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Teacher name : TAKEGUCHI Hayato
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開講年度
2025Year
開講学期
Second Semester
科目名
Economics B
授業種別
Lecture
科目名(英語)
Economics B
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A1100801 Economics B
担当教員
TAKEGUCHI Hayato
単位数
2.0Credits
曜日時限
Sat.1Period
キャンパス
Hachioji Remote
教室
学位授与の方針
1 基礎知識の修得 50%
2 専門分野の知識・専門技術の修得 0% 3 汎用的問題解決力の修得 0% 4 道徳的態度と社会性の修得 50% 具体的な到達目標
人、社会、文化に関する基礎的知識をしっかりと身に付け、それに基づいて自身の考えを深めることができるようになる。社会的環境と照らし合わせながら、将来を展望する。
受講にあたっての前提条件
人、社会、文化に関する知識への関心をもっている。
授業の方法とねらい
昨今、物価の上昇による家計への負担の増大が良く言われますが、政府は家計に補助金を出したり減税したりすべきなのでしょうか。政府が企業に賃上げするように促すべきなのでしょうか。モノの値段が上がるのはよくないことなのでしょうか。そもそも、政府は景気がよくなるように積極的に何らかの策を講じるべきなのでしょうか。そして、政府が景気をよくすることができるのでしょうか。これらの経済問題を解き明かすのが経済学です。
この講義では,経済のあり方や経済政策をどのように展開すべきなのかといった「〜べき」という議論の伴う議論を考える手がかりとしての経済学(規範的なアプローチ)の入門レベルを扱います。この講義を通じて、皆さんが経済や経済政策のあり方に関し、それを裏付ける根拠について理解できるようになること、科学技術と経済政策や科学技術政策と経済の関係や結びつきについても考えられるようになることを目指します。 ※経済現象を解き明かす分析ツールとしての実証的なアプローチは「経済学A」で扱います。 (授業の方法) [講義の形式] オンデマンド形式で行います。内容ごとに複数に分割した動画(mp4ファイル20分×4程度)と講義資料(pdf)を各回で共有します。必要に応じて動画を一纏めにしたものも共有します。 [講義の構成] 教科書の内容や授業資料に沿って、経済の動向や経済問題などに関するニュース、各種統計も交えつつ経済学の考え方を紹介します。各動画の最後には理解度を確認するために、簡単な問題を設ける回もつくる予定です。講義の課題はKU-LMSで課し、講義内容の理解に関する問題をテスト形式やレポート形式で扱います。 [課題] 毎回、講義内容に即した課題に取り組んでもらいます。提出分にフィードバックも行う予定です。 (授業のねらい) ・経済学を通じて、現実の経済や経済政策のあり方を規定する根拠を理解できるようになる ・経済と科学技術政策、経済政策と科学技術の結びつきを経済学的に理解できるようになる ・経済学を用いて、現実の経済活動や経済現象が生じた理由などを説明できるようになる (補足) この講義では経済現象の分析ツールを最低限しか扱いませんが、たとえばゲーム理論、マクロ経済と科学技術のかかわりの詳細、金融システムの仕組みなど、より詳しく経済分析のツールとしての経済学に関心のある方は「経済学A」を、企業の不祥事の問題や企業の社会貢献活動、働き方の問題、消費活動の問題など、具体的な経済社会の活動や取り組みに関心のある方は、(工学・情報学部の方は前期、先進工学・建築学部の方は後期開講分の)「社会思想A」の履修をお勧めします。社会思想Aは経済学Bと教科書が一緒です。これらを合わせて履修すると、経済学や経済社会に関する考えを深めることができるようになります。とはいえ、これらの履修が必須というわけではありません。 AL・ICT活用
Support for self-learning using ICT/Other
第1回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
事前学習
※時間配分はあくまで目安であり,配分などは各自の判断に委ねます.
【第1回の事前学習:90分】 ・シラバスの内容を(大まかで構わないので)確認する ・講義を受けるまでに第1回事前課題(レポート形式)「経済や経済政策についてどのようなイメージを持っているか」に取り組む 1.5時間
授業内容
(01)ガイダンス
【教科書 序章】 【内容】 講義ガイダンス / 経済と経済学とは / 経済と倫理 / 経済政策と社会政策 事後学習・事前学習
【第1回の事後学習:90分】
・講義動画や講義資料、公的資料など、教科書序章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする 【第2回の事前学習:60分】 ・第2回配布資料が事前に公開されていれば、それを事前に確認しておく 2.5時間
第2回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(02)市場経済をどのように分析するか
【内容】 消費者と需要 / 生産者と供給 / 超過需要と超過供給 / 市場均衡と余剰 事後学習・事前学習
【第2回の事後学習:90分】
・講義動画や資料を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・次回講義までに第2回課題(テスト形式)に取り組む 【第3回の事前学習:60分】 ・教科書第7章を予習する 2.5時間
第3回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(03)市場経済をどのように評価するか
【教科書 第7章】 【内容】 市場の機能 / 市場の失敗 / 市場の限界 / 市場を支える倫理 事後学習・事前学習
【第3回の事後学習:90分】
・講義動画や資料、教科書第7章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・次回講義までに第3回課題(テスト形式)に取り組む 【第4回の事前学習:60分】 ・教科書第8章の1と2を予習する 2.5時間
第4回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(04)分配はどのようになされるのか
【教科書 第8章】 【内容】 GDPについて / 分配面からみたGDP / 格差と貧困 / 所得分配の現状 事後学習・事前学習
【第4回の事後学習:90分】
・講義動画や資料を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・次回講義までに第4回課題(テスト形式)に取り組む 【第5回の事前学習:60分】 ・教科書第8章の3を予習する 2.5時間
第5回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(05)分配はどのようにあるべきなのか
【教科書 第8章】 【内容】 効率・公平・平等 / 公平な分配 / 何の平等な分配か? / 平等な分配ルール 事後学習・事前学習
【第5回の事後学習:90分】
・講義動画や資料、教科書第8章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・締め切りまでに第5回課題(テスト形式)に取り組む 【第6回の事前学習:90分】 ・これまでの内容をおさらいしておく ・締め切りまでにテスト1に取り組む準備をする 3時間
第6回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(06)ここまでのまとめ:テスト1(KU-LMS上でオンデマンド:60分)
【内容】 事実解明的アプローチ:市場・分配 / 規範評価的アプローチ:市場・分配 事後学習・事前学習
【第6回の事後学習:120分】
・これまでの講義動画や資料を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・締め切りまでにテスト1に取り組む 【第7回の事前学習:60分】 ・第7回配布資料が事前に公開されていれば、それを事前に確認しておく 3時間
第7回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(07)経済政策をどのように考えるか
【内容】 経済政策の目的 / 経済政策の手段 / 経済政策の主体 / 経済政策の思想 事後学習・事前学習
【第7回の事後学習:90分】
・講義動画や資料を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする 【第8回の事前学習:60分】 ・教科書第10章を予習する 2.5時間
第8回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(08)経済政策で何が行われるか
【教科書 第10章】 【内容】 成長政策と成長論 / 分配政策と分配論 / 安定化政策と雇用論 / 社会保障とリスク論 事後学習・事前学習
【第8回の事後学習:90分】
・講義動画や資料、教科書第10章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・次回講義までに第8回課題(テスト形式)に取り組む 【第9回の事前学習:60分】 ・教科書第9章を予習する 2.5時間
第9回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(09)社会政策はなぜ必要とされたのか
【教科書 第9章】 【内容】 重商主義・古典的自由主義の時代 / 古典的自由主義の限界と共産主義の台頭 / 市場の失敗是正・秩序維持・労働者保護へ / 福祉国家を支える経済思想と福祉国家批判 事後学習・事前学習
【第9回の事後学習:90分】
・講義動画や資料、教科書第9章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・次回講義までに第9回課題(レポート形式)に取り組む 【第10回の事前学習:60分】 ・第10回配布資料が事前に公開されていれば、それを事前に確認しておく 2.5時間
第10回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(10)社会政策はどのような政策を行ってきたのか
【内容】 社会問題と価値判断 / 社会保険の成立と普及 / 社会保障へ / 新しい社会問題 事後学習・事前学習
【第10回の事後学習:90分】
・講義動画や資料、教科書第9章、10章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする 【第11回の事前学習:90分】 ・第7〜10回までの内容をおさらいしておく ・締め切りまでにテスト2に取り組む準備をする 3時間
第11回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(11)ここまでのまとめ:テスト2(KU-LMS上でオンデマンド:60分)
【内容】 事実解明的アプローチ:経済政策・社会政策 / 規範評価的アプローチ:経済政策・社会政策 事後学習・事前学習
【第11回の事後学習:120分】
・これまでの講義動画や資料を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・締め切りまでにテスト2に取り組む 【第12回の事前学習:60分】 ・教科書第11章を予習する 3時間
第12回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(12)福祉国家はなぜ持続困難なのか?
