Syllabus data

開講年度
2025Year
開講学期
First Semester
科目名
City Planning
授業種別
Lecture
科目名(英語)
City Planning
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A2000029 City Planning
担当教員
NOZAWA Yasushi
単位数
2.0Credits
曜日時限
Fri.2Period
キャンパス
Hachioji Remote
教室
.,1N-338講義室

学位授与の方針
1 基礎知識の修得   0 %
2 専門分野の知識・専門技術の修得   100 %
3 汎用的問題解決力の修得   0 %
4 道徳的態度と社会性の修得   0 %
具体的な到達目標
(1)都市計画とはどのようなものであるか、その役割や枠組み、歴史的背景を理解している。
(2)身近な都市の問題点や良い点を的確に捉えて、指摘することができる。
(3)具体的な都市の計画図書を読み解くことのに必要な基礎知識を身につけている。
受講にあたっての前提条件
建築のみならず都市・まちにも関心を持ち、建築を都市を構成する要素と捉えることができていること
授業の方法とねらい
この授業のねらいは、
・都市とは何かに目を向け、その上で都市計画とはどのようなものなのか、その概要や基本的な枠組みを理解すること。
・建築を学ぶにあたって、建築そのものの敷地だけではなく、その周辺環境に広く目を向けることの重要性を知ること。
の2点である。
授業は概ね指定の教科書および追加資料を用いて進める。
AL・ICT活用
Not used

第1回
授業形態
ハイブリッド
事前学習
指定の教科書の構成を確認し、「都市計画」で何を学ぶかをイメージしておく。
身の回りの都市の良いところ・悪いところを考えてみる。
教科書の目次およびpp.1-3を熟読して、構成を理解しておく。
1時間
授業内容
この講義を通して何を学ぶか、何のために「都市計画」を学ぶ必要があるのか、他の講義科目・設計演習科目とどのような関係にあるか、等を解説する。
また、普段抱いている都市に対する疑問などを明確にして、この後の授業への問題意識を醸成する。
事後学習・事前学習
(【第1回】の事後学習)
この回で学んだ内容をもとに、自ら課題を設定して、自分で調べたり、考えたりする。
例えば、
・自分が住んでいる街や出身都市の特徴や問題点 など
(【第2回】への事前学習)
自分が住んでいる街や出身都市の人口や都市問題を調べてみる。また、教科書pp.11-17を熟読して内容を理解しておく。
2時間
第2回
授業形態
ハイブリッド
授業内容
都市とは?都市計画とは?を考える
:都市の理解、都市計画の意義・実現手法、人口集中地区
事後学習・事前学習
(【第2回】の事後学習)
この回で学んだ内容をもとに、自ら課題を設定して、自分で調べたり、考えたりする。
例えば、
・自分が住んでいる街や出身都市の都市問題、人口問題 など
(【第3回】への事前学習)
教科書pp.17-22を熟読し、内容を理解する。Googleなどを通して、扱われている事例の現在の様子を知る。
2時間
第3回
授業形態
ハイブリッド
授業内容
都市計画の近代史1
:田園都市、近隣住区論、K.リンチの「都市のイメージ」(都市の把握)等
事後学習・事前学習
(【第3回】の事後学習)
この回で学んだ内容をもとに、自ら課題を設定して、自分で調べたり、考えたりする。
例えば、
・講義に出てきた事例都市の現状(Google Mapで把握するとか) など
(【第4回】への事前学習)
pp.29-30を熟読し、内容を理解する。自分の居住都市や出身都市の都市計画マスタープランを、インターネットを通じて入手して読む。
2時間
第4回
授業形態
ハイブリッド
授業内容
都市計画の近代史2
:近代都市計画の発祥と日本での発展
都市計画法の体系
:都市計画法、マスタープラン
事後学習・事前学習
(【第4回】の事後学習)
この回で学んだ内容をもとに、自ら課題を設定して、自分で調べたり、考えたりする。
例えば、
・自分の居住都市や出身都市の都市計画マスタープランの内容 など
(【第5回】への事前学習)
教科書pp.25-29を熟読し、内容を理解する。自分の居住都市や出身都市の都市形成プロセスを調べてみる。
2時間
第5回
授業形態
ハイブリッド
授業内容
都市形成プロセスと都市の把握
:都市の形成、ニュータウン
事後学習・事前学習
(【第5回】の事後学習)
この回で学んだ内容をもとに、自ら課題を設定して、自分で調べたり、考えたりする。
例えば、
・自分の知っている地区の地図を用意し、都市のイメージの要素を盛り込んだ概念図を作成してみる など
(【第6回】への事前学習)
教科書pp.29-51を熟読し、内容を理解する。自分の居住都市や出身都市の都市計画図を入手して読み取る。表現方法を学ぶ。
2時間
第6回
授業形態
ハイブリッド
授業内容
土地利用計画と建築物のコントロール
:区域区分、地域地区、密度・用途・形態、形態規制
事後学習・事前学習
(【第6回】の事後学習)
この回で学んだ内容をもとに、自ら課題を設定して、自分で調べたり、考えたりする。
例えば、
・身近な都市の区域区分、地域地区等の指定
・形態規制の詳細(建築士試験の問題をやってみるとか) など
(【第7回】への事前学習)
教科書pp.52-64を熟読し、内容を理解する。自分の居住都市や出身都市の都市計画図から、地区計画がかけられている地区を抽出し、具体的な内容を調べてみる。
2時間
第7回
授業形態
ハイブリッド
授業内容
地区スケールの計画・ルール
:地区計画、建築協定 等
【重要】理解度確認ワークシート①の作成
:第1回〜第7回の講義内容の復習を行いながら、ワークシート①を完成させる。
事後学習・事前学習
(【第7回】の事後学習)
理解度確認ワークシート①で出題された内容を改めて確認する。
この回で学んだ内容をもとに、自ら課題を設定して、自分で調べたり、考えたりする。
例えば、
・地区計画等が適用されている地区の実例調査 など
(【第8回】への事前学習)
教科書pp.65-69を熟読し、内容を理解する。身近な都市では歩行者と自転車、自動車との関係はどうなっているか、実際の状況を観察する。
2時間
第8回
授業形態
ハイブリッド
授業内容
都市の再生と交通システム1
:街路空間・街路網、歩車分離、歩車共存、商業地区活性化と交通
事後学習・事前学習
(【第8回】の事後学習)
この回で学んだ内容をもとに、自ら課題を設定して、自分で調べたり、考えたりする。
例えば、
・先進的な交通システムを導入している都市の事例 など
(【第9回】への事前学習)
教科書pp.70-76を熟読し、内容を理解する。身近な交通問題や都市の人口減少に注目して、その問題の原因と解決策を考察する。
2時間
第9回
授業形態
ハイブリッド
授業内容
都市の再生と交通システム2
:総合的な交通政策、公共交通、駅前広場、自転車利用、コンパクトシティ
事後学習・事前学習
(【第9回】の事後学習)
この回で学んだ内容をもとに、自ら課題を設定して、自分で調べたり、考えたりする。
例えば、
・身近な都市の「立地適正化計画」
・コンパクトシティや交通政策の最前線の事例 など
(【第10回】への事前学習)
教科書pp.77-89を熟読し、内容を理解する。身近な公園・緑地・オープンスペースに行き、その機能や環境を調べてみる。キャンパスや自宅周辺で生産緑地を探し、その状況を知る。
2時間
第10回
授業形態
ハイブリッド
授業内容
都市と自然
:公園・緑地・オープンスペースの意義、都市公園、緑の基本計画、様々な公園等、生産緑地
事後学習・事前学習
(【第10回】の事後学習)
この回で学んだ内容をもとに、自ら課題を設定して、自分で調べたり、考えたりする。
例えば、
・八王子キャンパスもしくは自宅周辺の生産緑地
・生産緑地と周辺住宅地との関係         など
(【第11回】への事前学習)
教科書pp.90-99, 30-31を熟読し、内容を理解する。各種事業の身近な事例を実際に見て、その空間を学び取る。
2時間
第11回
授業形態
ハイブリッド
授業内容
市街地開発事業と都市再生
:土地区画整理事業、市街地再開発事業、開発許可、ミニ開発
事後学習・事前学習
(【第11回】の事後学習)
この回で学んだ内容をもとに、自ら課題を設定して、自分で調べたり、考えたりする。
例えば、
・八王子駅周辺の再開発事例
・再開発の計画書と実現した空間との関係  など
(【第12回】への事前学習)
教科書pp.100-112を熟読し、内容を理解する。自分が大地震に遭遇した時に、まず何をするか、また、災害時に家族とどのように連絡を取るか等を考え、相談してみる。
2時間
第12回
授業形態
ハイブリッド
授業内容
都市と防災
:災害、地域危険度、不燃領域率、ハザード、災害から守る、犯罪から守る
【重要】理解度確認ワークシート②の作成
:第8回〜第12回の講義の内容の復習を行う。
事後学習・事前学習
(【第12回】の事後学習)
理解度確認ワークシート②で出題された内容を改めて確認する。
この回で学んだ内容をもとに、自ら課題を設定して、自分で調べたり、考えたりする。
例えば、
・身近なまちの災害の危険性(ハザードマップを活用)
・災害発生時を想定して、その時の自らの対策を検討   など
(【第13回】への事前学習)
教科書pp.113-123を熟読し、内容を理解する。美しい景観、良好な景観とはどんなものか? 自分が行ったことのある街から考えてみる。
2時間
第13回
授業形態
ハイブリッド
授業内容
都市の景観まちづくり
:都市デザイン、景観の領域性、景観法
事後学習・事前学習
(【第13回】の事後学習)
この回で学んだ内容をもとに、自ら課題を設定して、自分で調べたり、考えたりする。
例えば、
・「良い景観」「悪い景観」とは何か?
・「良い景観」「悪い景観」の理由・原因   など
(【第14回】への事前学習)
教科書pp.124-135を熟読し、内容を理解する。身近なまちで行われている参加型まちづくりの事例を調査する。可能であれば、実際に参加してみる。
2時間
第14回
授業形態
ハイブリッド
授業内容
参加・協働のまちづくり
:計画プロセスと参加、ワークショップ、まちづくりの主体、コミュニケーション
講義全体のまとめにかえて
:都市再生の課題、居住環境の性能・水準(これからの都市・市街地像を考えるために)
事後学習・事前学習
(【第14回】の事後学習)
この回で学んだ内容をもとに、自ら課題を設定して、自分で調べたり、考えたりする。
例えば、
・参加・協働のまちづくりの具体的な適用事例
・参加・協働のまちづくりの効果検証(現場を歩いてみて)  など
(【第15回】への事前学習)
この講義全体を振り返り、特にキーワードなど重要なポイントを整理する。
2時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
ここまでの学習成果の振り返り、全体の復習
改めて、「都市」「都市計画」とはどのようなものかを考え直す。
具体的な都市を見ながら、学んだ内容を振り返るとともに、各自がそれぞれ選んだ都市で振り返られるようにガイドする。
事後学習
講義全体の振り返りを行い、ノートを整理する。
さらに、自身の学習成果を到達目標と比較して自己評価しておく。
また、それぞれに選んだ都市で学んだことを合わせて整理する。
2時間

成績評価の方法
毎回の授業に関するアンケート・質問の提出状況20%、授業中に実施する理解度確認ワークシート30%(15%×2回)、学期末試験(教室で実施予定)の得点50%によって成績を評価する。学期末試験は、授業期間外の「合同定期試験」として実施する。
A+〜Fの6段階評価でD以上の者を合格とする。
受講生へのフィードバック方法
講義内容に関する質問や意見に対するフィードバックは、次の回以降の授業の中で行う。
個人的な内容が含まれるものについては、その個人に直接メールなどでフィードバックする。

教科書
「初めて学ぶ都市計画 第三版」 饗庭伸・鈴木伸治・野澤康 編著(市ヶ谷出版社)
参考書
「都市計画第4版」川上光彦著(森北出版)
「都市計画学:変化に対応するプランニング」中島直人・村山顕人・高見淳史(学芸出版社)
「都市計画とまちづくりがわかる本」伊藤雅春・小林郁雄・澤田雅浩(彰国社)
「市町村の都市計画1〜3」日笠 端著(共立出版)    他、講義中に随時紹介する。
また、これらの書店や図書館で入手・閲覧可能な書籍に加えて、自治体発行の各種資料や新聞も参考としながら、学習してほしい。

オフィスアワー
前期 この授業の前後(授業実施の教室または3号館にて)、火曜日10:30〜11:30(新宿キャンパス26階A-2674号室にて)
後期 金曜日12:00〜12:30(新宿キャンパス26階A-2674号室にて)
それ以外でもメールでの事前連絡により対応可能であるが、基本的に新宿校舎での対応となる。(後期も同様)
E-mail;nozawa@cc.kogakuin.ac.jp
受講生へのメッセージ
断片的な用語の暗記ではなく、都市計画の大きな枠組みと様々な概念をしっかり理解して説明できるように学習を進めて下さい。
また、講義はただ単に聴くのではなく、自分の身近な都市と比較したり、具体的な空間をイメージしたりしながら、常に考えながら聴くと眠くならないですし、興味もわいてくると思います。各回の事後学習として【自ら課題を設定して、自分で調べたり、考えたりする】と書いてあることも、この点と通じています。
さらに、設計課題や卒業研究、他の講義科目などの中で応用できるようになることを目指して、そうした他の場面での応用をイメージしながら学んで下さい。

ハイブリッド指定の講義ですが、できるだけ教室で受講して、一緒に考えたり、時には質問したりして下さい。
講義開始後の入室、遅刻・私語・内職は厳禁とします。

実務家担当科目
Not applicable
実務経験の内容

教職課程認定該当学科
Department of Urban Design and Planning/Department of Architecture/Department of Architectural Design
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目である
教育課程コード
B2a
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと