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教員名 : 竹内 久雄
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開講年度
2025年度
開講学期
後期
科目名
化学工業の魅力
授業種別
講義
科目名(英語)
Attactive Chemical Industry
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A1100079 化学工業の魅力 [S2][対面]
担当教員
竹内 久雄
単位数
2.0単位
曜日時限
水曜2限
キャンパス
新宿
教室
A-0715教室
学位授与の方針
1 基礎知識の修得 20 %
2 専門分野の知識・専門技術の修得 80 % 3 汎用的問題解決力の修得 0 % 4 道徳的態度と社会性の修得 0 % 具体的な到達目標
・化学工業の分野別盛衰の歴史を理解し、今後求められる産業技術分野を自分なりに考えられる。・化学工業における新技術と改良技術がどのように開発され展開されてきたかを理解する。・現代の化学産業の原料から中間製品を経て最終製品までのプロセスを理解する。・世界的にみた化学原料、製品とエネルギーの流れと、その中での日本の位置づけを理解する。・化学工学技術者が社会で果たすべき役割を自覚する。
受講にあたっての前提条件
有機化学Ⅰ、無機化学Ⅰ、物理化学Ⅰを履修していること。
授業の方法とねらい
化学工業は金属や火と電気の利用とともに文明の基礎であり、現代の文明と文化は化学工業の発展に強く依存している。貴重な地球資源を利用・加工し製品化する際に、原材料、用役、工程上の無駄を廃し、副生物を別の製品として活用するという、先人の技術開発の努力を知り、更に、天然にはない「夢の新素材や新製品」が創出され社会を支えていることを知ることができる。その対象が、基礎的な化学品から最先端の半導体やスマートフォン等に至るまで極めて広い範囲に渡ることを概観できる。同時に、学術としての化学が産業においてどのように活かされているかを俯瞰し、化学技術者が社会で果たすべき役割を確認することができる。
AL・ICT活用
e-ラーニング等ICTを活用した自主学習支援
第1回
授業形態
対面
事前学習
第1回講義用資料の予習、チェックポイントの確認
1時間
授業内容
ガイダンス、化学工業の社会的・経済的役割とその特徴 9月17日
事後学習・事前学習
第2回講義用資料の予習、チェックポイントの確認
1時間
第2回
授業形態
対面
授業内容
化学工業の歴史 9月24日
事後学習・事前学習
第3回講義用資料の予習、チェックポイントの確認
1時間
第3回
授業形態
対面
授業内容
基礎化学品(1)無機化学工業及びアンモニア 10月1日
事後学習・事前学習
第4回講義用資料の予習、チェックポイントの確認
1時間
第4回
授業形態
対面
授業内容
基礎化学品(2)石炭化学、天然ガス化学 10月8日
事後学習・事前学習
第5回講義用資料の予習、チェックポイントの確認
1時間
第5回
授業形態
対面
授業内容
基礎化学品(3)石油化学工業(エチレン、プロピレン、芳香族化合物(BTX)など)10月15日
事後学習・事前学習
第6回講義用資料の予習、チェックポイントの確認
1時間
第6回
授業形態
対面
授業内容
高分子材料(1)汎用樹脂(ポリオレフィンなど) 10月22日
事後学習・事前学習
第1回〜第6回の授業の復習(中間テストに備える)
3時間
第7回
授業形態
対面
授業内容
対面での中間テスト 10月29日
・試験範囲は、第1回〜6回までの講義内容 ・資料の持込不可 ・試験時間は45分程度 ・試験後、解答の説明を行う 事後学習・事前学習
第8回講義用資料の予習、チェックポイントの確認
1時間
第8回
授業形態
対面
授業内容
高分子材料(2)エンジニアリングプラスチック、ポリマーブレンド材料など 11月12日
事後学習・事前学習
第9回講義用資料の予習、チェックポイントの確認
1時間
第9回
授業形態
対面
授業内容
機能化学品・機能材料(1)機能性色素、有機デバイス(太陽電池、有機ELなど)に関わる材料 11月19日
事後学習・事前学習
第10回講義用資料の予習、チェックポイントの確認
1時間
第10回
授業形態
対面
授業内容
機能化学品・機能材料(2)電池(Liイオン2次電池など)に関わる化学品・材料 11月 26日
事後学習・事前学習
第11回講義用資料の予習、チェックポイントの確認
1時間
第11回
授業形態
対面
授業内容
機能化学品・機能材料(3)半導体に関わる化学品・材料 12月3日
事後学習・事前学習
第12回講義用資料の予習、チェックポイントの確認
1時間
第12回
授業形態
対面
授業内容
機能化学品・機能材料(4) 生活に関わる機能化学品・材料(界面活性剤など) 12月10日
事後学習・事前学習
第13回講義用資料の予習、チェックポイントの確認
1時間
第13回
授業形態
対面
授業内容
化学産業の最近の動向(カーボンニュートラルへの対応など) 12月17日
事後学習・事前学習
8回〜13回の授業の復習
6時間
第14回
授業形態
対面
授業内容
学習到達度の確認(授業内試験)1月7日
・出題範囲:第8回〜13回(後半)の授業の内容 ・資料の持込不可 ・試験時間は45分程度 ・試験後、解答の説明を行う 事後学習・事前学習
自己採点による理解度のチェック
3時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
学習到達度の確認(授業内試験)終了後にオンデマンドで各自受講
自己採点結果に基づき、各自で授業内容を復習する。 なお、全体の講評についてKU-LMSにアップロードする。 事後学習
本講義全体を通して理解度が不足している事項について復習する。
3時間
成績評価の方法
学習到達度の確認(2回の授業内試験)で採点し、到達目標を達成した者(平均60点以上)を合格とする
・授業内試験 10/29(前半の講義内容) 配点比率=50% ・授業内試験 1/7(後半の講義内容) 配点比率=50% 受講生へのフィードバック方法
中間及び期末試験の模範解答をGoogle Driveにアップしますので、各自で得点を判断し、間違えたところを復習しください。
教科書
いずれの授業についても電子ファイル(PDF)を事前に配布します。「参考書」に挙げた本は主に前半を中心に参考になります。後半については配布する電子ファイル(PDF)内に適宜参考資料を記載します。
参考書
・化学業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本、田島 慶三、秀和システム(2018年)
・化学の指針シリーズ 有機工業化学、井上祥平【著】、裳華房 (2008年) ・役に立つ化学シリーズ6、有機工業化学、村橋俊一、戸嶋直樹、安保正一【編集】、朝倉書店(2018年) ・無機工業化学、太田健一郎、仁科辰夫、佐々木健、三宅通博、佐々木義典【著】、朝倉書店(2013年) ・新しい工業化学—環境との調和をめざして、足立吟也、岩倉千秋、馬場章夫【編】、化学同人(2018年) ・最新 工業化学ー革新技術の創出と製品化、阿部隆夫【監修】、深瀬康司【編】、東京電機大学出版局(2012年) ・大気を変える錬金術−ハーバー、ボッシュと化学の世紀、T.ヘイガー【著】、渡会圭子【訳】、白川英樹【解説】、みすず書房(2010年) オフィスアワー
講義内容等についての質問は、メールで受付けます。代表的な質問については授業で紹介する予定です。
メルアドは、su41886@g.kogakuin.jp 受講生へのメッセージ
化学産業は非常に規模が大きくその裾野が広い(日本の製造業出荷額において自動車産業に次ぎ第2位)。対象は、エチレンやアンモニアといった基礎的な化学品からスマートフォンや半導体を支える先端的な材料まで非常に多岐にわたる。本講義では化学工業の歴史的な側面を学ぶことができる基礎的な化学品、生活をあらゆる面で支える高分子、ならびに、近年のディスプレイや半導体などに関わる先端的な材料や化学製品などを中心として化学工業の魅力を伝えたい。いずれの分野においても、化学技術者は、先人の業績を踏まえて新製品・新プロセスの開発に果敢に挑戦し続けている。さらに、昨今ではカーボンニュートラルの観点が重要視されており、新技術に伴う環境保全上の副作用や課題点を明確にし、実用化の是非を慎重に判断し、適宜見直していることも知って欲しい。
講義では、製品開発で必要とされる学術的な知識についても触れたい。化学工業には様々な技術分野があることを学び、就職や大学院進学をする際に自分に適している分野を判断できるようになってもらいたい。 実務家担当科目
実務家担当科目
実務経験の内容
総合化学メーカーにおいて、長年、生産技術、物性分析、計算科学などの基盤技術の実務に携わり、この間、汎用化学品〜情報電子部材にわたる広範囲の化学製品に関わった。また、東京大学工学系研究科化学システム工学専攻においては、複数の化学メーカーとの産学連携教育研究プログラムを推進した。これらをもとに、社会における化学産業の重要性や役割について講義し、あわせて化学産業の実務で必要とされる知識等についても触れたい。
教職課程認定該当学科
該当なし
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅲ3c
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと
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