シラバス情報

開講年度
2025年度
開講学期
後期
科目名
化学研究法
授業種別
講義
科目名(英語)
Chemical Research Method
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A1100077 化学研究法 [建築][遠隔(オ)]
担当教員
徳永 健
単位数
2.0単位
曜日時限
木曜1限
キャンパス
八王子 遠隔
教室

学位授与の方針
1 基礎知識の修得   100 %
2 専門分野の知識・専門技術の修得   0 %
3 汎用的問題解決力の修得   0 %
4 道徳的態度と社会性の修得   0 %
具体的な到達目標
・講義に関して
 1. 溶解度積の概念を理解し、系統分離分析に応用できる。
 2. 酸塩基の概念を理解し、中和滴定に応用できる。
 3. 酸化還元の概念を理解し、電池に応用できる。
 4. 界面重合反応を理解し、ナイロン6 10の反応に応用できる。
・実験と演習に関して
 1. 基本的な化学実験器具を使用できる。
 2. 安全と環境に配慮し、化学薬品を取り扱うことができる。
 3. 実験の予習を行い、実験結果をノートに取ることができる。
 4. 分子模型やコンピュータを用いて化学の初歩的な研究ができる。
受講にあたっての前提条件
化学概論の学習内容を理解していること。
授業の方法とねらい
【授業の方法】すべての回、「遠隔オンデマンド」で実施する。
●「講義」の回は、主に音声付きスライドを用いて実施する。毎回、課題を解いて提出する。
★「実験(動画)」の回は、実験動画を視聴して、実験ノートに記録を取る。その後、課題を提出する。事前の予習が必要である。
★★「実験(自宅)」の回は、自宅でできる実験やコンピュータを用いた演習を実施する。実験ノートの予習、結果の記録、レポートや課題の提出が必要である。
※ 中和滴定の「実験(自宅)」のために、安価な物品を購入してもらう場合がある。紙コップ、紫キャベツ、スポイトなど、合計で数100円。
※ 実験ノートを使用するので、第2回までに実験ノート(大学生協で売っているもの、もしくは、それと同等のもの)を購入すること。
※ 資料の配布や課題・レポートの提出はKU-LMS(学修支援システム)で行う。

【ねらい】講義を実際の化学実験操作に結び付けることによって、基礎的な化学知識に加えて、実験操作、実験ノートの書き方、レポートの書き方を取得することが、本授業のねらいである。「講義(理論)」→「課題提出」→「実験の予習」→「実験(動画)」または「実験(自宅)」→「結果の記録と整理」→「課題提出」または「レポート提出」という一連の作業を通じて、実験結果を化学的視野から洞察する能力を身につける。
AL・ICT活用
e-ラーニング等ICTを活用した自主学習支援

