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教員名 : 位野木 万里
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開講年度
2025年度
開講学期
後期
科目名
ソフトウェア工学II
授業種別
講義
科目名(英語)
Software Engineering II
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A1900034 ソフトウェア工学II [J1][遠隔(同)]
担当教員
位野木 万里
単位数
2.0単位
曜日時限
水曜2限
キャンパス
新宿 遠隔
教室
学位授与の方針
1 基礎知識の修得 0 %
2 専門分野の知識・専門技術の修得 100 % 3 汎用的問題解決力の修得 0 % 4 道徳的態度と社会性の修得 0 % 具体的な到達目標
製品ソフトウェア開発を行う上での用語,手法,表記方法を理解し説明でき,それらを用いて開発成果物が作成できる.
受講にあたっての前提条件
授業のねらいを把握し、それを習得する意志がある。
授業の方法とねらい
ソフトウェア製品開発の分析,設計,開発,テストなどの一連の開発手法の基礎知識に基づき,情報社会の様々な問題解決をソフトウェアにより実現するために,同知識を応用することを身につけることをねらいとする.
遠隔(同時双方向)により設計モデルのディスカッションを行うため,PCを用いてマイクを通して発言できる環境で接続すること. AL・ICT活用
ディスカッション・ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/e-ラーニング等ICTを活用した自主学習支援
第1回
授業形態
遠隔(同時双方向)
事前学習
ソフトウェア工学Ⅰで習得したソフトウェア開発工程と開発成果物について考え方を確認しておくこと.
1時間
授業内容
ガイダンス:ソフトウェア開発プロセスとプロジェクト管理
ソフトウェア開発プロセスと製品ソフトウェアプロジェクト管理手法について概観し,本講義を通して実施するプロジェクトを設定する. 今年度はソフトウェア再利用をプロジェクトのテーマとする. 事後学習・事前学習
配布資料を熟読し,有形物の製造過程での再利用と,ソフトウェア再利用の共通点,相違点についてアイデアをまとめておく.
4時間
第2回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
要求定義(1)
要求定義⼯程の開発プロセスを成果物作成の観点で分析し,ケーススタディを通して有効な再利⽤対象についてディスカッションする. 事後学習・事前学習
事前に配布する解説資料を熟読すること.要求仕様書,ユースケース,機能仕様について復習してくること.
4時間
第3回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
要求定義(2)
前回に引き続き,要求定義⼯程を対象とした再利⽤技術について解説する.シナリオの再利用に関するケーススタディを通して,上流成果物の有効な再利用方法についてディスカッションを行う. 事後学習・事前学習
ケーススタディの結果を復習すること.基本設計工程の開発成果物である,基本設計書,クラス構造,クラス間相互作⽤とは何か,ソフトウェア工学Iでの学修内容を復習してくること.
4時間
第4回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
設計(1)
基本設計⼯程の開発プロセスを成果物作成の観点で分析し,ケーススタディを通して有効な再利⽤対象についてディスカッションする.有効な再利用対象として,パターンをとりあげる. 事後学習・事前学習
ケーススタディの結果を復習すること.さらに⾼度な再利⽤をするためにどのようなことが必要かアイデアをまとめてくること.
4時間
第5回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
設計(2)
基本設計⼯程の開発プロセスを成果物作成の観点で分析し,ケーススタディを通して有効な再利⽤対象についてディスカッションする.有効な再利用対象として,フレームワークをとりあげる. 事後学習・事前学習
事前に配布する解説資料を熟読すること.設計の再利用までの一連のケーススタディを復習し,どのような成果物が再利⽤によって構築できるのかを確認すること.これらを組み合わせると,どのような別製品の開発が可能かといったアイデアを整理してくること.
4時間
第6回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
実装
プログラム開発⼯程のプロセスと成果物を概観しながら,有効な再利⽤対象についてケーススタディを通してディスカッションする.コンポーネントを再利⽤して,別システムのアプリケーションを構築する再利⽤ケーススタディを通して,実装の再利⽤について理解を深める. 事後学習・事前学習
事前に配布する解説資料を熟読すること.実装の再利用までのケーススタディを復習し,再利⽤対象,再利⽤のタイミング,再利⽤の⽅法に関する技術と適用方法について復習すること.
4時間
第7回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
システムの再利⽤(振返り)・ケーススタディ
様々な再利⽤対象(ユースケース,シナリオ,クラス,パターン,フレームワーク,コンポーネント)とこれらの再利⽤⽅法を振り返り,ソフトウェア開発プロセス全体を通した再利⽤技術の考え⽅,有効性,留意点,課題について,ケーススタディを通してディスカッションする. 事後学習・事前学習
事前に配布する解説資料を熟読すること.プロダクトライン型の再利⽤とは何かについて,事前調査をすること.
4時間
第8回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
高度な開発(1)
プロダクトライン型の再利⽤について解説する.ケーススタディを通して,従来型の再利⽤と,プロダクトライン型の再利⽤の違いについてディスカッションを行う. 事後学習・事前学習
これまでに配布した解説資料を総復習し,プロダクトライン型の再利⽤の実践における課題についてアイデアをまとめてくること.
4時間
第9回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
高度な開発(2)
シリーズ製品開発のためのモデリング手法について解説し,フィーチャーモデリングに関するケーススタディを行い,プロダクトライン型の開発について理解を深める. 事後学習・事前学習
ケーススタディ結果を復習すること.事前に配布する資料を熟読し,再利用資産の構築方法について調査をすること.
4時間
第10回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
高度な開発(3)
シリーズ製品開発のための要件定義,開発管理について,ケーススタディを通して学修し,プロダクトライン型の開発管理について理解を深める. 事後学習・事前学習
ケーススタディ結果を復習すること.事前に配布する資料を熟読し,再利用資産の構築方法について調査をすること.
4時間
第11回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
再利用資産の開発(1)
様々な再利⽤技術を総括し,ケーススタディを通して再利⽤によるソフトウェア製品開発のあるべき姿についてディスカッションする. 事後学習・事前学習
ケーススタディ結果を復習すること.事前に配布する資料を熟読し,再利用資産の構築,再利用によるソフトウェア製品開発方法のあるべき姿についてアイデアをまとめること.
4時間
第12回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
再利用資産の開発(2)
第11回の結果を踏まえて,とりあげたケーススタディに沿って,再利用資産の分析と設計を行う. 事後学習・事前学習
ケーススタディ,ディスカッションの結果を復習し,分析設計結果に反映させること.
4時間
第13回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
再利用資産の開発(3)
第12回のケーススタディによる再利用資産の分析設計結果の検証を行う.各自の検証結果をクラスで共有し,再利用資産のあるべき姿についてディスカッションを行う. 事後学習・事前学習
ケーススタディ,ディスカッションの結果に基づき,分析設計結果を改善し,再利用資産に関する成果物を更新する.
ここまでの学修内容を総復習する. 4時間
第14回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
学習成果の確認として,授業内試験を遠隔(同時双方向)にて行う.
事後学習・事前学習
授業内試験において解けなかった問題について教科書と配布資料を総復習し確認する.
4時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
学修成果の確認(授業内試験)の結果について解説する.
事後学習
ソフトウェア製品開発プロセス,開発手法,工程成果物について復習し,講義中に設定した疑似プロジェクト以外の案件での適用方法について考察する.
4時間
成績評価の方法
講義中に演習課題を実施を実施する.授業内試験を実施する.授業内試験(50%)および演習課題の評価(50%)による総合得点で,到達目標に照らして,6段階のGrade(A+, A, B, C, D, F)で評価し,D以上の者に単位を認める.
受講生へのフィードバック方法
各回演習課題については次の回の冒頭で解説します.
オンデマンド授業となる「第15回」において,KU-LMS に全体の講評をアップロードします. 教科書
資料を配布する
参考書
[1] 丸山勝久・高橋直久:情報工学レクチャーシリーズ ソフトウェア工学【第2版】,森北出版,2025
[2] Jean-Sébastien Sottet (編集), Alfonso García Frey (編集), Jean Vanderdonckt (編集) Human Centered Software Product Lines (Human–Computer Interaction Series) (English Edition) , Springer, 2017 オフィスアワー
木曜日:16:00〜17:00 新宿校舎A-2315(高信頼ソフトウェア開発工学研究室)
初回授業で示す連絡方法にて事前にアポをとることがのぞましい. KU-LMSの質問登録による質問も随時受け付ける. 受講生へのメッセージ
本講義は,ソフトウェア再利用技術にフォーカスします.具体的には,ソフトウェア工学Iで修得した開発方法論において,生産性向上,品質安定化,リードタイム短縮を達成するための手法について,掘り下げていきます.講義解説とケーススタディを通して,再利用技術,有効性,妥当性,課題等について考えます.
実務家担当科目
実務家担当科目
実務経験の内容
製品ソフトウェア開発の経験がある教員が、開発方法論の開発と管理の技術力を活かし、複雑化した実案件への適用を想定してソフトウェア工学、要求工学について講義する。
教職課程認定該当学科
コンピュータ科学科
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅲ3c
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと
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