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教員名 : 豊福 晋平
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開講年度
2025年度
開講学期
前期
科目名
教育工学
授業種別
講義
科目名(英語)
Educational Technology
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A1100189 教育工学 [教職][遠隔(同)]
担当教員
豊福 晋平
単位数
2.0単位
曜日時限
木曜5限
キャンパス
新宿 遠隔
教室
学位授与の方針
教職・学芸員課程 該当なし
具体的な到達目標
情報社会に求められる資質・能力とそれらを育成するための教育技術について理解すること教育工学の歴史的背景・主要領域の知見・課題について系統的に理解できること情報機器や学習情報環境の効果的な活用方法・教材作成に関する基礎的能力を身に付けること
受講にあたっての前提条件
受講の前提条件は特に設定しない。講義内ではノートPCやスマートフォンを用いて個別にインターネットアクセスを要する場面があり、レポート提出作業等にはPCを用いるので、学習に必要な情報環境を整えることが望ましい。
授業の方法とねらい
今日の学校教育では、情報社会を生きる児童・生徒が必要な資質(情報活用能力)を身に付けることが求められている。あわせて、学習に新しい情報手段を活用することによって、多様かつ高度な教育効果が期待されており、指導する側もこれら時代の要請に応じた資質能力を高める必要がある。
教育工学には2つの意義がある。一つは工学の科学的合理的手法を教育に適用すること。もう一つは技術の潜在的可能性をもって教育の前提条件を覆し、教育に革新をもたらすことである。古くは学校制度・授業技法の研究に始まったが、現代では広く技術・メディアと教育との接点が議論されている。本講では、教育工学的アプローチへの理解を深めるとともに、いくつかのトピックについて実際に課題に取り組み、その意義や問題点について検討していく。 AL・ICT活用
プレゼンテーション/e-ラーニング等ICTを活用した自主学習支援/その他
第1回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
事前学習
高校までに履修した情報教育、あるいは一般教科学習でコンピュータやネットワークを用いた学習経験について簡単にまとめておくこと
0.5時間
授業内容
【教育工学とは何か】
問い:教育工学は何を目的として成立したのか、どんな具体的事象を問題解決するのか、教員を志望する私に何が役立つのか? ガイダンス・教育工学の歴史的背景と定義、関連領域とシステム観について理解し、その他教育理論や従前の教育観との違いを評価する。 事後学習・事前学習
振り返り課題[1]として、教育工学の定義を簡単に箇条書きでまとめ、自身のこれまでの認識(教育観)との違いを明らかにする。
0.5時間
第2回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
【学習論】
問い:学ぶとはどのような行為か、どのように学びは生起するのか、よりよい学びのために諸理論はどう役立つのか? 教育工学の背景となる行動主義・表象主義・構成主義の各学習理論について理解し、特徴と違いを考察する。 事後学習・事前学習
振り返り課題[2]として、各学習理論の特徴と違いについて述べ、自らの経験エピソードからその有効性を考察する。
1時間
第3回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
【未来の教育と教育技術】
問い:不確実な未来に備えるための教育とは何か、私はどのように教育に関わるべきか? 2030年代の未来社会の展望、求められる資質能力とテクノロジーの位置付け、教育へのICT適用について理解し、これまでの教育のありかたとの違いを指摘する。 事後学習・事前学習
振り返り課題[3]として、OECD Education2030や学習指導要領で述べられている未来社会の展望、学びの概念構造、テクノロジーの位置づけについてまとめ、従前の教育のありかたと何がどのように違うのか、考察する。
1時間
第4回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
【学校建築】
問い:現代の学校建築にはどのような課題があるか?よりよい教育的経験を生む学校建築をどう構想するか? 校舎建築のトレンドと学習空間設計のありかたを理解する。 事後学習・事前学習
ふりかえり課題[4]として、現代学校建築にはどのような課題があるか?、講義内容を踏まえ学校建築に関する着想・アイデアを簡単にまとめる。
1時間
第5回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
【カリキュラムと学習活動】
問い:よい授業とは何か?よい授業を設計するためにどのような手立てがあるか? 授業設計のモデルと方法を学ぶ 事後学習・事前学習
学習目標明確化の小テストを解いてみる。
上位目標「水泳未経験の小学生が、息継ぎありクロールで25m泳げるようにする」ための下位目標を列挙し、これを系列化する。 1時間
第6回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
【学習評価】
問い:学力とは何か?学びの軌跡をどのように評価するか?授業評価をどのように行うか? 学習評価と授業分析の技法を学ぶ 事後学習・事前学習
一夜漬けで暗記を頑張っても試験後に肝心な事を忘れてしまうのでは、テストの意義は十分とは言えない。では、どのような課題を与えれば、十分に学習し、身に付けたことを評価出来るか?
1時間
第7回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
【情報活用能力】
問い:学習の基盤となる資質・能力(情報活用能力)とは何か、学習目的に応じたICT活用用途はどのように整理出来るか。 情報活用能力の3観点8要素とその課題について、ブルームのタキソノミーを用いたICT利活用の用途、およびコロナ禍で見出された利用法について学ぶ。 事後学習・事前学習
講義中で扱うISTEの7類型から1つを選んで具体的な学習テーマをひとつ構想する。
1.5時間
第8回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
【学習情報基盤の構築】
問い:効果的な学習情報基盤をどのように構築するか 学習環境基盤の構築にあたっての課題を理解し、GIGAスクール構想と学習者中心の文具的活用について学ぶ。 事後学習・事前学習
文科省が推進するGIGAスクール構想では、小中学生に1人1台のコンピュータ配備がなされたが、教員の立場ではどのような生活場面(学習に限らない)での活用を想定するか?そのために、学校は何をしなければならないか?
1時間
第9回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
【個別最適な学びの構成】
問い:ICTを用いて個別最適な学びをする際に必要なコンテンツをどのようにして構成したら良いか。 プログラム学習の原理をもとに、フォームを用いた多肢選択型のテスト問題作成を行う。 事後学習・事前学習
特定のテーマについて、知識を問うドリル演習を作成する。
1時間
第10回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
【放送教育とメディアリテラシー#1】
問い:メディアを用いた教育のメリットとは何か?放送教育の特徴と利用上の留意点は何か?現代におけるメディア・リテラシーの目的と目標は何か? メディア教育の歴史についてふり返る。放送教育で最も大きな影響を与えたと言われるセサミストリートを事例に、その功罪を考察する。メディアリテラシーのワークショップ課題を通じて、その目的と教育方法について考える。 事後学習・事前学習
ワークショップ課題に関連して得られた気付きを文章化する。
最近のTV-CMで気になるものをいくつか列挙する。 0.5時間
第11回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
【メディアリテラシー#2】
問い:TV-CMにはどのような要素・含意があるか。 メディアリテラシーに基づくテレビCMの分析考察を進める。 事後学習・事前学習
講義で扱う分析シートをもとに、テレビCMの分析を行う。
1.5時間
第12回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
【デジタル・シティズンシップ教育#1】
問い:情報モラル教育とデジタル・シティズンシップ教育の違いは何か?どのような指導を行うか? 欧米で普及しているデジタル・シティズンシップ教育について理解する。 事後学習・事前学習
デジタルシティズンシップの一課題について実際に取り組んでみる。
情報モラル教育と何処がどのように違うのか、まとめる。 0.5時間
第13回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
【デジタル・シティズンシップ教育#2】
問い:デジタル・シティズンシップのカリキュラム構成と実践をどのように進めるか? 日本国内での展開方法とあわせて、教職員・保護者との認識合わせについて学ぶ。 事後学習・事前学習
デジタル・シティズンシップの指導案をもとに授業展開のシミュレーションをしてみる。
生徒の立場で受講する時にどのような課題や学びが得られるだろうか。 1時間
第14回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
【生成AIの教育利用と倫理 〜学習支援・校務活用の可能性と課題〜】
問い:生成AIのもたらす利点とリスクを踏まえたうえで、どのように生徒の主体的学びと倫理的配慮を両立させるか? 事後学習・事前学習
生成AIの学習利用についての規定を参照しておく
0.5時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
【学校広報と信頼関係の構築】
問い:学校関係者(ステークホルダ)とどのような関係を築き、維持する事が必要か?そのためにテクノロジーを用いてどのような事が出来るか? 学校広報の歴史的成立背景と理論、学校サイトの内容分析と改善点の考察 事後学習
最終レポート課題に取り組み、期限までにこれまでのふりかえり課題も含めて提出する
2時間
成績評価の方法
最終レポート結果40%・講義期間中の提出物・発表60%をもって評価し60点以上を合格とする。いずれも評価ポイントは体裁・基本事項の理解・論理性・卓越性の4つ。なお、5回以上欠席した場合は履修放棄とみなし成績評価は行わない。
受講生へのフィードバック方法
質問はKU-LMS上で受け付けます。振り返り課題については適宜フィードバックします。
教科書
参考書
「21世紀の学習者と教育の4つの次元」C・ファデル他著(北大路書房)
「メディア・リテラシー」菅谷明子著(岩波新書) 「教育×破壊的イノベーション 教育現場を抜本的に変革する」クリステンセン著(翔泳社) 「授業設計マニュアル—教師のためのインストラクショナルデザイン」稲垣忠・鈴木克明著(北大路書房) 学習指導要領・情報化への対応(文部科学省) オフィスアワー
メールにて対応(fu25252@ns.kogakuin.ac.jp)
受講生へのメッセージ
実務家担当科目
実務家担当科目ではない
実務経験の内容
教職課程認定該当学科
全学科
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと
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