第1回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
事前学習
【事前学習】高校の化学や1年生科目の化学概論の学習内容を復習する。
2時間
授業内容
●講義 ガイダンス、授業の概要、化学の基礎知識
授業の概要や実験テーマについて説明する。化学の基礎的な問題を解く。
事後学習・事前学習
【事後学修】課題を解いて提出する。
【次回事前学修】授業資料の該当箇所を読み、分からない場所を参考書等で調べる。
4時間
第2回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
●講義 実験ノートの書き方、予習の方法、試薬データの調べ方、レポートの書き方
これから実験を行うための実験ノートの使い方、試薬データの調べ方、実験を終えた後の実験レポートの書き方を学ぶ。
事後学習・事前学習
【事後学修】課題を解いて提出する。
【次回事前学修】実験ノートに実験の予習をする。
4時間
第3回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
★実験(動画) 分子模型、基礎的な実験
分子模型の組み立てと、基本的な実験操作の練習を行う。
事後学習・事前学習
【事後学修】課題を解いて提出する。
【次回事前学修】授業資料の該当箇所を読み、分からない場所を参考書等で調べる。
4時間
第4回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
★★実験(自宅) ChemSketchを用いた分子描画
自分のコンピュータにChemSketchをインストールし、画面上で分子を作成する。
事後学習・事前学習
【事後学修】課題を解いて提出する。
【次回事前学修】授業資料の該当箇所を読み、分からない場所を参考書等で調べる。
4時間
第5回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
●講義 金属イオンの反応と系統分離分析
銀・鉛・アルミニウム・鉄の各イオンの反応を理解する。
事後学習・事前学習
【事後学修】課題を解いて提出する。
【次回事前学修】実験ノートに実験の予習をする。
4時間
第6回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
★実験(動画) 金属イオンの系統分離分析
銀・鉛・アルミニウム・鉄のイオンを分離・検出する実験操作を学ぶ。
事後学習・事前学習
【事後学修】課題を解いて提出する。
【次回事前学修】授業資料の該当箇所を読み、分からない場所を参考書等で調べる。
4時間
第7回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
●講義 酸と塩基、中和反応
酸と塩基の定義、酸と塩基の反応である中和反応についてスライドで説明する。
事後学習・事前学習
【事後学修】課題を解いて提出する。
【次回事前学修】実験ノートに実験の予習をする。
4時間
第8回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
★実験(動画) 食酢中の酢酸の定量
市販の食酢に含まれる酸の濃度を中和滴定法により測定する。
事後学習・事前学習
【事後学修】課題を解いて提出する。
【次回事前学修】実験ノートに実験の予習をする。
4時間
第9回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
★★実験(自宅) 身近なもので行う中和滴定
身近な酸と塩基、紫キャベツを用いて中和滴定を行う。
事後学習・事前学習
【事後学修】レポートを作成して提出する。
【次回事前学修】授業資料の該当箇所を読み、分からない場所を参考書等で調べる。
4時間
第10回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
●講義 酸化と還元、電池の原理
酸化と還元、電池の原理についてスライドで説明を行う。
事後学習・事前学習
【事後学修】課題を解いて提出する。
【次回事前学修】実験ノートに実験の予習をする。
4時間
第11回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
★実験(動画) ボルタ電池とダニエル電池
ボルタ電池とダニエル電池を作製し、放電させる。
事後学習・事前学習
【事後学修】課題を解いて提出する。
【次回事前学修】授業資料の該当箇所を読み、分からない場所を参考書等で調べる。
4時間
第12回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
●講義+★実験(動画) 高分子化学
重合反応の原理について理解する。
事後学習・事前学習
【事後学修】課題を解いて提出する。
【次回事前学修】授業資料の該当箇所を読み、分からない場所を参考書等で調べる。
4時間
第13回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
●講義 分子シミュレーションの原理
古典的な分子シミュレーションの原理を学習する。
事後学習・事前学習
【事後学修】課題を解いて提出する。
【次回事前学修】実験ノートに実験の予習をする。
4時間
第14回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
★★実験(自宅) 簡単な分子シミュレーション
簡単な分子シミュレーションを行い、得られた結果を解析する。
事後学習・事前学習
【事後学修】レポートを作成して提出する。
【次回事前学習】第1〜14回の学習内容を復習する。
4時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
■学習内容の振り返り
事後学習
第1〜14回の学習内容を振り返る。
2時間

成績評価の方法
試験は実施しない。
講義の回の課題40%、実験(動画)の回の課題30%、実験(自宅)の回のレポート30%、で評価する。
A+〜Fの6段階評価でD以上の者を合格とする。
受講生へのフィードバック方法
KU-LMS(学修支援システム)で課題やレポートを返却する際にコメントを付けます。

教科書
指定教科書なし。プリントや資料をKU-LMS(学修支援システム)で配布する。
参考書
●化学全般に関する教科書
 ・「新版 大学生の化学 Introduction」佐藤 光史 監修、2024年、培風館
●化学全般に関する演習書
 ・「大学と高校を結ぶ 化学基礎演習」佐藤 光史 監修、2015年、培風館
●化学反応式や沈殿の色・形状
 ・「−視覚でとらえる−フォトサイエンス化学図録(新課程改訂版)」数研出版編集部 編、2013年、数研出版
●酸と塩基
 ・「DVD教材 化学:未来をひらくサイエンス CHEMISTRYシリーズ 第10巻 酸と塩基」
●実験ノートの書き方
 ・「改訂 化学のレポートと論文の書き方」泉 美治 他監修、1999年、化学同人
●安全について
 ・「実験を安全に行うために(第7版)」化学同人編集部 編、2006年、化学同人
 ・「続 実験を安全に行うために(第3版)」化学同人編集部 編、2007年、化学同人

オフィスアワー
オフィスアワーは水曜 12:00-13:45です。八王子4号館3階04-306に居ます。
メールによる質問はいつでも受け付けます。ft13309@ns.kogakuin.ac.jp にメールを送って下さい。
受講生へのメッセージ
高校や大学1年次に学んだ化学の知識を、実験を通じて身近な物質や現象に適用し、化学を実感する授業です。遠隔オンデマンドで実施しますので、有害な試薬を用いる実験は「実験(動画)」として動画で視聴してもらいます。それだけではつまらないので、「実験(自宅)」として自宅で出来る簡単な実験も行ってもらいます。「実験(動画)」「実験(自宅)」のどちらでも、事前に実験内容の予習を行う必要があります。このため、実験ノートの準備を必須とします。「実験(自宅)」の回は、実験内容を自分で考えて、使用する物品の一部を自分で調達してもらう場合があります。

実務家担当科目
実務家担当科目ではない
実務経験の内容

教職課程認定該当学科
該当なし
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
A2b
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと