|
Teacher name : TAKEGUCHI Hayato
|
開講年度
2025Year
開講学期
First Semester
科目名
Analysis of current Japanese economy
授業種別
Lecture
科目名(英語)
Analysis of current Japanese economy
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A1400004 Analysis of current Japanese economy
担当教員
TAKEGUCHI Hayato
単位数
2.0Credits
曜日時限
Thu.3Period
キャンパス
Shinjuku Campus
教室
A-0715教室
学位授与の方針
1 基礎知識の修得 40%
2 専門分野の知識・専門技術の修得 0% 3 汎用的問題解決力の修得 0% 4 道徳的態度と社会性の修得 60% 具体的な到達目標
1 日本経済を観察・分析・理解する上での有益な様々な基本概念・キーワードとそれらを使った思考方法を習得できるようにする。
2 事業を通じた「もの・サービス・情報」の生産・供給活動をはじめとする多様な経済活動が相互に作用しながら集積するシステムとして経済全体を概観できるようにする。 3 「経済成長」、「好況・不況」、「貧困・格差」などの様々な経済現象の背後にあるダイナミズムを理解できるようにする。 4 経済の好循環を高めるための経済政策や公共部門の果たす役割を理解できるようになる。 5 グローバル化の進展する下において、他の国と比較した日本経済の特徴や主なチャレンジなどを理解できるようにする。 6 これらを通じて、日本が今後とも比較優位を発揮できる分野と考えられる「21世紀型ものづくり」を主軸とした事業を成功させていくためにどのようなことが大切かを理解できるようにする。 7 経済関係の新聞記事、雑誌、書籍にもより親近感をもって馴染めるようにする。 8 キーワードについては、英語でどう表現するかについても紹介するので馴染んでほしい。 受講にあたっての前提条件
日本経済に関心を持っていること。
授業の方法とねらい
本講義の副題は「21世紀工手(エンジニア)のための日本経済の理解・観察・分析入門」です。
理工系とくに工学の知識・技術を生かしてものづくりなどの事業に参加し、社会で活躍しようとする工学院大学の学生に焦点を合わせ、その活動の主たる場である日本経済の特徴や動態(ダイナミズムあるいはメカニズム)を観察・分析・理解する上で有用と思われる基本的な概念(キーコンセプト)について解説し、経済・社会に関して行う実際の思考(logical thinking より一歩進んだconceptual thinkingやシステムデザイン思考が必要・有益になります)中にも生かせるようにすることを目指します。 工学院大学は「21世紀型 ものづくりの先端で、創造・発信し、事業・実務でリードできる人材(21世紀工手)の育成」をビジョンに掲げていますが、日本経済の全体像についても思い浮かべてみることで、皆さんが工学院大学で専門的に習得する科学技術や工学の知識・スキルが経済社会の中でどのように役立ち、その繁栄に結びついていくかをイメージしたり、考察してもらえるようなお手伝いしたいと思います。(就職活動をスタートされる学生さんには、皆さんが「どのような分野で活躍してみたいか」などを考える上でも役立つと思います) この講義の特徴は、日本経済全体を一つの「システム」としてイメージする見方を伝えることです。経済全体は、もっともミクロのレベルから見る場合には、無数の経済取引が集積したものとして見ることができます。例えば簿記・会計・ファイナンスの知識から理解・記述できるように、企業活動あるいは事業活動はこれらの経済活動の集積です。 同時にマクロ的なレベルでは ①事業者がもの・サービスを生産・提供し、消費者などが需要するセクター(リアルセクター) ②労働者・従業員が事業者に雇用され、労働サービスを提供するセクター(労働セクター) ③金融取引が行われ、資金の需要・供給などが行われるセクター(金融セクター) ④政府や公共的な事業体により、公共的な財・サービスが提供される(公共セクター) ⑤貿易、事業者の海外での活動、労働者の国際的な移動など、国境を越えた経済活動が行われる国際部門というサブセクター(部門) これらが存在し、それぞれのセクター・部門が相関しあっているいろんな経済現象が生じているとみることができます。 本授業では、「日本経済における各セクター・部門の実態(実際の姿)・動態(ダイナミクス)を理解」するとともに、「各セクター・部門間での変化が相互関連しつつ、日本経済全体のレベルで様々な現象(例 経済成長、不況や好況など)が生起していく」イメージを描いていく上で有益と考えられる基本的な情報やコンセプト(キーワード)を解説・提供していくことにしたいと思います。経済についても、ミクロ・マクロの経済学の教科書等で教わる視点だけでなく、その視点と現実の経済現象の関係も加えて眺めてみることによって、経済の中で様々な経済主体によりどのような経済活動が行われるかを具体的にイメージし、またそれらが相互に関連してどのような経済現象が起きているのかを想像しやすくなると思います。 本講義には、経済学の予備知識は必要としませんが、工学を学ぶ皆さんは、文科系の学生に比べて数理モデルの取り扱いには慣れていると思います。本講義では経済分析に使われる代表的なモデルの基本的な仕組み(ロジック)について、前提知識が無くてもわかる簡単なものを紹介しますので、ここから経済学の各分野に対応した領域が実際の日本経済ではどのようにイメージ・記述できるか、さらに進めて(情報工学を学ぶ方などには)新しい数理モデルやデータサイエンス・ICTの技術を使っての記述・予測なども可能ではないかなどの考察も進めていただけるかと思います。 経済学は、数理モデルの取り扱いに慣れた理工系の学生が習得しやすい学問でもありますので、この講義の後に、経済学の教科書を読まれると、具体的な経済活動、現象の解明に、数学も活用した経済理論がどのように利用されるのかについても、分かり易くなると思います。 (授業の方法) [講義の形式] 第1〜3、5、6、8〜12回は対面で、第4、7、13〜15回は遠隔オンデマンドで実施します。 ・木曜3限に行われる教室での対面授業では、講義形式でスライド資料に則してその内容を伝えることを主とし、その場で小レポートを作成してもらい、次回以降フィードバックを行います。ディスカッションなども行うかもしれません。なお、対面の際の講義の様子は動画を録画し、翌日もしくは土曜日以降に閲覧できるようにする予定です。 ・遠隔オンデマンド講義では、内容ごとに複数に分割した動画(mp4ファイル20分×4程度)と講義資料(pdf)を各回で共有します。 ※必要に応じて動画を一纏めにしたものも共有します。 ・対面参加できなくても、講義動画を確認し、スライドを精読し、併せて教科書を確認していけば、授業内容はよく理解できるようになっており、(就職活動などで)教室での対面事業に出席できなかった場合にも、掲げられた到達目標が達成できるようなプログラムとしてあります。 ・出席登録は対面分に加え、次の回までの課題の送信をもって判断します。 [講義の構成] 経済の動向や経済問題などに関するニュース、各種統計も交えつつ教科書の内容と日本経済の動向を紹介します。対面講義の最後にはコメントペーパーを配布し、簡単な小レポート問題を設ける予定です。毎回の講義の課題はKU-LMSで課し、日本経済やそれと関連する世界の経済情勢、講義内容の理解に関する問題を扱います。 [課題] (1)対面実施回のコメントペーパーによる小レポート 対面講義後に簡単なレポート(紙媒体での提出)に取り組んでもらいます。提出分にフィードバックも行う予定です。なお、対面の際にのみ実施し、遠隔オンデマンドの際は実施しません。 (2)毎回の講義後の課題 レポート形式もしくはテスト形式の課題に取り組んでもらいます。提出分にフィードバックも行う予定です。こちらは毎回実施し、オンデマンドで実施する回及びやむを得ない理由により対面で参加できなかった方の出席は、こちらの提出をもって判断します。ただし、(2)の課題を実施しない場合は、(1)に相当するものを(2)として用意します。 (3)期末レポート 内容を事前に公開し、期末レポートの作成にも取り組んでもらいます。 AL・ICT活用
Discussion Debate/Support for self-learning using ICT/Other
第1回
授業形態
対面
事前学習
【第1回の事前学習:90分】
・シラバスの内容を(大まかで構わないので)確認する ・講義を受けるまでに第1回事前課題(レポート形式)「日本経済についてどのようなイメージを持っているか」に取り組む 1.5時間
授業内容
(01)ガイダンス
【教科書 第1章】 【内容】 講義ガイダンス / 経済と経済学とは / 日本経済の歩み / 日本経済の現状と展望 事後学習・事前学習
※ 以下、各回の時間配分はあくまで目安であり,実際の配分などは各自の判断に委ねます.
【第1回の事後学習:90分】 ・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書第1章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする 【第2回の事前学習:60分】 ・教科書第2章を予習する 2.5時間
第2回
授業形態
対面
授業内容
(02)安いニッポン—物価と金融政策—
【教科書 第2章】 【内容】 物価について / デフレの諸問題 / バブル経済 / 金融政策 / 安いニッポン 事後学習・事前学習
【第2回の事後学習:90分】
・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書第2章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・次回講義までに講義資料などで復習し、第2回課題に取り組む 【第3回の事前学習:60分】 ・教科書第3章を予習する 2.5時間
第3回
授業形態
対面
授業内容
(03)働き方が問題だ—労働市場—
【教科書 第3章】 上がらない賃金 / 人手不足 / 日本的雇用慣行 / 非正規雇用 / 女性雇用 / 高齢者雇用 / 長時間労働問題 事後学習・事前学習
【第3回の事後学習:90分】
・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書第3章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・次回講義までに講義資料などで復習し、第3回課題に取り組む 【第4回の事前学習:60分】 ・教科書第10章を予習する 2.5時間
第4回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(04)人々の可能性と活力を活かす社会へ—労働市場改革—
【教科書 第10章】 生産性向上 / 生産性を上げるには / 日本の雇用の変容 / 硬直的な労働市場 / 労働市場を流動的にするには / 外国人労働者問題 / AIと雇用 事後学習・事前学習
【第4回の事後学習:120分】
・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書第3・10章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・次回講義までに講義資料などで復習し、第4回課題に取り組む 【第5回の事前学習:60分】 ・教科書第4章を予習する 3時間
第5回
授業形態
対面
授業内容
(05)日本の借金は世界一!?—財政政策—
【教科書 第4章】 【内容】 日本政府の台所事情 / 増え続ける日本の借金? / 国債発行 / 財政危機? / 財政政策の有効性 事後学習・事前学習
【第5回の事後学習:90分】
・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書第4章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・次回講義までに講義資料などで復習し、第5回課題に取り組む 【第6回の事前学習:60分】 ・教科書第11章を予習する 2.5時間
第6回
授業形態
対面
授業内容
(06)将来にわたっての安心?—財政改革—
【教科書 第11章】 【内容】 財政の持続可能性? / 政府債務のダイナミクス / 日本の財政は持続可能か? 事後学習・事前学習
【第6回の事後学習:120分】
・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書第4・11章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・締め切りまでに講義資料などで復習し、第6回課題に取り組む 【第7回の事前学習:60分】 ・これまでの内容を復習する。特に、第3・4回の内容を復習する。 3時間
第7回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(07)ここまでのまとめ
【内容】 金融政策 / 労働市場と改革 / 財政政策 事後学習・事前学習
【第7回の事後学習:90分】
・講義動画や講義資料、公的資料などを復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする 【第8回の事前学習:60分】 ・教科書第5章を予習する 2.5時間
第8回
授業形態
対面
授業内容
(08)格差拡大の真実—所得格差と貧困問題—
【教科書 第5章】 【内容】 格差の問題 / 格差の分析 / 格差の原因 / 格差のもたらすもの / 日本の格差・貧困 事後学習・事前学習
【第8回の事後学習:120分】
・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書第5章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・次回講義までに講義資料などで復習し、第8回課題に取り組む 【第9回の事前学習:60分】 ・教科書第6章を予習する 3時間
第9回
授業形態
対面
授業内容
(09)国民生活は安心なのか—社会保障—
【教科書 第6章】 【内容】 社会保障費の急増 / 年金 / 医療 / 介護 / 少子化問題と社会保障 事後学習・事前学習
【第9回の事後学習:90分】
・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書第6章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・次回講義までに講義資料などで復習し、第9回課題に取り組む 【第10回の事前学習:60分】 ・教科書第9章を予習する 2.5時間
第10回
授業形態
対面
授業内容
(10)誰もが安心できる社会へ —少子化対策—
【教科書 第9章】 【内容】 人口構造の変化 / 人口構造変化の影響 / 少子化の進む要因 / これまでの少子化対策 / 少子化対策に何が求められているのか 事後学習・事前学習
【第10回の事後学習:120分】
・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書第6・9章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・次回講義までに講義資料などで復習し、第10回課題に取り組む 【第11回の事前学習:60分】 ・教科書第12章を予習する 3時間
第11回
授業形態
対面
授業内容
(11)人々の可能性を引き出す—教育改革—
【教科書 第12章】 【内容】 日本教育の現状と課題 / 技術進歩と教育 / グローバル化と教育 / これからの教育 事後学習・事前学習
【第11回の事後学習:90分】
・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書第12章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・次回講義までに講義資料などで復習し、第11回課題に取り組む 【第12回の事前学習:60分】 ・教科書第7章を予習する 2.5時間
第12回
授業形態
対面
授業内容
(12)日本企業はどこへ?—国内投資と競争力—
【教科書 第7章】 【内容】 企業について / 企業参入と退出 / 企業行動の動向 / 変化するビジネスのかたち / グローバル化 / 企業会計 / 経済安全保障 事後学習・事前学習
【第12回の事後学習:90分】
・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書第7章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・次回講義までに講義資料などで復習し、第12回課題に取り組む 【第13回の事前学習:60分】 ・教科書第8章を予習する 2.5時間
第13回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(13)地球が直面する問題—気候変動とエネルギー問題—
【教科書 第8章】 【内容】 地球温暖化 / 気候変動問題 / 日本の取り組みと課題 事後学習・事前学習
【第13回の事後学習:120分】
・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書第7・8章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・次回講義までに講義資料などで復習し、第13回課題に取り組む 【第14回の事前学習:90分】 ・第14回配布資料が事前に公開されていれば、それを事前に確認しておく ・期末レポート「この講義で日本経済へのイメージがどのように変わったか。」(仮)の準備をする 3.5時間
第14回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(14)地域・技術革新で直面する問題—地域経済とデジタル化—
【内容】 地域間の格差と産業間の格差 / 地域経済の課題と地方創生 / 農業の問題 / デジタル化 事後学習・事前学習
【第14回の事後学習:120分】
・講義動画や講義資料、公的資料を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・次回講義までに講義資料などで復習し、第14回課題に取り組む ・期末レポート「この講義で日本経済へのイメージがどのように変わったか。」(仮)の準備をする 【第15回の事前学習:120分】 ・これまでの内容を復習する。 ・期末レポート「この講義で日本経済へのイメージがどのように変わったか。」(仮)に取り組む ※レポート内容は変更する場合があります。あくまで現段階では仮です。 4時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(15)総まとめ
・これまでの総括を行う 事後学習
【第15回の事後学習:240分】
・分からないことがあれば、それについて質問をする ・期末レポート「この講義で日本経済へのイメージがどのように変わったか。」(仮)を締め切りまでに作成する ※レポート内容は変更する場合があります。あくまで現段階では仮です。 4時間
成績評価の方法
対面実施回のコメントペーパーによる小レポート:20%(2%×10回)対面の際に実施
※小レポートについては、以下をチェックして点数を評価します。 ・講義で学んだことを理解できているか (1%) ・講義で学んだことを応用できるか (1%) 各回の課題:65%(5%×13回)第1回講義前、第2〜6,8〜14回講義後に実施 ・講義で学んだことを理解できているか (1%) ・継続的・自発的・計画的な学習ができているか (1%) ・自分の考えを明確にできているか (1%) ・自分の言葉で論理的な文章表現ができているか (1%) ・日本語として自然な文章表現ができているか (1%) 理由なく課題提出が締め切りに遅れた回数2回で、うち1回を提出していないものとして評価します。もう一方の課題や1回分のみの未提出の課題は、締め切りから遅れた度合いによって減点します。 レポート:15% 期末レポートとして実施 ※レポートについては、以下をチェックして点数を評価します。 ・講義で学んだことを理解できているか (3%) ・継続的・自発的・計画的な学習ができているか (3%) ・自分の考えを明確にできているか (3%) ・自分の言葉で論理的な文章表現ができているか (3%) ・日本語として自然な文章表現ができているか (3%) レポート課題は、KU-LMSでの提出とし、レポート課題は事前に公開します。教材を復習したうえで、各自がそれぞれに理解したことや各自の考え方をまとめていただくことによって記述・解答可能な課題とします。なお、レポートの書き方などについては改めて講義内で指示します。 以上をふまえて、A(100〜90%)、B(89〜80%)、C(79〜70%)、D(69〜60%)として評価します。コメントペーパーの継続的な提出あるいは内容の濃いペーパーの提出は加点要素として総合的に成績を勘案した上で、Aの中でも特に優れた成績の方をA+として評価します。課題は多いですが、ちゃんと課題をこなしたらちゃんと評価される講義です。なお、提出した課題が仮にすべて満点だとしても60%未満となる場合、各回の課題やレポートの答案から生成AIの多用や複数の無断転載などが見られた場合、継続的・自発的・計画的な学習をしていないので課題の点数が悪いことが明確な場合はF(不合格)として評価します。 やむを得ない欠席によりコメントペーパーや課題を提出できなかった場合は、その回の分の課題・小レポートを除外してそれ以外の分を満点として評価することで成績評価上も不利にならないようにします。たとえば、1回やむを得ない理由で休んで小レポートに取り組めなかった場合は他の9回分で20%を満点として評価します。やむを得ないと判断される理由によって締め切りまでに課題に取り組めなかった場合は、その課題を締め切りまでに提出したものとして評価を行います。やむを得ないと判断される理由については、必ず担当教員に報告、相談してください。こちらでやむを得ないかどうか判断します。 受講生へのフィードバック方法
皆さんからのリアクションペーパーについては、コメントを付したり、Q&Aを作ったりして、翌週以降に講義内でフィードバックすることも予定します。皆さんからの積極的な質問やコメントを奨励しています。
教科書
宮本弘曉『私たちの日本経済』(有斐閣、2024年)
これとは別に、授業前にスライド資料等を配布し、講義内容の理解、復習およびレポート準備が行えるようにもします。また、以下のURLから政府の発行している白書やレポートに目を通しておくと、講義の理解が進むかもしれません。 『年次経済財政報告』、『日本経済レポート』(全般) https://www5.cao.go.jp/keizai3/whitepaper.html 『厚生労働白書』(第3・4・8・9・10回) https://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/index.html 『財政関係基礎データ』(第5・6回) https://www.mof.go.jp/policy/budget/fiscal_condition/basic_data/index.html 『高齢社会白書』(第10回) https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/index-w.html 『文部科学白書』(第11回)、『科学技術イノベーション白書』(第12回) https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/hakusho.htm 『通商白書』、『製造基盤白書(ものづくり白書)』、『中小企業白書』(第12回)、『エネルギー白書』(第12・13回) https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/index.html 『環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書』(第13回) https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/ 参考書
講義内容については、以下の二冊の内容からも補足します。
・浅子和美・飯塚信夫・篠原総一『新 入門・日本経済』(有斐閣、2024年)、柳川隆・永合位行・藤岡秀英『セオリー&プラクティス経済政策』(有斐閣、2017年) 一般向けの新書として、以下の二冊はこの講義の全般に関係します。 ・飯田泰之『財政・金融政策の転換点:日本経済の再生プラン』(中央公論新社、2023年)、小林慶一郎『日本の経済政策:「失われた30年」をいかに克服するか』(中央公論新社、2024年) 各回の内容は、以下の新書の内容も関係します。新書ということで分かりやすく手に取りやすいので、興味関心のある方は読んでみてください。この他にも講義内で紹介します。 (第2回) ・渡辺努『世界インフレの謎』(講談社、2022年) (第3・4回) ・近藤絢子『就職氷河期世代−データで読み解く所得・家族形成・格差』(中央公論新社、2024年)、牧野百恵『ジェンダー格差−実証経済学は何を語るか』(中央公論新社、2023年) (第5・6回) ・佐藤主光『日本の財政−破綻回避への5つの提言』(中央公論新社、2024年) (第8回) ・志賀信夫『貧困とは何か——「健康で文化的な最低限度の生活」という難問』(筑摩書房、2025年) (第9・10回) ・諸富徹『税と社会保障: 少子化対策の財源はどうあるべきか』(平凡社、2024年)、山下慎一『社会保障のどこが問題かー「勤労の義務」という呪縛』(筑摩書房、2024年) (第10回) ・筒井淳也『未婚と少子化 この国で子どもを産みにくい理由』(PHP、2023年)、藤波匠『なぜ少子化は止められないのか』 (日本経済新聞出版、2023年) (第11回) ・佐久間亜紀『教員不足──誰が子どもを支えるのか』(岩波書店、2024年) (第12回) ・布施哲『日本企業のための経済安全保障』 (PHP、2024年) (第13回) ・伊藤和子『ビジネスと人権──人を大切にしない社会を変える』(岩波書店、2025年)、白井さゆり『環境とビジネス──世界で進む「環境経営」を知ろう』(岩波書店、2024年) (第14回) ・増田寛也編著『地方消滅 - 東京一極集中が招く人口急減 』(中央公論新社、2014年)、人口戦略会議編著『地方消滅2-加速する少子化と新たな人口ビジョン』(中央公論新社、2024年) オフィスアワー
質問などについては、基本的には講義前後の時間、あるいはメール(ft13755@ns.kogakuin.ac.jp)もしくはKU-LMSの質問登録から受け付けます。面と向かって質問できるようにオフィスアワーも次のように指定しますが、必ず事前に連絡をお願いします。
【オフィスアワー:要事前連絡】 ・木曜日14:30-16:30 @新宿キャンパス 27階2712研究室(GoogleMeet や Zoomも可) ・金曜日11:20-12:20、15:50-16:50 @八王子キャンパス1号館1E-301研究室(GoogleMeet や Zoomも可) ・上記以外 GoogleMeet あるいは Zoomにて対応 ※対面でのオフィスアワーの場所を私の研究室にしていますが、八王子なら2号館2階、新宿なら地下1階のラーニングコモンズなどで対応する予定です。 受講生へのメッセージ
2017年から開始した3−4年生向けの国際キャリア系の自由選択科目ですが、皆さんが工学院大学で学習された科学技術の知識や習得された理数系の学力を、経済社会や企業経営などにも生かしていくための橋渡し役を努め、今後のキャリア開発に貢献したいと願っています。
今年度から担当することになり、この講義に慣れているわけではありませんのでご容赦ください。人数次第では、皆さんも私も気楽に臨める講義にできたらと思います。 社会人になるということは、経済活動に身を投じるということなので、この講義の内容を今後社会人として活躍する皆さんが知っておいて損することはありません。工学院大学の皆さんが、経済学をふまえて、科学技術の意義や課題、経済における役割、日本経済などを冷静に考え、他者への思いやりを持ってどのように行動すべきか自律的かつ自発的に考えられる立派な社会人となることができるような一助をこの講義を通じてできたらと思います。 実務家担当科目
Not applicable
実務経験の内容
教職課程認定該当学科
Not applicable
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目である
教育課程コード
Ⅰ3c/A3c
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと
|