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Teacher name : NOZAWA Yasushi
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開講年度
2025Year
開講学期
First Semester
科目名
Theory of Urban Space Investigation
授業種別
Lecture
科目名(英語)
Theory of Urban Space Investigation
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A2000027 Theory of Urban Space Investigation
担当教員
NOZAWA Yasushi
単位数
2.0Credits
曜日時限
Tue.3Period
キャンパス
Shinjuku Campus
教室
A-0811教室
学位授与の方針
1 基礎知識の修得 0 %
2 専門分野の知識・専門技術の修得 100 % 3 汎用的問題解決力の修得 0 % 4 道徳的態度と社会性の修得 0 % 具体的な到達目標
具体的な達成目標は、以下の3点である。1)都市(地区)に関する情報・データの種類を理解し、その収集・分析方法を習得する。2)都市(地区)の見方や読み取り方、解釈のしかた、着眼点を、講義と演習を通して、実践的に身につけて、活用することができる。3)1)2)によって、都市空間の解釈・評価を適切に行うことができる。
受講にあたっての前提条件
前提条件ではないが、一部で、2年次の「都市計画」で学んだ知識を用いる。必要に応じて、その時の教科書・ノートを用いて復習しておくこと。
授業の方法とねらい
都市(地区)の計画を立案するにあたっては、対象となる都市(地区)の現状を正しく読み取り、把握・理解する必要がある。この講義では、都市(地区)の調査・分析・評価を中心的なテーマとして、都市(地区)の見方・調べ方、そして読み取り方・解釈のしかたなどを実践的に学ぶ。
講義を中心として進めるが、適宜、演習課題を交えて、実践的に理解できるように実施していく。 AL・ICT活用
Project Based Learning/Discussion Debate/Presentation
第1回
授業形態
対面
事前学習
(第1回への事前学習)
教科書のはじめに・目次(教科書pp.i-vii)を読み、理解する。 それをもとに、各自のこの科目での達成目標を書き出す。 1.5時間
授業内容
授業の全体像のガイダンス(講義と演習の枠組み・関連性)
都市空間を読み取るということとは何か、その意義を考え、学ぶ。 【演習①】初めて訪れたまちで、どのようなことに着目するか。(現時点での都市を見る観点の確認) 事後学習・事前学習
(第1回の事後学習)
都市空間を読み取ることの意義、事前学習で書き出したこの科目の達成目標を改めて確認する。 (第2回の事前学習) 教科書pp.29-38を読み、内容を理解する。身近な市区の土地・建物利用現況調査の結果を示した図を探して、読み取る。 2時間
第2回
授業形態
対面
授業内容
空間を知る(土地・建物などの物的な状況を知る)
:土地・建物利用現況調査、土地・建物の状況を地図から読み取る 演習①の振り返り 事後学習・事前学習
(第2回の事後学習)
土地・建物利用現況図を読み取り、実際の市街地と比較する。 (第3回の事前学習) 教科書pp.19-28を読み、内容を理解する。身近な地域の地形図を入手し、それを手に現地を歩く。 2時間
第3回
授業形態
対面
授業内容
地形を知る(地形図のことを知り、そこから地形を読み取る)
:地形図の種類、地図の立体化、地名と地形、地形と自然環境、資料調査と現場での確認、歴史と地形との関係、スケールの捉え方 事後学習・事前学習
(第3回の事後学習)
事前学習で用意した身近な地域の地形図を用いて、そこから読み取った特徴的な部分を、現場に行って確認してみる。 (第4回の事前学習) 2年次「都市計画」で学んだK.リンチの「都市のイメージ」を復習しておく。特に、都市を構成する5つの空間構成要素について、確認する。 2時間
第4回
授業形態
対面
授業内容
都市空間の構成要素
:K.リンチ「都市のイメージ」の5つの空間構成要素、点・線・面 【演習②】都市の空間構成要素の変化の読解・分析・図化 事後学習・事前学習
(第4回の事後学習)
講義内容を振り返りながら、演習②の内容をプレゼン・シートにまとめて、提出する。 (第5回の事前学習) 教科書pp.39-56を読み、内容を理解する。2年生で学んだ国勢調査や都市計画の事業手法などを復習しておく。身近な地域の住宅地図を入手して読み取る。 3.5時間
第5回
授業形態
対面
授業内容
人々の生活の状況を知る・計画・事業の履歴を知る
:国勢調査等の調査結果、住宅地図・地籍図、生活と産業、都市開発に関わる事業、都市計画図、まちづくりに関わる統計 事後学習・事前学習
(第5回の事後学習)
具体的な地域を対象として、各種のデータや地図を重ね合わせることなどを通して、地域の特徴を読み取る。 (第6回の事前学習) まちづくりの現場で地域単位で分析に用いられる統計について、事例を集めてみる。 事前に配布する資料(参考書※1の一部)を読んでおく。 2時間
第6回
授業形態
対面
授業内容
まちづくりのための統計
:公的統計の現状とデータの集め方、小地域統計とまちづくり 事後学習・事前学習
(第6回の事後学習)
身近なまちづくり事例において、どのような統計を用いて地域の分析を行ったかを調査・考察してみる。 (第7回の事前学習) 教科書pp.3-21を読み、内容を理解する。身近な地域の歴史を知ることのできる資料を探して、読み取る。 2時間
第7回
授業形態
対面
授業内容
歴史を知る方法・歴史から現在および将来のことを考える
:資料の種類と探し方、資料調査と現場での確認、歴史を知ることの意義とは? 演習②の振り返り 事後学習・事前学習
(第7回の事後学習)
授業で出てきた歴史資料の具体例を、自分の身近な地域を対象としてWEBや図書館などで探して、読み取る。そうした作業を通して、地域の歴史的背景を考察する。 (第8回の事前学習) 教科書pp.57-67を読み、内容を理解する。自分のこれまでの現場の見方を再確認する。 2時間
第8回
授業形態
対面
授業内容
フィールド・サーベイの実践方法
:準備、現場でやるべきこと、記録、様々なフィールド・サーベイのアウトプット、現場で何を見るのか、横断的な視点を持った分析、用いる筆記具・道具 【演習③】こだわりの筆記具・道具、現場を見る視点(演習①を振り返りながら) 事後学習・事前学習
(第8回の事後学習)
講義で紹介した様々なフィールド・サーベイのアウトプット事例を見てみるとともに、他の事例も探してみる。 (第9回の事前学習) 現場で写真撮影以外にどのような方法で記録するのか、これまでやってきた方法を振り返ってみる。そのアウトプット(演習での現地調査ノートなど)を用意すると、なお良い。 2時間
第9回
授業形態
対面
授業内容
演習③の振り返り
現場で記録すること :記録の方法(前回の振り返り)、スケッチする意味、道路断面を記録する 【演習④】スケッチを描く、道路断面図を描く 事後学習・事前学習
(第9回の事後学習)
演習④を振り返り、もう一度、描いてみる。現場に出て、その場で時間を限って記録したり、スケッチしたりしてみる。 (第10回の事前学習) 身近な都市空間(公園、広場、街路などの公共的な空間)を、人々がどのような使い方をしているのか、観察して記録する。 3.5時間
第10回
授業形態
対面
授業内容
都市空間の使われ方を読み取る
:都市のアクティビティと都市空間、都市空間の領域性(ヤン・ゲールの著作から) 【演習⑤】都市空間の領域性を空間のつくりの分析と評価 事後学習・事前学習
(第10回の事後学習)
ヤン・ゲールの主張を復習した上で、事前学習で観察・記録した都市空間の使われ方をもう一度見直して、考察する。 演習⑤の分析をプレゼン・シートにまとめる。 (第11回の事前学習) 教科書pp.74-82を読み、内容を理解する。人に話を聞く時の心構えを考えてみる。 2時間
第11回
授業形態
対面
授業内容
ヒアリング調査・アンケート調査の実施方法
:インタビュー、オーラル・ヒストリー、質問紙の作成、回収方法、分析 事後学習・事前学習
(第11回の事後学習)
アンケート調査やヒアリング調査など、人を対象とする調査で注意すべき点、大事なポイントを整理する。 【演習⑥】アンケート票の事例からアンケート票や調査の実施方法を分析。次回講義に持ち寄って、紹介する。 (第12回の事前学習) 教科書pp.84-90を読み、内容を理解する。ワークショップとは何か、文献などで調べてみる。 また、ワークショップの事例を探してみる。身近な機会があれば、ワークショップに参加してみるとさらに良い。 2時間
第12回
授業形態
対面
授業内容
演習⑥の振り返り
ワークショップの実践方法・実践事例 :ワークショップの準備作業、ファシリテーターの役割、記録・とりまとめ、ワークショップの実践事例から考える 【演習⑦】最終レポート課題 出題 事後学習・事前学習
(第12回の事後学習)
自分がワークショップのファシリテーターをすると仮定して、注意するべきポイントを整理しておく。 さらに、まちづくりの何らかの場面で行うワークショップを企画してみる。 (第13回の事前学習) 教科書pp.91-100を読み、内容を理解する。まちの調査報告書などの成果物を市役所などで探して読んでみる。 事前に配布する資料(参考書※2の一部)を読んでおく。 2時間
第13回
授業形態
対面
授業内容
演習⑤の振り返り
地域資源・課題の抽出(調査のまとめと発表) :現地での調査をまとめるコツ、情報の整理と図示、調査・分析結果の公表・公開 研究室で実施した調査の事例 :まち歩きMAP作成のための調査、住宅市街地・中心市街地での調査など 都市を「見える化」するということ :現地調査のプレゼンテーション、データの構造化などから、都市を見える化する。 事後学習・事前学習
(第13回の事後学習)
「まちづくり演習」「建築演習」「建築デザイン演習」で自身が実施した調査やそのプレゼンテーションを振り返り、この授業の内容を踏まえて改良してみる。 (第14回の事前学習) ここまでの学習内容を振り返り、ノートを整理しておく。 2時間
第14回
授業形態
対面
授業内容
「都市空間調査法」全体の振り返りと補足
最終レポート作成のための調査実施 事後学習・事前学習
(第14回の事後学習)
「都市空間調査法」の到達目標が達成されたかどうかを確認する。未達成の部分は補足の学習をしておく。 最終レポート(演習⑦)を作成する。 (第15回の事前学習) 西新宿エリアを想定して、調査計画を作成する。 2時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
オンデマンド教材を視聴する。
:西新宿エリアの見どころ、目の付けどころ。 事後学習
西新宿エリアを歩き、調査報告のプレゼン・シートを作成してみる。
(希望者は提出可) 5時間
成績評価の方法
授業中に実施する演習課題50%、学期末のレポート50%によって成績を評価する。
学期末レポート(演習⑦)の提出がない者は、単位取得の意思なしと判断するので、必ず提出すること。 A+〜Fの6段階評価でD以上の者を合格とする。 期末試験は実施しない。 受講生へのフィードバック方法
演習課題のフィードバックは、授業の中で行う。
寄せられた質問等については、質問した者に随時フィードバックする。その中でも、全員で共有するべきものは、授業の中でフィードバックする。 教科書
「まちの見方・調べ方−地域づくりのための調査法入門」西村幸夫・野澤康編著(朝倉書店)
(注)教科書は初回授業から使用するので、必ず用意して出席すること。 参考書
※1「まちづくりの統計学」宇都宮浄人・多田実編著(学芸出版社)(第5回、第6回で使用予定)
※2「都市の「見える化」でまちが変わる」小林正美+明治大学都市建築デザイン研究室(X-Knowledge)(第13回で使用予定) 「まちを読み解く−景観・歴史・地域づくり−」西村幸夫・野澤康編著(朝倉書店) 「建築・都市計画のための調査・分析方法」日本建築学会編(井上書院) 「住環境 評価方法と理論」浅見泰司編(東京大学出版会) その他、教科書に参考文献として紹介されているものを、適宜参照すること。 また、講義の中でも必要に応じて紹介していく。 オフィスアワー
前期 この授業の前後に教室で、または、火曜日10:30〜11:30(新宿キャンパス26階A-2674号室にて)
後期 金曜日12:00〜13:30(新宿キャンパス26階A-2674号室にて) それ以外でもメールでの事前連絡により対応可能であるが、基本的に新宿校舎での対応となる。(後期も同様) E-mail;nozawa@cc.kogakuin.ac.jp 受講生へのメッセージ
できるだけ、同時進行の「まちづくり演習」(まちづくり学科3年前期)の内容と連動する形で進める。
とはいえ、この講義で扱う内容は卒業研究でも使う素養であり役に立つはずのものなので、まちづくり学科以外の学生の受講も歓迎する。 実務家担当科目
Not applicable
実務経験の内容
教職課程認定該当学科
Not applicable
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目である
教育課程コード
B3c
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと
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