【教科書 第11章】 【内容】 経済秩序の変容 / 経済基盤の変容(1)人口問題 / 経済基盤の変容 (2)環境問題 / 経済社会の変容 事後学習・事前学習
【第12回の事後学習:90分】
・講義動画や資料、教科書第11章を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・次回講義までに第12回課題(レポート形式)に取り組む 【第13回の事前学習:90分】 ・第13回配布資料が事前に公開されていれば、それを事前に確認しておく ・期末レポート「政府は福祉国家を持続困難にする問題に対し、科学技術への支援を念頭にどのような政策を行っているか」(仮)の準備を行う。 ※レポートは1600字程度を予定。 ※レポート内容は変更する場合があります。あくまで現段階では仮です。 3時間
第13回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(13)福祉国家が持続困難ならどうすべきか?
【内容】 市場や政府の利点と課題 / 変わりゆく時代:近代から21世紀へ / 福祉社会と三元秩序 / ボランタリーセクター 事後学習・事前学習
【第13回の事後学習:90分】
・講義動画や資料を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする 【第14回の事前学習:90分】 ・教科書第3章を予習する ・期末レポート「政府は福祉国家を持続困難にする問題に対し、科学技術への支援を念頭にどのような政策を行っているか」(仮)の準備を進める。 ※レポートは1600字程度を予定。 ※レポート内容は変更する場合があります。あくまで現段階では仮です。 3時間
第14回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(14)非営利組織にはどのような役割が求められているのか
【教科書 第3章】 【内容】 非営利組織とは何か / 機能と役割 / 非営利組織の課題 / 市場・政府によるサポート 事後学習・事前学習
【第14回の事後学習:120分】
・講義動画や資料を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・次回講義までに第14回課題(テスト形式)に取り組む 【第15回の事前学習:120分】 ・これまでの内容を復習する ・締め切りまでに提出できるように、期末レポート「講義を通じて経済や経済政策についてイメージがどのようになったか」、「政府は福祉国家を持続困難にする問題に対し、科学技術への支援を念頭にどのような政策を行っているか」(仮)の作成を進める。 ※後者のレポートは1600字程度を予定。前者は未定 ※レポート内容は変更する場合があります。あくまで現段階では仮です。 4時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(15)総まとめ
市場や分配のあり方 / 政策のあり方 / 経済社会のあり方 事後学習
【第15回の事後学習:240分】
・講義動画や資料を復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・締め切りまでに、期末レポート「講義を通じて経済や経済政策についてイメージがどのようになったか」、「政府は福祉国家を持続困難にする問題に対し、科学技術への支援を念頭にどのような政策を行っているか」(仮)の作成を進める。 ※後者のレポートは1600字程度を予定。前者は未定 ※レポート内容は変更する場合があります。あくまで現段階では仮です。 3時間
成績評価の方法
以下の評価対象は、すべてKU-LMS上で出します。
テスト形式の課題:36%(6%×6回)第2〜5、8、14回講義後に実施。 ※テスト形式の課題については、以下をチェックして点数を評価します。 ・動画で学んだことを理解できているか (2%) ・動画で学んだことを応用できるか (2%) ・継続的・自発的・計画的な学習ができているか(2%) レポート形式の課題:15%(5%×3回)第1回講義前、第9、12回講義後に実施 ※レポート形式の課題については、以下をチェックして点数を評価します。 ・講義で学んだことを理解できているか (1%) ・継続的・自発的・計画的な学習ができているか (1%)※第1回は自発的・計画的な学習ができているかによって判断 ・自分の考えを明確にできているか (1%) ・自分の言葉で論理的な文章表現ができているか (1%) ・日本語として自然な文章表現ができているか (1%) テスト:24%(12%×2回)第6,11回に実施 ※テスト形式の課題については、以下をチェックして点数を評価します。 ・動画で学んだことを理解できているか (4%) ・動画で学んだことを応用できるか (4%) ・継続的・自発的・計画的な学習ができているか(4%) レポート:25% 期末で実施 ※レポートについては、以下をチェックして点数を5段階で評価します。 ・講義で学んだことを理解できているか (5%) ・継続的・自発的・計画的な学習ができているか (5%) ・自分の考えを明確にできているか (5%) ・自分の言葉で論理的な文章表現ができているか (5%) ・日本語として自然な文章表現ができているか (5%) 以上をふまえて、A(100〜90%)、B(89〜80%)、C(79〜70%)、D(69〜60%)として絶対評価を行います。各動画の最後に設けるかもしれない簡単な問題への取り組みや、意義ある質問・コメントなどもふまえて総合的に成績を勘案した上で、Aの中でも特に優れた成績の方をA+として評価します。課題は多いですが、ちゃんと課題をこなしたらちゃんと評価される講義です。なお、提出した課題が仮にすべて満点だとしても60%未満となる場合、各回の課題やレポートの答案から生成AIの多用や複数の剽窃などが見られた場合、継続的・自発的・計画的な学習をしていないので課題の点数が悪いことが明確な場合はF(不合格)として評価します。 また、理由なく課題提出が締め切りに遅れた回数2回で、うち1回を提出していないものとして評価します。1回分のみの未提出は締め切りから遅れた度合いによっても減点します。やむを得ないと判断される理由によって課題に取り組めない場合は、その課題を成績評価から除外して残りの課題で評価を行います。やむを得ないと判断される理由によって締め切りまでに課題に取り組めなかった場合は、その課題を締め切りまでに提出したものとして評価を行 います。これらについては、必ず担当教員に報告・相談してください。こちらでやむを得ないかどうか判断します。 さらに、得点を良い方から順に並べて、履修者全体のうちFの学生の割合と同じ分だけ成績上位の学生をA+と評価し、残りの合格者で成績の良い上位25%をA、次に成績の良い25%をB、その次に成績の良い25%をC、最後の25%をDとして相対評価も行います。 絶対評価と相対評価のいずれかでより良い成績評価を最終成績とします。 受講生へのフィードバック方法
各回の演習課題について,課題を課した次の回以降にフィードバックを行います.
教科書
以下のテキストを必ず入手すること
永合位行・鈴木純. 2018. 現代社会と経済倫理. 有斐閣. ※この講義では教科書の後半の内容を扱い、前半の内容は「社会思想A」で扱います。 参考書
この講義の内容に関係する参考書を挙げますが、もちろん購入などは不要です。
講義内容の全般(特に第13回)については、以下の参考書からも補足します。 ・足立正樹編『現代の経済社会と福祉社会の展望』(高菅出版、2013年) ・野尻武敏「成熟社会とヒューマンケア」、『長寿社会研究所・家庭問題研究所研究年報』、第5巻(1999)、19ー33頁。 https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk41/documents/000036176.pdf 本講義で扱う内容に近い参考書として以下があります。 ・柘植尚則『プレップ経済倫理学』(弘文堂、2014年)、『プレップ倫理学 増補版』(弘文堂、2021年) ・山脇直司『経済の倫理学 現代社会の倫理を考える〈8〉』(丸善、2002年) 各回の内容と関連する参考書として、以下があります。 (第2・3回) ・柳川隆・永合位行・藤岡秀英『セオリー&プラクティス経済政策』(有斐閣、2017年)特に第5章 (第4回) ・柳川隆・永合位行・藤岡秀英『セオリー&プラクティス経済政策』(有斐閣、2017年)特に第4章 ・志賀信夫『貧困とは何か——「健康で文化的な最低限度の生活」という難問』(筑摩書房、2025年) (第5回) ・斎藤純一・谷澤正嗣『公共哲学入門 自由と複数性のある社会のために』(NHKブックス、2023年) (第7〜10回) ・藤岡秀英『社会政策のための経済社会学』(高菅出版、2012年) ・柳川隆・永合位行・藤岡秀英『セオリー&プラクティス経済政策』(有斐閣、2017年)特に第2,3章 (第12回) ・宮本弘曉『私たちの日本経済』(有斐閣、2024年) (第14回) ・宮垣元『NPOとは何か 災害ボランティア、地域の居場所から気候変動対策まで』(中央公論新社、2024年) (原著レベルの参考書) ・エリノア・オストロム(,原田禎夫、齋藤暖生、嶋田大作 訳)『コモンズのガバナンス—人びとの協働と制度の進化』(晃洋書房、2022年) ・ジョン・ローマー(後藤玲子、吉原 直毅 訳)『機会の平等: 境遇による格差から自由な社会に向けて』(勁草書房、2025年) ・ダイアン・コイル(高橋璃子訳)『GDP——〈小さくて大きな数字〉の歴史』(みすず書房、2015年) ・マーク・フローベイ(坂本徳仁訳)『社会厚生の測り方 Beyond GDP』(日本評論社、2023年) ・マーサ・ヌスバウム(小沢自然、小野正嗣 訳)『経済成長がすべてか?——デモクラシーが人文学を必要とする理由』(岩波書店、2013年)、 (池本幸生、栗林寛幸 訳)『ケイパビリティ・アプローチとは何か: 生活の豊かさを測る』(勁草書房、2025年) オフィスアワー
質問などについては、基本的には講義前後の時間、あるいはメール(ft13755@ns.kogakuin.ac.jp)もしくはKU-LMSの質問登録から受け付けます。面と向かって質問できるようにオフィスアワーも次のように指定しますが、必ず事前に連絡をお願いします。急に研究室に来られても不在の可能性があります。
【オフィスアワー:要事前連絡】 ・木曜日14:30-16:30 @新宿キャンパス 27階2712研究室(GoogleMeet や Zoomも可) ・金曜日11:20-11:50、15:50-16:50 @八王子キャンパス1号館1E-301研究室(GoogleMeet や Zoomも可) ・上記以外 GoogleMeet あるいは Zoomにて対応 ※対面でのオフィスアワーの場所を私の研究室にしていますが、八王子なら2号館2階、新宿なら地下1階のラーニングコモンズなどで対応する予定です。 受講生へのメッセージ
経済学は、(この講義で必ずしも扱うわけではありませんが)まちづくりや交通インフラ、情報通信技術、生産技術・機械、環境・エネルギーなど、科学技術は経済と密接な関係にあります。その関係を考える手引きをする役割を担う分野の一つが経済学なので、経済学は(広い意味で)工学系分野に携わる工学院大学の皆さんにとって、専門分野の内容を社会に応用することを考える際に直面する問題を考える手がかりにもなることができます。この講義では、そういった科学技術を政府が支援する場合、そもそもそういった政策を行う根拠とはいったい何だろうか。というちょっと理屈っぽいことに取り組むことになります。それを考えることは、皆さんが社会人として働きだしたときに、仕事の意義や科学技術の意義を考えるヒントになるかもしれません。
経済学を知ったからと言って、お金儲け・儲かる資産運用が必ずできるようになるわけではありませんが、政策や科学技術の社会への応用を考えるための手助けはしてくれますし、それを今後社会人として活躍する皆さんが知っておいて損することはありません。 工学院大学の皆さんが、経済学をふまえて、科学技術の意義や課題、経済における役割、政策課題とそれを正当化する根拠などを冷静に考え、他者への思いやりを持ってどのように行動すべきか自律的かつ自発的に考えられる立派な社会人となることができるような一助をこの講義を通じてできたらと思います。 実務家担当科目
Not applicable
実務経験の内容
教職課程認定該当学科
Not applicable
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅰ2b/A2b
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと
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