
1時間
第14回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
補論(2) 前回と同じくホラーの応用としてのパニック作品を紹介する。今回は現代的恐怖のパニック版として、感染系パニック作品『コンテイジョン』が、複数の主人公による群像劇パターンが、不透明な状況をある程度多角的に伝える役割を果たすことが可能である、という点を検討する。
テーマ:パニック作品と現代的恐怖 事後学習・事前学習
最終レポートを2500字以上で作成する。
4時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
まとめ・・・授業時間内にCorse Powerの最終レポート回収欄にて、最終レポートを回収する。
事後学習
この授業で視聴した全てのホラー作品を、夏休み期間中に再度視聴し終える。
6時間
成績評価の方法
毎回の授業時間内にKU-LMSのレポート欄に課題を出題するので、200字以上で小レポート作成し、授業日内に提出して毎回の平常点とする(50点)。さらに、学期末に2500字以上の最終レポートを作成し、最後の授業日内にCouse Powerに提出して、最終の学習達成度を評価する(50点)。両者を合わせて100点満点とし、S,A,B,C,D,Fに変換して相対評価する。
受講生へのフィードバック方法
毎回小レポートを回収した後に採点、集計、評価して週末まで講評をアップし、各自の評価を通知する。
また、Q&A欄にて質問を受け付ける。 教科書
指定教科書なし。対象とする小説は多岐にわたるので、毎回KU-LMSにて事前に授業進行用PDFを配布し、必要な文献はDVD等映像素材のURLなどを添付してそのつど示す。
参考書
荒俣宏『ホラー小説講義』(角川書店)、河合祥一郎編『幽霊学入門』(新書館)、P・ヴィリリオ他『恐怖』(Libro),D・ガードナー『リスクにあなたは騙される』(早川書房)、K・マルクス『資本論 』(全5冊)(大月書店)、U・ベック『世界リスク社会論』(ちくま学芸文庫)、戸田山和久『恐怖の哲学』(NHK出版新書)、マックス・ブルックス『ゾンビサバイバルガイド』(エンターブレイン)
オフィスアワー
KU-LMSにて、授業日の前後に。
受講生へのメッセージ
不透明でランダムに見える世界に面した場合、人は過去データから似たようなパターンを見つけようとする。この性質を用いて、多くのホラー作品の恐怖の中に、恐怖を与えるパターンを見つけ、恐怖を少しでも緩和して前に進む技法を身につけていただきたい。
実務家担当科目
Not applicable
実務経験の内容
教職課程認定該当学科
Not applicable
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅰ2b/A2b
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと
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