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Teacher name : FUJIKI Ryumei
Teacher name : 冬木 千枝
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開講年度
2025Year
開講学期
Second Semester
科目名
Information Processing for Architecture II
授業種別
Practice
科目名(英語)
Information Processing for Architecture II
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A1100811 Information Processing for Architecture II
担当教員
FUJIKI Ryumei,null
単位数
2.0Credits
曜日時限
後期(3Q)(Tue.4Period,Tue.5Period),後期(4Q)(Tue.4Period,Tue.5Period)
キャンパス
Shinjuku Campus
教室
A-0931建)建築設計室A
学位授与の方針
具体的な到達目標
受講にあたっての前提条件
授業の方法とねらい
必修科目ではなかなか実現できない世界基準のデジタル設計教育を目指す。
コンピュテーショナル・デザインの明確な定義やその本質—単なるデザイン補助ツールではなく、設計手法そのものを変革し、新たな創造性を生み出すものである—を、最終的な形態であるジェネレティブ(生成的)な設計過程を通じて体感してもらうことが狙いである。 「技術」「レジリエンス」「個性」の3つの視点を軸に、技術革新が進む近未来(2030年後半から2050年代)を舞台に、変化する環境や社会への適応力、そして文化的個性を融合させた実験的な空間提案を設計を通して提案してもらう。近年の日本の再開発ラッシュを背景に、SF映画でよく見るような典型的な未来像から脱却し、環境・社会レジリエンス(適応力・回復力)とヘドニスティック(快適さ・楽しさ)を兼ね備えた都市・建築の創造を目指す。さらに、新時代の日本の個性やアイデンティティを探求し、文化や生活の質の向上と未来の環境課題への対応を両立させた空間を提案することが課題の中心となる。 設計課題は規模と具体的な設計要件の異なる3つのシナリオから一つ選択することとする。用いるツールはRhinocerosとGrasshopperで、構成は以下フェーズ1−3を段階的に実施する。実際の設計演習課題への取り組みはフェーズ2から3にかけて段階的に進める。 フェーズ1 技術+理論│システムとパターン 短期課題1−3 生体模倣、数理システムなどの学際的知識の建築への応用の理解と前例学習とともに、それに対応する技術(Grasshopper中級程度の内容)を導入し、ジェネレティブ・デザインの実践の準備をする。短期課題は授業で学ぶ内容の復習と基本的な応用とする。 フェーズ2 応用│デザインプロトタイピング 設計課題1 設計を開始する。設計課題の初期作業(シナリオ選択、敷地分析やコンセプト提案など)を進める一方で、フェーズ1の内容を応用し、生成的な設計過程を促進するデザインプロトタイプにて設計課題1である概念設計(敷地と切り離し考える)を完成させ、その一部を3Dプリント模型に表現する。 フェーズ3 実践|設計演習 設計課題2 引き続き設計を続ける。フェーズ2で完成させた概念模型を敷地の具体的な条件や細かい設計要件に対応、建築模型へと発展させ、設計課題2を完成させる。 AL・ICT活用
Discussion Debate/Group Work/Presentation/Support for self-learning using ICT
第1回
授業形態
対面
事前学習
RhinocerosとGrasshopperを使用した模型制作とアルゴリズミックモデリングの復習
2時間
授業内容
◇科目導入と全課題概要および短期課題の説明
◇コンピュテーショナル・デザイン講義 *技術要件の解説とRhinoceros とGrasshopper (GH)の復習 事後学習・事前学習
□設計課題のテーマ考察
□前例研究の方法を学び、興味のある前例を探し選ぶ □3D模型技術を各自チュートリアルなどで補完する 2時間
第2回
授業形態
対面
授業内容
*システムとデザインパターン① (GH)
全体・個人指導(短期課題) 事後学習・事前学習
□前例研究を開始し、ロジックをダイアグラムにまとめる
□デザインパターン①による簡単なプロトタイプ作成(GH) 2時間
第3回
授業形態
対面
授業内容
*システムとデザインパターン② (GH)
全体・個人指導(短期課題) 事後学習・事前学習
以下設計課題に関する内容の発展をする
□テーマとペアの最終決定 □敷地調査の実施、敷地模型と敷地平面図の準備 □コンセプトや建築プログラムとその構成選定 3時間
第4回
授業形態
対面
授業内容
★ 短期課題:提出及び講評
事後学習・事前学習
以下設計課題に関する内容の発展をする
□テーマとペアの最終決定 □敷地調査の実施、敷地模型と敷地平面図の準備 □コンセプトや建築プログラムとその構成選定 3時間
第5回
授業形態
対面
授業内容
◇設計課題説明
全体・個人指導(設計課題:プロトタイプの構想図、コンセプトボードと設計スキーム) *テーマ毎のアイデアソン 事後学習・事前学習
□プロトタイプの構想図の考察開始(問題定義、コンセプト、設計スキーム、概念モデルの例)
□コンセプトがどのような設計スキームで達成されうるかを考察、ダイアグラムに描き表す(パラメーターと質の関連性の明示) 3時間
第6回
授業形態
対面
授業内容
全体・個人指導(設計課題:設計スキームとプロトタイプ)
事後学習・事前学習
□システムまたは独自のアルゴリズムによる設計スキームの開発または調整(GH)
□プロトタイプの特性を考察、バリエーションの作成開始 3時間
第7回
授業形態
対面
授業内容
全体・個人指導(設計課題:プロトタイピング—反復バリエーションスタディ)
事後学習・事前学習
□反復作業により3つ以上のバリエーションの作成、比較する
3時間
第8回
授業形態
対面
授業内容
全体・個人指導(設計課題:プロトタイピング—反復バリエーションスタディ)
事後学習・事前学習
□プロトタイプの特性を決定、最終バリエーションを概念模型として準備する
□建築プログラムの構成の再確認 □概念模型を敷地におき、設計要件(建築プログラムや寸法)との互換性・調整内容の分析の開始 3時間
第9回
授業形態
対面
授業内容
全体・個人指導(設計課題:概念模型から建築模型へ−設計要件との統合)
事後学習・事前学習
□敷地模型上のマススタディで規模の把握
□概念模型を設計要件に合わせて建築模型として発展させる □プロトタイプの特性を生かすよう工夫案を考える 3時間
第10回
授業形態
対面
授業内容
全体・個人指導(設計課題:概念模型から建築模型へ−設計要件との統合)
★設計課題1:3Dプリント概念模型とA3ポスターの完成(模型の暗室での写真撮影も含む) 事後学習・事前学習
□同上
□総平面図、平面図、断面図の草案を模型から取り出し、図面と模型との互換性を分析、図面と模型両方向からの設計調整 3時間
第11回
授業形態
対面
授業内容
全体・個人指導(設計課題:A1ポスターと図面の発展)
事後学習・事前学習
□ポスターの構成案作成
□図面、ダイアグラム、レンダリングの作成 3時間
第12回
授業形態
対面
授業内容
全体・個人指導(設計課題:A1ポスターと図面の発展)
事後学習・事前学習
□図面、ダイアグラム、レンダリングの作成
□ポスターの作成 3時間
第13回
授業形態
対面
授業内容
★設計課題2:提出及び講評(朝10時までに提出のこと)
事後学習・事前学習
講評会の準備
3時間
第14回
授業形態
対面
授業内容
講評会
事後学習・事前学習
なし
3時間
第15回
授業形態
対面
授業内容
RhinocerosとGrasshopperのオンデマンド
事後学習
□3D模型技術の補完
3時間
成績評価の方法
主体制、チャレンジ精神と日頃の着実な努力を重視する。
課題の評価基準は以下を参考にする。 1.技術 2.独創性と応用力(成果物のアイデアやデザインロジックとの一貫性) 3.表現力(レンダリング、3Dプリントや作品集) から総合的に評価する。2回に渡る講評会の出席と全ての課題を提出することが単位認定の必須条件であり、Grade D 以上の者を合格とする。 発表と提出物:Notion上の実技課題1−3、設計課題1と2、とそれらに関する講評会の発表 受講生へのフィードバック方法
個別指導や講評会でのプレゼンテーション時に直接評価を与える。
教科書
指定教科書なし。教科書は特に指定せず必要に応じて資料を配布する。
参考書
堀川淳一郎著 『Parametric Design with Grasshopper 増補改訂版 建築/プロダクトのための、Grasshopperクックブック』
オフィスアワー
授業終了後、メール(cfuyuki@gmail.com)での質問またはZoomでの相談をうける。
Zoomで相談したい場合は、事前にメールで連絡をとり、約束を取り付けること。 受講生へのメッセージ
・本科目はWindows版のRhinoceros8.0を使用し実技講習を行う。学生は可能な限り同様の環境で受講するようにお願いする。特に、Mac版とWindows版は異なる部分もあるので、注意してほしい。ただし、Mac版でも受講可能である。
・以下のアプリやノート・情報共有システムを積極的に使用し、作業効率を上げたり、自分の作品を世界と積極的に共有したりしていく習慣を身につけることを勧める。基本使用であれば無料で使えるものばかりで、学期が始まる前に興味のある学生はアカウントを準備しておく。 コミュニケーション(資料共有やアイデア交換など):Discord マッピングとダイアグラム作成:Miro, Obsidian ノート作成、課題オンライン発表:Notion, Obsidian ブレインストーミングと前例研究:Pinterest, 生成ビジョンAI (Dalle, SD/MidJourney) 補助教材: YouTube, 生成言語AI 実務家担当科目
Applicable
実務経験の内容
建築設計および海外での勤務経験のある教員が、実務経験を活かし、コンピュテーショナル・デザイン手法について講義する。
教職課程認定該当学科
Department of Architecture
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目である
教育課程コード
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと
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