Syllabus data

開講年度
2025Year
開講学期
First Semester
科目名
Social Thoughts A
授業種別
Lecture
科目名(英語)
Social Thoughts A
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A1901394 Social Thoughts A
担当教員
TAKEGUCHI Hayato
単位数
2.0Credits
曜日時限
Fri.1Period
キャンパス
Hachioji Remote
教室

学位授与の方針
1 基礎知識の修得 50%
2 専門分野の知識・専門技術の修得 0%
3 汎用的問題解決力の修得 0%
4 道徳的態度と社会性の修得 50%
具体的な到達目標
人、社会、文化に関する基礎的知識をしっかりと身に付け、それに基づいて自身の考えを深めることができるようになる。社会的環境と照らし合わせながら、将来を展望する。
受講にあたっての前提条件
人、社会、文化に関する知識への関心をもっている。
授業の方法とねらい
 人間は社会の中で生きていくわけですが、社会で生きていくという時の二つの側面にこの講義では着目します。一つは「働く」ということです。企業や官公庁などに勤め、あるいは自分自身の力のみで働き、モノやサービスなどを生み出します。もう一つは「消費」するということです。生きていくため、あるいは自分にとって望ましい生き方ができるために必要なモノやサービスを入手します。その入手に必要なお金を人は働くことで得ており、そのお金はやサービスがつくられる元手になります。
 このようにお金とモノやサービスの循環が生じている社会ですが、それぞれの局面で様々な問題が生じています。企業では、さまざまな不祥事が生じています。たとえば、検査不正や品質不正などがわが国の企業でも散見されましたが、それは日本のモノづくりの根幹を揺るがす問題と言っても過言ではありませんし、広い意味で工学に携わる皆さんにとっても大きな問題です。働く現場では、ブラック企業の問題とその対策や働き方改革の進展、コロナ禍など、ここ数年で働き方が変容しつつあります。消費についても環境にいいものを消費する動きや、人権問題に配慮した労働環境で作られた製品の消費といった倫理的な側面がクローズアップされたり、消費の形態も多様化(モノ・コト・トキ・イミなど)が進んでいます。このように、社会におけるさまざまな局面で考えるべき事項が増えつつあります。
 この講義では、それらについて「思想」という切り口で考えてみようとするものです。つまり、そもそも「企業」「労働」「消費」とはどのようなものであり、どのようにあるべき(どのようにあるべきでない)ものなのでしょうか。そういったことを現状の実態もふまえながら、「企業」「労働」「消費」を切り口に物事を「そもそも...」と考えてみようというものです。特に、「社会思想」となると、誰々の考えでは〜、となりがちですが、そういったことはこの講義ではせず、現実の事象に焦点を当てることに重きを置き、社会の動きを理解すると共に社会の一員としてみなさん自身どうあるべきかを考えるきっかけを提供する講義になります。

(授業の方法)
[講義の形式]
オンデマンド形式で行います。内容ごとに複数に分割した動画(mp4ファイル20分×4程度)と講義資料(pdf)を各回で共有します。必要に応じて動画を一纏めにしたものも共有します。

[講義の構成]
教科書の内容や授業資料に沿って、社会情勢や社会問題などに関するニュース、各種統計も交えつつ社会思想の観点から企業活動・労働・消費に関する思想を紹介します。動画の最後に簡単な問題を設ける回もつくる予定です。講義の課題はKU-LMSで課し、講義内容の理解に関する問題をテスト形式やレポート形式で扱います。

[課題]
・教科書で扱う内容に関する回には小レポートを課し、提出分にはフィードバックを行う予定です
・毎回、講義内容に即した質問やコメントを募り、提出分にフィードバックも行う予定です。
・各テーマが終わるとレポートを課します。

(授業のねらい)
・社会思想を通じて、企業の活動のあり方や不正が生じるメカニズムを理解できるようになる。そこから、自分自身が企業で働く際にどう働くべきかを考えられるようになる。
・社会思想を通じて、企業にとっての労働者の意義や働き方のあり方を理解できるようになる。そこから、自分自身が企業で働く際にどう働くべきかを考えられるようになる。
・社会思想を通じて、消費の意義やそのあり方を理解できるようになる。そこから、自分自身が消費活動をする際にどのように行動すべきかを考えられるようになる。

