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教員名 : 島田 浩行
教員名 : 三浦 登
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開講年度
2025年度
開講学期
集中
科目名
材料加工
授業種別
実習
科目名(英語)
Technology of materials and their processing
授業情報(授業コード・クラス名・授業形態)
A1100809 材料加工 [教職][対面]
担当教員
島田 浩行、三浦 登
単位数
2.0単位
曜日時限
集中講義
キャンパス
八王子
教室
学位授与の方針
1 基礎知識の修得 20%
2 専門分野の知識・専門技術の修得 50% 3 汎用的問題解決力の修得 20% 4 道徳的態度と社会性の修得 10% 具体的な到達目標
(木材加工分野)
○木材加工分野の指導に必要な木質材料と加工についての科学的な原理・法則を理解すること。 ○木材加工分野の指導に必要な木質材料の加工技能と仕上げ技能を習得すること。 ○木材加工の指導に求められる安全指導の理解と指導方法を理解すること。 ○木材加工に必要な道具(手工具)と工作機械)調整と管理ができること。 (金属加工分野) ○使用する工具の使い方、機械の操作方法ができ、中学技術科で取り扱う「金属加工」の技能と、作品の制作技術を習得することによりそれぞれの作品が制作できる。また材料の発注と準備、工具の手入れについても理解でき、中学生の特性を理解し効果的な作業方法も理解できる。 受講にあたっての前提条件
授業のねらいを把握し、それを習得する意志がある。
授業の方法とねらい
【授業のねらい】
・技術・家庭科 技術分野の授業では、技術による問題解決学習において実際にものづくりによる問題解決で求められる資質・能力を育てる教科である ・技術科免許取得には「材料と加工の技術」において、生徒たちにものづくりを体験させる中で問題解決が指導できるための基本的な知識と技能が求められる そのために、計画・材料選択・準備、作業手順・片づけまでをこの講義では指導する ・前半は中学生にできる基本的な金属加工作品を作成し、金属材料の特性と加工方法を理解し加工技術を獲得する ・後半は、木材の特性を生かした製作実習を通して、使用工具(道具)や工作機械の使用方法を学び、生徒が安全に作業実習ができる視点を理解する ・新学習指導要領が求める、「材料と加工の技術」について見方・考え方を働かせ、問題解決の流れを理解し、自らの製作実習で指導方法を学ぶ 【授業の方法】 ・前半の金属加工は4日間で行い、金属加工の概要(材料特性,工作機械・工具など)の基礎知識を習得する 金属加工作品を4点製作し、金属材料の特性を理解し、金属加工の技術を習得する ・後半の木材加工は5日間で行う ○第1課題は、木材の切断技能(のこぎり引き)、切削技能(鉋の研ぎと鉋削り)は、全5回の授業でモジュール構造 のカリキュラムを用いて、継続的な実習で技能向上を目指す ★のこぎり引きは、直角切りを実践し、こぐち面の垂直切断技能を目指し、鉋の研ぎとこぐち削りとこば削りを実践し、工具(道具)の管理と使用について実践と考察を行う (木材や道具の基本的な知識は、座学と実習を併用して理解していく) ○第2課題は、けがき→切断→切削→組み立て→修正→塗装 の製作工程を『ふた付きの箱』の製作を通して学ぶ 各部品の寸法と直角の精度を求め、技能向上を目指す。★失敗をすることを前提に、製作体験を繰り返し行い技能習得につなげる 失敗は、生徒のつまずきを体感し、指導方法の知識につなげていく ○第3課題は、技術科における「問題解決の流れ」を理解し、問題発見→課題の設定→設計(機能・構造・製図)→製作(けがき→切断→切削→組み立て→修正→塗装)→評価(自己評価・相互 評価・技術の評価と活用)を実習し、木材加工で育成すべき資質・能力を深く理解して、指導方法や安全指導について考察する ★使用材料は、現場で多く使用しているキット教材又は一枚板を使用し、機能や構造を工夫して精度の高い製品の製作や修正方法を学ぶ AL・ICT活用
PBL(課題解決型学習)/グループワーク/実習・フィールドワーク
授業内容 事前学習 事後学習 必要時間
[前半「金属加工」] 担当 島田浩行
第1日目 〇金属加工について、金属加工で使用する機械・工具・材料についての講義、グループワーク、プレゼン, 作品1文鎮の製作、作品2テープカッターの製作 第2日目 〇作品2テープカッターの製作、作品3アルミ三段トレイの製作 第3日目 〇作品3アルミ三段トレイの製作、板金加工の説明、作品4チリトリの製作 第4日目 〇作品4チリトリの製作 [後半「木材加工」] 担当 三浦 登 第5日目(「木材加工」 集中①) 《事前学習》 木材加工における安全指導の要点を調べておく。 のこぎり引きの方法と鉋かけの方法を教科書で理解しておく。 等角図と正投影図(第三角法)が描けるようにしておく。 【午前1】9:20〜10:20(60分) ・ガイダンス(ワークシート1「木材加工」とは、自己紹介、授業説明、服装、安全、外部指導者等について) ・モジュール第1回目(約40分,切断技能のポイント,切削技能のポイント解説含む) 【午前2】10:20〜12:00(100分) ・教科書の解説(材料の特性,使用工具について) ・ふた付き箱の製作について(説明、道具と工作機械の使用法と安全について) ・ふた付き箱の製作実習(60分) (昼食休憩) 【午後】13:00〜15:00(2時間−120分) ・ふた付き箱の製作実習(1時間20分) 【モジュール】(20分) ・片づけ・清掃、ワークシート(20分) 授業ワークシート「製作実習の安全指導①」「道具の使い方」 ワークシート2「振り返り」 第6日目(「木材加工」集中②) 《事前学習》 ・木材の特性、種類、木質材料について事前に調べておく。 ・木材加工で用いる道具(工具)と工作機械について調べておく。 【モジュール】9:20〜40切断・切削技能向上の演習 【午前1】9:50〜10:20(50分) ・講義−木材の特性、木材の種類、木質材料、道具について(講義及び体験−外部講師を予定) 【午前2】10:30〜12:00(90分) ・製作実習−ふた付き箱の製作 (昼食休憩) 【午後】13:00〜15:00 ・製作実習−ふた付き箱の製作(組立て完成予定,仕上げ・塗装はしない) 【モジュール】(20分) ・かたづけ・清掃、ワークシート(20分) 第7日目(「木材加工」集中③) 《事前学習》 ・木材加工における仕上げ方法と塗装の種類や塗料について調べておく。 【モジュール】9:20〜40切断・切削技能向上の演習 【午前1】9:50〜10:20(50分) ・講義−仕上げ・塗装について(講義及び体験−外部講師を予定) 【午前2】10:30〜12:00(90分) ・製作実習−ふた付き箱の製作(仕上げ、塗装) (昼食休憩) 【午後1】13:00〜13:30 ・講義−木材加工における問題解決学習の指導方法(新学習指導要領が求める学力) 【午後2】13:30〜15:00 ・製作実習(問題解決の構想と設計) 使用材料をキット材又は一枚板のいずれかを選択 【モジュール】(20分) ・かたづけ・清掃、ワークシート(20分) 第8日目(「木材加工」集中④) 《事前学習》 教科書にある材料と加工の技術による問題解決の流れについて確認しておく。 問題解決から課題設定を整理して、使用材料を決めておく。構想図(ラフ)を用意する。 【モジュール】9:20〜40切断・切削技能向上の演習 【午前1】9:50〜11:00(70分) ・製作実習(設計と作業工程表 設計図の作成。(構想図、部品図、木取り図),作業工程表の作成 【午前2】11:00〜12:00(60分) ・製作実習−けがき〜切断 ※一部 工作機械(丸のこ盤)の使用 (昼食休憩) 【午後】13:00〜15:00 ・製作実習−部品加工〜組立て〜修正〜仕上げ・塗装 【モジュール】(20分) ・かたづけ・清掃、ワークシート(20分) 第9日目[最終日](「木材加工」集中⑤) 《準備学習》 木材加工の製作実習における「安全指導」の作業別と道具別に分けて、場面と内容を整理しておく。 材料と加工における技術の評価・活用について、教科書と学習指導要領解説から調べておく。 【モジュール】9:20〜40切断・切削技能向上の演習 【午前1】9:50〜11:20(90分) ・製作実習−組立て〜修正〜仕上げ・塗装 【モジュール】11:20〜11:40(40分) ・切断・切削技能向上の演習(20分) ・直角切り(のこぎり引き),こぐち削り(かんな削り)の実習評価(20分) (昼食休憩) 【午後1】13:00〜14:00 ・かたづけ、清掃 【午後2】14:00〜15:00 ・評価活動(自己評価、相互評価) ・材料と加工の技術を評価(ワークシート・アクティブラーニング) ・ワークシート3「木材加工」とは 成績評価の方法
「金属加工」
作品4点を全て提出し毎日レポートを提出してもらいます 授業は毎回出席してください 作品の採点結果70%,レポートの採点結果30%を100として、50%が金属加工の評価資料になる [木材加工] 授業への全出席を前提としている。欠席した場合は、期日までに課題とワークシートを提出する 未提出の場合は、評価しない ペーパーテストは実施せず、以下の①〜④の評価資料で評価する ①毎時に行う自己評価コメントを記入することで学習態度の変容をみる ②ワークシートの内容と課題で評価する ③課題 Ⅰ直角切りとこぐち削りの技能, Ⅱふた付き箱の製作, Ⅲ問題発見〜課題解決の製作実習(キット教材又は一枚板) ④全出席と全課題提出 評価の割合 ①+②:③:④=3:5:2とし、100として、50%が木材加工の評価資料になる 金属加工+木材加工の評価資料で、 S・A・B・C・D・Fの6段階評価でD以上(60%以上)のものに単位を認める 受講生へのフィードバック方法
提出した授業ワークシートや実習製作品について、授業内で口頭と資料(教材内)で講評をします
実習中の製作技能や工具(道具)の技能、安全管理の知識については、授業内で講評をします 教科書
中学校文部科学省検定教科書 「中学校技術・家庭科 技術分野」 出版社は問いません
文部科学省著 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 技術・家庭科編 平成29年7月 上記の2点を買って用意する必要はありません 必要な内容はプリントにて用意します ★中学校の時に使用した技術・家庭科 技術分野の教科書があれば持参してください 参考書
木材加工では
【参考書・参考資料等】 ・木材加工に関する資料は、授業の中で紹介する。また、授業に関係するものは「資料」として配布する。 ・鉋(かんな)は、授業用に借用したものを使用するが、自分の鉋(かんな)を準備したい人は、授業用と同じメーカー(北誠社)のものを購入することができる。(3,800円程度) オフィスアワー
【オフィスアワー】
授業前及び授業後30分間。あるいはそれ以外でもメールで連絡があれば対応。教室にて 受講生へのメッセージ
・9日間、ほぼ1日(午前・午後)の授業なので大変かもしれません しかし、実際に教師になったときに困らないように指導します
・実習を伴う授業です 全9日間(9:20〜15:00)の授業に出席できる健康づくりとスケジュールづくりをしておくこと ・「金属加工」は機械実習工場を利用するので、作業服(長袖)と帽子、運動靴を必ず用意してください また「木材加工」は作業ができる服装と上履きを用意する (上履きは、靴底がきれいな運動靴が適している サンダル等は不可) ・ICTを活用した授業展開もアドバイスします。 ・設計に3DCADを使用するかもしれません ノートPCを用意しておいてください ・教科書(中学校技術・家庭科技術分野)の「材料と加工の技術」は、事前に必ず読んでおき、分からない内容には、付箋を貼って質問できる準備をしておく。 実務家担当科目
実務家担当科目ではない
実務経験の内容
教職課程認定該当学科
機械工学科/機械システム工学科
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと
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