Syllabus data

開講年度
2025Year
開講学期
Year-round
科目名
Theories and Methods of Science Education B
授業種別
Lecture
科目名(英語)
Theories and Methods of Science Education B
授業情報(授業コード・クラス名・授業形態)
A1800091 Theories and Methods of Science Education B
担当教員
null
単位数
4.0Credits
曜日時限
Mon.5Period
キャンパス
Shinjuku Campus
教室
A-0511教室

学位授与の方針
教職・学芸員課程 該当なし
具体的な到達目標
具体的な到達目標としては、物理・化学・生物・地学の各分野での系統性を重視し、理科授業のねらい、内容、進め方を理解でき、理科授業の指導案をたて、授業設計を進めることができることを目指す。また一般的な教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む)について理解を深め、理科教育に応用できるようにする。
受講にあたっての前提条件
教職課程に登録していること。
授業の方法とねらい
授業の到達目標及びテーマ
 中学校、高等学校での理科授業について、教育課程の意義及び編成の方法を踏まえて、学習指導要領の内容や指導などを実践的に学んでいく。諸外国の教育に関する動向や、OECDのPISA調査なども含め、理科授業のデザインなど、理科教育を取り巻く国際的視点、教育環境、多様な教育方法に関して考察を深めたい。特に、本講座では「カリキュラム・マネジメント」を意識し、「総合的な学習/探究の時間」や他教科の授業、課外活動における理科教育の関わり方を重点的に取り扱い、幅広い視野と探究的な資質・能力を有した理科教員の育成を目指す。

授業の概要
 学生同士のグループ討議や全体討論を大事にし、一方的な講義とせず、双方向的な学びの場を作り出す。指導案作成や模擬授業、プレゼンテーション等を通して、これから求められる「対話的で主体的な深い学び」について、探究的な学びの構築に向け実践的に考えていく。
毎回振り返りシートの提出を求め、その内容を次回に共有する形式を繰り返すことで学びを深めていく。また、アクティブ・ラーニングで用いられる様々な手法や、探究活動・課題研究や教科横断授業などの実践事例を広く紹介した上で、模擬授業の実践と検討を行うことで、現在の学習指導要領に則した、より実践的な理科授業の指導法を学んでいく。

受講する上で必要なもの
・ノートPCまたはタブレットなどインターネットに接続できる端末(スマートフォンは画面が小さいので推奨しない)
AL・ICT活用
Project Based Learning/Discussion Debate/Group Work/Presentation/Practice Fieldwork/Interactive classes using ICT/Support for self-learning using ICT

授業内容 事前学習 事後学習 必要時間
● 授業計画
第1回4/7:前期ガイダンス いまの学校現場と理科教師の役割
第2回4/14:現行学習指導要領の理解① −主体的・対話的で深い学びと個別最適化
第3回4/21:現行学習指導要領の理解② −探究的な学び・教科横断的な学び
第4回4/28:<オンデマンド> 動画教材を通じた「理科の見方・考え方」の学び
第5回5/12:科学コミュニケーションの視点からの理科教育
第6回5/19:具体⇔抽象の思考力
第7回5/26:IB教育の事例から考える「本質的な問い」づくり
第8回 6/9:逆向き設計による単元設計と評価の方法
第9回6/16:パフォーマンス課題設計と模擬授業の検討① −パフォーマンス課題の事例
第10回6/23:パフォーマンス課題設計と模擬授業の検討② −模擬授業の方法
第11回<オンデマンド>単元設計テンプレートのブラッシュアップ
第12回6/30:6分間模擬授業の実践① −本質を捉えたまとめ方
第13回7/7:6分間模擬授業の実践② −課題の主旨の伝え方
第14回7/14:6分間模擬授業の実践③ −自身の授業の振り返りと改善
第15回7/21:6分間模擬授業の実践④ −前期模擬授業の総括