(補足)
 この講義では経済現象や経済活動について思想的観点から考えることをテーマとしますが、経済現象の分析ツール、たとえばゲーム理論、マクロ経済と科学技術のかかわりの詳細、金融システムの仕組みなど、より詳しく経済分析のツールとしての経済学に関心のある方は「経済学A」を、貧困・格差問題や経済政策のあり方、経済社会はどう「あるべき」か、そういった規範的テーマに関心のある方は、「経済学B」の履修をお勧めします。経済学Bは社会思想Aと教科書が一緒です。これらを合わせて履修すると、経済社会に関する考えを深めることができるようになります。もちろん、この講義はこれらの履修を前提とするものではありません。
AL・ICT活用
Support for self-learning using ICT/Other

第1回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
事前学習
※時間配分はあくまで目安であり,配分などは各人の判断に委ねます.
【第1回の事前学習:90分】
・シラバスの内容を(大まかで構わないので)確認する
・講義を受けるまでに第1回事前課題(レポート形式)「企業、働き方、消費についてそれぞれどのようなイメージを持っているか」に取り組む
1.5時間
授業内容
(01)ガイダンス
講義ガイダンス / 社会思想とは / 社会思想と経済倫理 / 企業・労働・消費
事後学習・事前学習
【第1回の事後学習:90分】
・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書序章を復習する
・分からないことがあれば、それについて質問をする

【第2回の事前学習:60分】
・教科書第1章を予習する
2.5時間
第2回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
(02)企業の営利追求は倫理的に悪いことなのか?
前回のおさらい / 近年の企業不祥事 / 企業の論理 / 企業の論理と経済倫理 
事後学習・事前学習
【第2回の事後学習:90分】
・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書第1章を復習する
・分からないことがあれば、それについて質問をする
・次回講義までに第2回課題に取り組む

【第3回の事前学習:60分】
・第3回配布資料が事前に公開されていれば、それを事前に確認しておく
2.5時間
第3回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(03)企業はなぜ不祥事を起こしてしまうのか?
組織不正の危うさと正しさ / 燃費不正問題 / 品質不正問題 / 正しさをどう考えるか
事後学習・事前学習
【第3回の事後学習:60分】
・講義動画や資料を復習する
・分からないことがあれば、それについて質問をする

【第4回の事前学習:60分】
・教科書第2章を予習する
2時間
第4回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(04)企業にはいま何が求められているのか?
企業の社会的責任 / 企業のあり方と利益追求 / 企業管理のあり方とCSR / CSRからCSV
事後学習・事前学習
【第4回の事後学習:90分】
・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書第2章を復習する
・分からないことがあれば、それについて質問をする
・次回講義までに第4回課題に取り組む

【第5回の事前学習:90分】
・第5回配布資料が事前に公開されていれば、それを事前に確認しておく
・レポート1「企業を1社選び、どのような社会貢献活動あるいはSDGsに向けた取り組みを行っているか調べる」(仮)の準備をする
※ 800字程度以上を予定
※ レポートの内容については仮で、変更する恐れがあり。
3時間
第5回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
(05)企業はどのようにして社会的役割を果たしているのか?—SDGsを例に—
CSVからSDGs / SDGsについて / SDGsをめぐる企業の動き / 企業にとってのSDGs
事後学習・事前学習
【第5回の事後学習:90分】
・講義動画や資料を復習する
・分からないことがあれば、それについて質問をする
・レポート1「企業を1社選び、どのような社会貢献活動あるいはSDGsに向けた取り組みを行っているか調べる」(仮)の準備を進める

【第6回の事前学習:90分】
・これまでのおさらいをする
・レポート1「企業を1社選び、どのような社会貢献活動あるいはSDGsに向けた取り組みを行っているか調べる」(仮)に取り組む
※ 800字程度以上を予定
※ レポートの内容については仮で、変更する恐れがあり。
3時間
第6回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
(06)2〜5回のまとめ
事後学習・事前学習
【第5回の事後学習:150分】
・講義動画や資料を復習する
・分からないことがあれば、それについて質問をする
・レポート1「企業を1社選び、どのような社会貢献活動あるいはSDGsに向けた取り組みを行っているか調べる」(仮)を締め切りまでに仕上げる
※ 800字程度以上を予定
※ レポートの内容については仮で、変更する恐れがあり。

【第6回の事前学習:60分】
・教科書第4章を予習する
3.5時間
第7回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(07)労働者は企業にとってどのような存在なのか?
労働の現状(日本) / 労働をめぐる諸問題 / 学生と働き方
事後学習・事前学習
【第7回の事後学習:90分】
・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書第4章を復習する
・分からないことがあれば、それについて質問をする
・次回講義までに第7回課題に取り組む

【第8回の事前学習:60分】
・教科書第5章を予習する
2.5時間
第8回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(08)労働者にとって労働とはどれほど大切なものなのか?
企業にとっての労働者 / 労働社会とは / 労働社会の問題 / 労働社会からの転換
事後学習・事前学習
【第8回の事後学習:90分】
・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書第5章を復習する
・分からないことがあれば、それについて質問をする
・次回講義までに第8回課題に取り組む

【第9回の事前学習:90分】
・第9回配布資料が事前に公開されていれば、それを事前に確認しておく
・レポート2「あなたは何を生きがいとし、どのような職種・職場環境で働きたいか。また、レポート1で調べた企業はどのような働き方を実現しようとしているか調べる」(仮)の準備をする
※ 800字程度以上を予定
※ レポートの内容については仮であり、変更する恐れがあり。
3時間
第9回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(09)労働者はどうやって生活の質を向上しようとしているのか?
労働社会からの転換 / 働き方のあり方 / ディーセントワークに向けて / ディーセントワークの条件
事後学習・事前学習
【第9回の事後学習:90分】
・講義動画や資料を復習する
・分からないことがあれば、それについて質問をする
・レポート2「あなたは何を生きがいとし、どのような職種・職場環境で働きたいか。また、レポート1で調べた企業はどのような働き方を実現しようとしているか調べる」(仮)の準備を進める

【第10回の事前学習:90分】
・これまでのおさらいをする
・レポート2「あなたは何を生きがいとし、どのような職種・職場環境で働きたいか。また、レポート1で調べた企業はどのような働き方を実現しようとしているか調べる」(仮)に取り組む
※ 800字程度以上を予定
※ レポートの内容については仮で、変更する恐れがあり。
3時間
第10回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(10)7〜9回のまとめ
事後学習・事前学習
【第10回の事後学習:120分】
・講義動画や資料を復習する
・分からないことがあれば、それについて質問をする
・レポート2「あなたは何を生きがいとし、どのような職種・職場環境で働きたいか。また、レポート1で調べた企業はどのような働き方を実現しようとしているか調べる」(仮)を締め切りまでに仕上げる
※ 800字程度以上を予定
※ レポートの内容については仮で、変更する恐れがあり。

【第11回の事前学習:90分】
・教科書第6章を予習する
3.5時間
第11回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(11)消費者に求められている消費のあり方はどのようなものなのか?
消費と消費社会 / 消費社会の問題 / 消費者の責任と権利 / 倫理的消費(エシカル消費)へ
事後学習・事前学習
【第11回の事後学習:90分】
・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書第4章を復習する
・分からないことがあれば、それについて質問をする
・次回講義までに第11回課題に取り組む

【第12回の事前学習:60分】
・第12回配布資料が事前に公開されていれば、それを事前に確認しておく
2.5時間
第12回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(12)消費者はどのような消費活動を行っている(きた)のか?
消費者主権の確立 / 消費から生活へ / 顧客の満足 / 消費の新たな潮流
事後学習・事前学習
【第12回の事後学習:60分】
・講義動画や資料を復習する
・分からないことがあれば、それについて質問をする

【第13回の事前学習:90分】
・第13回配布資料が事前に公開されていれば、それを事前に確認しておく
・レポート3「あなたの身のまわりにあるエシカル消費について調べる」(仮)の準備をする
※ 800字程度以上を予定
※ レポートの内容については仮であり、変更する恐れがあり。
2.5時間
第13回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(13)消費者の新たな消費のあり方としてどんなものがあるのか?
SDGsと消費 / 消費者としてのかかわり方 / エシカル消費の実例
事後学習・事前学習
【第13回の事後学習:90分】
・講義動画や資料を復習する
・分からないことがあれば、それについて質問をする
・レポート3「あなたの身のまわりにあるエシカル消費について調べる」(仮)の準備を進める

【第14回の事前学習:90分】
・これまでのおさらいをする
・レポート3「あなたの身のまわりにあるエシカル消費について調べる」(仮)に取り組む
※ 800字程度以上を予定
※ レポートの内容については仮で、変更する恐れがあり。
3時間
第14回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(14)11〜13回のまとめ
事後学習・事前学習
【第14回の事後学習:90分】
・講義動画や資料を復習する
・分からないことがあれば、それについて質問をする
・レポート3「あなたの身のまわりにあるエシカル消費について調べる」(仮)を進める

【第15回の事前学習:90分】
・これまでのおさらいをする
・レポート3「あなたの身のまわりにあるエシカル消費について調べる」(仮)を進める
※ 800字程度以上を予定
※ レポートの内容については仮で、変更する恐れがあり。
3時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(15)総まとめ
事後学習
【第15回の事前学習:240分】
・これまでのおさらいをする
・第15回課題(レポート形式)「この講義を通じて企業、働き方、消費についてそれぞれどのようなイメージを持つようになったか」に取り組む
・レポート3「あなたの身のまわりにあるエシカル消費について調べる」(仮)を締め切りまでに仕上げる
※ 800字程度を予定
※ レポートの内容については仮で、変更する恐れがあり。
4時間

成績評価の方法
以下の評価対象は、すべてKU-LMS上で出します。

・小レポート課題:40%(6%×5回、5%×2回):第1回前の課題と第15回後の課題は解答必須
※レポート形式の課題については、以下をチェックして点数を評価します。
・講義で学んだことを理解できているか       (1%)
・継続的・自発的・計画的な学習ができているか   (1% or 2%)※第1回は自発的・計画的な学習ができているかによって判断
・自分の考えを明確にできているか          (1%)
・自分の言葉で論理的な文章表現ができているか   (1%)
・日本語として自然な文章表現ができているか    (1%)

※上記課題を出さない週には別にレポート課題準備に向けた課題などを出すこともありますが、それは自主的な取り組み扱いで、加点要素として評価します。
※これとは別に毎回コメントや感想、質問を募りますが、それは自主的な取り組み扱いで、加点要素として評価します。

・レポート課題 :60%(20%×3回)企業、労働、消費のテーマごとに実施
※レポートについては、以下をチェックして点数を5段階(0〜4%)で評価します。
・講義で学んだことを理解できているか       (4%)
・継続的・自発的・計画的な学習ができているか   (4%)
・自分の考えや調べたことを明確にできているか    (4%)
・自分の言葉で論理的な文章表現ができているか   (4%)
・日本語として自然な文章表現ができているか    (4%)

 以上をふまえて、A(100〜90%)、B(89〜80%)、C(79〜70%)、D(69〜60%)として絶対評価を行います。各動画の最後に設けるかもしれない簡単な問題への取り組みや、意義ある質問・コメントなどもふまえて総合的に成績を勘案した上で、Aの中でも特に優れた成績の方をA+として評価します。課題は多いですが、ちゃんと課題をこなしたらちゃんと評価される講義です。なお、提出した課題が仮にすべて満点だとしても60%未満となる場合、各回の課題やレポートの答案から生成AIの多用や複数の剽窃などが見られた場合、継続的・自発的・計画的な学習をしていないので課題の点数が悪いことが明確な場合はF(不合格)として評価します。
 
 また、理由なく課題提出が締め切りに遅れた回数2回で、うち1回を提出していないものとして評価します。1回分のみの未提出は締め切りから遅れた度合いによっても減点します。やむを得ないと判断される理由によって課題に取り組めない場合は、その課題を成績評価から除外して残りの課題で評価を行います。やむを得ないと判断される理由によって締め切りまでに課題に取り組めなかった場合は、その課題を締め切りまでに提出したものとして評価を行 います。これらについては、必ず担当教員に報告・相談してください。こちらでやむを得ないかどうか判断します。
 
 さらに、得点を良い方から順に並べて、履修者全体のうちFの学生の割合と同じ分だけ成績上位の学生をA+と評価し、残りの合格者で成績の良い上位25%をA、次に成績の良い25%をB、その次に成績の良い25%をC、最後の25%をDとして相対評価も行います。
 
 絶対評価と相対評価のいずれかでより良い成績評価を最終成績とします。
受講生へのフィードバック方法
毎回、講義内容に関する質問やコメントを受け付け、それにフィードバックを講義動画内で行う予定

教科書
以下のテキストを必ず入手すること
永合位行・鈴木純. 2018. 現代社会と経済倫理. 有斐閣.
※この講義では教科書の前半の内容を扱い、後半の内容は「経済学B」で扱います。
参考書
この講義の内容に関係する参考書を挙げますが、もちろん購入などは不要です。
各回の内容と関連する参考書として、以下があります。
・柘植尚則『プレップ経済倫理学』(弘文堂、2014年)、『プレップ倫理学 増補版』(弘文堂、2021年)

(第2〜5回全般)
・梅津光弘『ビジネスの倫理学 (現代社会の倫理を考える 第 3巻)』(丸善、2002年)
・高浦康有・藤野真也『理論とケースで学ぶ 企業倫理入門』(白桃書房、2022年)
・日本経営倫理学会編『経営倫理入門ーサステナビリティ経営をめざして』(文眞堂、2023年)
・本橋潤子『人と組織がいきる倫理マネジメント: 仕事の有意味感からの探究』(白桃書房、2023年)

特に第2・3回
・ダニエル・カーネマン、オリヴィエ・シボニー、キャス・R・サンスティーン(村井章子 訳)『NOISE 上・下: 組織はなぜ判断を誤るのか?』(早川書房、2021年)
・中原翔『組織不正はいつも正しい ソーシャル・アバランチを防ぐには』 (光文社、2024年)

特に第4・5回
・蟹江憲史『SDGs(持続可能な開発目標)』(中央公論新社、2020年)
・南博・稲場雅紀『SDGs−危機の時代の羅針盤」(岩波書店、2020年)

(第7〜9回全般)
・工藤律子『働くことの小さな革命 ルポ 日本の「社会的連帯経済」(集英社、2025年)
・黒田光太郎、戸田山和久、伊勢田哲治編『誇り高い技術者になろう[第2版]—工学倫理ノススメ—』(名古屋大学出版会、2012年)
・田中朋弘『職業の倫理学 (現代社会の倫理を考える 第 5巻)』(丸善、2002年)
・牧野百恵『ジェンダー格差-実証経済学は何を語るか』(中央公論新社、2023年)

(第11〜13回全般)
・橋本努『消費ミニマリズムの倫理と脱資本主義の精神』(筑摩書房、2021年)
・橋本編『ロスト欲望社会: 消費社会の倫理と文化はどこへ向かうのか』(勁草書房、2021年)
・間々田孝夫、藤岡真之、水原俊博、寺島拓幸『新・消費社会論』(有斐閣、2021年)
・満薗勇『消費者と日本経済の歴史-高度成長から社会運動、推し活ブームまで』(中央公論新社、2024年)

オフィスアワー
 質問などについては、基本的には講義前後の時間、あるいはメール(ft13755@ns.kogakuin.ac.jp)もしくはKU-LMSの質問登録から受け付けます。面と向かって質問できるようにオフィスアワーも次のように指定しますが、必ず事前に連絡をお願いします。急に研究室に来られても不在の可能性があります。
【オフィスアワー:要事前連絡】
・木曜日14:30-16:30        @新宿キャンパス 27階2712研究室(GoogleMeet や Zoomも可) 
・金曜日11:20-11:50、15:50-16:50  @八王子キャンパス1号館1E-301研究室(GoogleMeet や Zoomも可) 
・上記以外 GoogleMeet あるいは Zoomにて対応
※対面でのオフィスアワーの場所を私の研究室にしていますが、八王子なら2号館2階、新宿なら地下1階のラーニングコモンズなどで対応する予定です
受講生へのメッセージ
 企業の不祥事は、お金の面での不祥事もあれば技術面での不祥事も存在します。後者は特に検査の不正や改ざんなど、皆さんが技術者として今後働く上で関係してくる問題です。また、企業による社会貢献や働き方のあり方を考えるのは、大学を出てから社会人として働く上で考えるべき事項ですし、消費のあり方に至ってはモノやサービスを購入することで生活を可能にする我々全員が関係してくる問題です。このように、この講義で扱う問題は皆さんのこれからにも関係してくるので、この講義を履修することは皆さんの生活や今後のあり方を考えることにも直結します。それを今後社会人として活躍する皆さんが知っておいて損することはありません。

 工学院大学の皆さんが、この講義をふまえて、企業・労働・消費のあり方を考え、その内容をふまえて他者への思いやりを持ってどのように行動すべきか自律的かつ自発的に考えられる立派な社会人となることができるような一助をできたらと思います。

実務家担当科目
Not applicable
実務経験の内容

教職課程認定該当学科
Not applicable
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅰ2b/A2b
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと