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教員名 : 小林 潤
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開講年度
2025年度
開講学期
前期
科目名
リサイクルシステム工学
授業種別
講義
科目名(英語)
Recycle System of Industrial
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A1800003 リサイクルシステム工学 [A1][遠隔(同)]
担当教員
小林 潤
単位数
2.0単位
曜日時限
金曜4限
キャンパス
新宿 遠隔
教室
学位授与の方針
1 基礎知識の修得 40 %
2 専門分野の知識・専門技術の修得 60 % 3 汎用的問題解決力の修得 0 % 4 道徳的態度と社会性の修得 0 % 具体的な到達目標
具体的な達成度目標は:
1)リサイクルの意義について説明することができる 2)リサイクル手法の技術的・経済的特性を説明することができる 3)もの作りの機械技術者としての倫理観を説明することができる 4)循環型社会構築のための各国の取り組みについて説明することができる 5)LCAシステムを理解し実施することができる 本科目を修得により、材料,熱力学,プロセス設計,生産,環境,資源・エネルギーなどの分野において、技術的だけでなく,社会的・経済的側面からの視点に基づく評価・分析能力を習得させることができる。 受講にあたっての前提条件
工業熱力学I及演習,材料力学及演習I,機械実習,機械実験及演習を履修していること。
材料および熱力学に関する基本的な知識および現状の世界情勢や経済情勢に関する情報収集能力はある程度必要である。 授業の方法とねらい
機械技術者は構造物や機器などの「もの作り」をするばかりでなく、自然環境保全の観点から循環型社会を目指す法体系の整備を基に省資源、省エネ及び材料の再生利用を考慮した設計倫理が強く望まれる。ここでは、今日のリサイクルシステムに関する在り様、法規・規格及びそれらの現状について学習し、リサイクル問題を解決するための基礎的且つ具体的知識を修得する。さらに、技術者として地球環境問題と生産・産業活動が抱える課題をWin-Winで解決するための素養を身につける。
授業は講義形式を主としつつ、現状のリサイクルシステムに関する調査を行いその結果を発表し議論するプレゼンテーション課題を実施する予定である。 AL・ICT活用
ディスカッション・ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
第1回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
事前学習
カーボンゼロエミッション,SDGsなど環境と資源消費やものづくりが直結した様々な課題について見識を深めておく。
0.5時間
授業内容
[ガイダンス]持続可能な社会システムの構築に向けて
事後学習・事前学習
3R活動の概略について調べておくこと。
1時間
第2回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
[イントロダクション]3R(リデュース,リユース,リサイクル),レポート課題
事後学習・事前学習
レポート課題のための調査を行う。
エネルギー白書,環境白書の該当する項目を読んでおくこと。 1時間
第3回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
[リサイクルと資源・環境問題] 資源・環境管理,地下資源の可採年数の減少,エネルギー問題,地球温暖化
事後学習・事前学習
各国における廃棄物とリサイクルの動向について調べておく。
1時間
第4回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
[世界における廃棄物とリサイクル] 欧州の事例,米国の事例,アジアの事例の紹介
事後学習・事前学習
循環型社会形成推進基本法,リオ宣言,アジェンダ21の概略について調べておくこと。
1時間
第5回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
[リサイクルと法律] 社会政策,国内法,国際条約
事後学習・事前学習
各リサイクル手法の特徴について調べておくこと。
3時間
第6回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
[リサイクル技術1] マテリアルリサイクルおよびケミカルリサイクルの特徴,演習
事後学習・事前学習
廃棄物焼却発電技術などについて調べておく。
1時間
第7回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
[リサイクル技術2] サーマルリサイクル・サーマルリカバーの実施例,演習
事後学習・事前学習
空き缶のリサイクル,自動車スクラップ,ペットボトルおよび建築系廃木材のリサイクルについて調べておくこと。
1時間
第8回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
[リサイクルの現場] 金属・無機材料および化石資源・生物由来有機材料のリサイクルの実情,収集から再生品化に至るプロセスフロー
事後学習・事前学習
世界規模の環境問題について調べておく。
1時間
第9回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
[リサイクルと環境問題] 地球温暖化,酸性雨,光化学オキシダント等
事後学習・事前学習
廃棄物の処理および清掃に関する法律の概略について読んでおくこと。
1時間
第10回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
[廃棄物処理とリサイクル] 行政と仕組み,PPP/PFI事業
事後学習・事前学習
ライフサイクルアセスメント(LCA)の概略について、参考図書などを読んでおくこと。
1時間
第11回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
[ライフサイクルアセスメント] 概要,歴史,レポート課題
事後学習・事前学習
レポート課題について調査を行う。
LCAの手法について、参考図書などを読んでおくこと。 1時間
第12回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
[ライフサイクルアセスメント] 具体的手法,インベントリ分析と産業連関分析
事後学習・事前学習
LCAの講義に関する復習を行うこと。
1時間
第13回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
[ライフサイクルアセスメント] 家電の廃棄・リサイクルのLCA評価
事後学習・事前学習
これまでの授業内容の総復習を行う。グループで議論しプレゼンテーション内容をまとめ、プレゼンテーション用資料を作成する。
1時間
第14回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
学習成果の確認:グループ討論Ⅰ(リサイクルの意義と動機付け)
事後学習・事前学習
これまでの授業内容の総復習を行う。グループで議論しプレゼンテーション内容をまとめ、プレゼンテーション用資料を作成する。
1時間
第15回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
学習成果の確認:グループ討論Ⅱ(リサイクルの意義と動機付け)
事後学習
総復習
1時間
成績評価の方法
地球・地域環境に関する多面的、総合的視点を身につけた技術者として十分な能力を有していることをプレゼンテーション課題により評価する。また、機械工学の知識と方法論を身につけた技術者として十分な能力を有していることを適宜課す演習・レポートにより評価する。双方Grade D以上の評価を得ることで単位取得を認める。
なお、最終評価については演習・レポート50%、プレゼンテーション課題50%の重み付けで行う。 受講生へのフィードバック方法
演習およびレポートの採点結果については、KU-LMSを通じて提出後2週間以内に開示する。
プレゼンテーション課題の評価については、原則公開しないが希望者がいる場合は個別に対応する。 教科書
教科書なし
参考書
図説わかる環境工学, 渡辺 信久, 岸本 直之, 石垣 智基, 学芸出版社
地域環境マネジメント入門—LCAによる解析と対策, 玄地 裕, 井村 秀文, 稲葉 敦, 東京大学出版会 LCAの実務,稲葉 敦,産業環境管理協会 オフィスアワー
金曜日 13:30〜14:10(オンライン:希望者のみ)
上記時間外でも随時質問を受け付けます。 メールでの質問も可。 メール:at13308@ns.kogakuin.ac.jp 受講生へのメッセージ
「ものづくり」には必ず「廃棄物」がついてきます。この廃棄物をどのように取り扱うのが人類社会および地球環境にとって最適であるのかを考えることが、リサイクルの根本になります。近視眼的ではなく長い目で物事を見ることも大切になりますので、これらを意識して勉強に励んでください。
実務家担当科目
実務家担当科目ではない
実務経験の内容
教職課程認定該当学科
機械工学科
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅲ3b
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと
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