第16回9/15:後期ガイダンス 理科教師としての授業以外の仕事
第17回9/22:<オンライン> 総合的な学習/探究の時間と理科の関わり① −課題解決型学習−
第18回9/29:<学外授業> フィールドからの課題設定
第19回10/6:フィールドワークに関する情報共有と注意点の検討
第20回10/13:総合的な学習/探究の時間と理科の関わり② −課題研究指導
第21回10/20:理数教育に特化した事例(理数探究やSSHなど) 
第22回10/27:教科横断型授業のデザインの仕方と実践事例
第23回11/10:大学入試のいまと高大接続
第24回11/17:高等学校の指導案の作成
第25回<オンデマンド>模擬授業指導案のブラッシュアップ
第26回12/1:高校 理科基礎の模擬授業と対話型検討会① −教師の思考と学習者の思考
第27回12/8:高校 理科基礎の模擬授業と対話型検討会② −学びに向かう姿勢の育成
第28回12/15:高校 理科基礎の模擬授業と対話型検討会③ −教師の感情と学習者の感情
第29回12/22:高校 理科基礎の模擬授業と対話型検討会④ −後期模擬授業の総括
第30回1/5:これからの学校と理科教育についての哲学対話

※ 受講者により模擬授業に充てる日数は変わるため、授業計画が変更する可能性もある。

● 試験について:期末試験や授業内試験は実施しない。

● 事前事後学習
前期と後期それぞれで学習指導案の作成と模擬授業を課すので、その検討と準備を行う。また、随時レポートを課すので、授業内容を踏まえて取り組む。
各回の講義後には振り返りシートを配信するので、受講内容に関する振り返りを提出する。(事前・事後60分を基本とする)

成績評価の方法
毎回の講義での振り返りシートの提出とその内容に対する評価(約3割)
不定期に課すレポート課題(約3割)
指導案の作成及び模擬授業の実践(約3割)
プレゼンテーションや授業の取り組み・参加の態度(約1割)
受講生へのフィードバック方法
毎回の振り返りシートの提出内容は、次の回にて全体に共有する形でフィードバックする。
レポート課題や指導案など成果物についてはルーブリックを用いた評価を行った上で返却する。

教科書
中学校学習指導要領解説 理科編 文部科学省
https://www.mext.go.jp/content/20210830-mxt_kyoiku01-100002608_05.pdf
高等学校学習指導要領解説 理科編・理数編 文部科学省
https://www.mext.go.jp/content/20211102-mxt_kyoiku02-100002620_06.pdf

『指導と評価の一体化』のための学習評価に関する参考資料 中学校編 理科・高等学校編 理科 2020 文部科学省 国立教育政策研究所教育課程研究センター
学習評価の在り方ハンドブック 小・中学校編2018 高等学校編2019  文部科学省 国立教育政策研究所教育課程研究センター
https://www.nier.go.jp/kaihatsu/shidousiryou.html
参考書
左巻健男・吉田安規良 編著,【新訂】授業に活かす理科教育法 中学・高等学校編,東京書籍 (2019)

その他、アクティブ・ラーニングに関する手法を扱った本などを授業内で随時紹介する。

オフィスアワー
講義の開始前15分、終了後30分は教室または講師室にいるので、その時に積極的に対話や質疑応答をしたい。
また、メール(fu41841@g.kogakuin.jp)にて随時質問を受け付ける。

受講生へのメッセージ
現在、日本の教育は大きな転換期を迎えています。
これからの社会で求められる教育は、受講生の皆さんが受けてきた中等教育とは形式・内容ともに違ったものになるでしょう。
そのような教育現場で将来活躍するであろう者、あるいは教育現場に将来子供を送り出す可能性がある者として当事者意識を持ち、積極的に学ぶ姿勢で挑むことを期待します。

実務家担当科目
Applicable
実務経験の内容
中学校・高等学校の現役教員がその実践経験を活かし、これからの理科教育に必要となる理論と手法を事例を交えて講義するとともに、学生との対話的な指導を通じて将来の理科教育に携わる人材の育成に務める。

教職課程認定該当学科
Department of Chemistry and Life Science/Department of Applied Chemistry/Department of Environmental Chemistry and Chemical Engineering/Department of Applied Physics
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと