シラバス情報

開講年度
2025年度
開講学期
前期
科目名
化学総論
授業種別
講義
科目名(英語)
Comprehensive Chemistry
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A1100085 化学総論 [S2][対面]
担当教員
油井 信弘、高羽 洋充、小林 元康
単位数
2.0単位
曜日時限
土曜2限
キャンパス
八王子
教室
1N-216講義室

学位授与の方針
1 基礎知識の修得  20 %
2 専門分野の知識・専門技術の修得  80 %
3 汎用的問題解決力の修得  0 %
4 道徳的態度と社会性の修得  0 %
具体的な到達目標
化学の基礎単元を分野横断的な切り口で復習することで複合領域にまたがる応用化学の課題を解決する発想を養う。単元ごとに学習してきた知識を有機的に結びつけ、様々な角度から解決の糸口を見いだす柔軟な発想と応用力を身につけることを目標とする。
(1)コロイドに関する化学的知識を用いて牛乳が墨汁が沈殿しない理由、下水処理のしくみを説明できる。
(2)物質が接着する理由を説明できる。
(3)海水から真水を得る方法を複数挙げ、それぞれの長所短所を説明できる。
(4)燃料電池の原理と諸問題を化学式を用いて説明できる。
(5)エントロピー弾性を説明できる。
受講にあたっての前提条件
高校で学習する化学の内容、および、化学1,化学2,有機化学Ⅰ、無機化学Ⅰ、物理化学Ⅰ、生物化学Ⅰ、分析化学Ⅰを履修済みであることが望ましい
授業の方法とねらい
化学の基礎単元を分野横断的な切り口で復習することで複合領域にまたがる応用化学の課題を解決する発想を養う。
第1回から7回までは遠隔オンデマンド形式で講義が行われ、主に化学基礎に対応する内容を復習する。第8回以降は対面式の講義が行われ、各単元で学習してきた知識を有機的に結びつけ、様々な角度から解決の糸口を見いだす柔軟な発想と応用力を身につけることを目標とする。
(1)種々のコロイドを身の回りに存在する事例を挙げて説明できる。
(2)接着現象とは何か、分子間相互作用の観点から説明できる。
(3)燃料電池の利点と問題点を化学的視点から述べることができる。
(4)ゴムの性質をエントロピーの観点で説明することができる。
講義の進め方や課題に関する詳細はKU-LMSにアップロードする資料を参照すること。第1クオーターと第2クオーターで講義方式が変わるのでKU-LMSでの情報に注意すること。
AL・ICT活用
プレゼンテーション/実習・フィールドワーク

第1回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
事前学習
高校化学の単元、原子と分子、元素、物質の構造を予習しておく。「化学1」「化学2」の授業内容の復習 。
0.5時間
授業内容
第1回:ガイダンス,元素と周期表に関するワーキング
授業概要と目的を理解するとともに、化学の基礎である元素と周期表に関する知識をワーキングを通して深める。
(担当:高羽)
事後学習・事前学習
第1回の課題を提出し、内容を復習しておく。
高校化学の単元、原子構造と化学結合による分子の生成、を予習しておく。
1時間
第2回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
第2回:原子間の相互作用と分子のダイナミクスを理解する物理化学
原子の間に働く相互作用を理解し、分子のダイナミクスを物理化学的に考察する方法を学ぶ。
(担当:高羽)
事後学習・事前学習
第2回の課題を提出し、内容を復習しておく。
高校化学の単元、熱化学方程式、を予習しておく。
1時間
第3回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
第3回:化学工学と地球環境問題
化学産業に欠かせない化学工学という学問の概要を学び、また地球環境問題への応用例について学ぶ。
(担当:高羽)
事後学習・事前学習
第3回の課題を提出し、内容を復習しておく。
高校生物の単元、代謝とATP、を予習しておく。
1時間
第4回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
第4回:生命維持活動とエネルギー
生命活動を維持するエネルギーはどのようにして得られるか理解する。
化学エネルギーと生化学。(担当:油井)
事後学習・事前学習
第4回の課題を提出し、内容を復習しておく。
高校物理の単元、電磁波、を予習しておく。
1時間
第5回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
第5回:生活を支えるエネルギー −光や熱の科学−
電磁波の性質やその利用について学び、エネルギーの変換と有効利用について理解する。(担当:油井)
事後学習・事前学習
第5回の課題を提出し、内容を復習しておく。
高校化学の単元、無機化合物素その性質、を予習しておく。
1時間
第6回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
第6回:大気の化学
地球の誕生と大気の化学・大気汚染について理解する。(担当:油井)
事後学習・事前学習
第1〜6回の課題を復習しておく。
3時間
第7回
授業形態
対面
授業内容
第7回:学習前半のまとめ(授業内試験)と講評(担当:油井)
事後学習・事前学習
高校化学の単元、コロイド、を予習しておく。
1時間
第8回
授業形態
対面
授業内容
第8回:コロイド化学(担当:小林)
事後学習・事前学習
第8回の課題を提出し、内容を復習しておく。
高校化学の単元、界面活性剤、を予習し、第9回の課題を解いておくこと。
1時間
第9回
授業形態
対面
授業内容
第9回:界面化学(洗剤と化粧品の化学)(担当:小林)
事後学習・事前学習
第9回の課題を提出し、内容を復習しておく。
高校化学の単元、浸透圧、を予習し、第10回の課題を解いておくこと。
1時間
第10回
授業形態
対面
授業内容
第10回:浸透圧・イオン交換(淡水化技術と化学)(担当:小林)
事後学習・事前学習
第10回の課題を提出し、内容を復習しておく。
高校化学の単元、酸化と還元、を予習し、第11回の課題を解いておくこと。
1時間
第11回
授業形態
対面
授業内容
第11回:酸化還元(水素社会における燃料電池と課題)(担当:小林)
事後学習・事前学習
第11回の課題を提出し、内容を復習しておく。
高校化学の単元、高分子化合物、を予習し、第12回の課題を解いておくこと。
1時間
第12回
授業形態
対面
授業内容
第12回:エントロピー(ゴムの化学)(担当:小林)
事後学習・事前学習
第12回の課題を提出し、内容を復習しておく。
高校化学に記載されている実験例を予習し、第13回の課題を解いておくこと。
1時間
第13回
授業形態
対面
授業内容
第13回:実験操作とデータ解析(担当:小林)
事後学習・事前学習
第8〜13回の課題を復習しておく。
2時間
第14回
授業形態
対面
授業内容
第14回:授業内試験(期末試験)(担当:小林)
事後学習・事前学習
期末試験の内容を復習する。
0.5時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
期末試験の講評。間違いが多かった点、平均点と点数分布がKU-LMS上で公開されるので受講者各自で復習をする。
事後学習
第8回から第13回までの課題を復習する。
0.5時間

成績評価の方法
期末試験の点数を重視して成績を評価する。ただし、第1回から第6回までの提出課題、中間試験の点数、第8回から第13回までの講義中に課題の解答を皆の前で発表・議論に参加した回数なども加味して評価する。
受講生へのフィードバック方法
受講者か課題の解答を講義中に説明し、全員で議論を進めることで、自らの理解度を確認することができる。

教科書
特に指定しないが、高校で使っていた化学の教科書を持参するとよい。
参考書
加藤俊二、「身の回りを化学の目で見れば」(化学同人)
廣瀬千秋、「実感する化学(上・下)」(エヌティーエス)ISBN:978-4-86043-097-9
「現代人のための統合科学 ビックバンから生物多様性まで」(筑波大学出版会)
「大学と高校を結ぶ 化学基礎演習」(培風館)
「視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録」(数研出版)

オフィスアワー
高羽:金曜11:00-12:30とするが,在室(八王子;12号館210室)時は,いつでも質疑を受け付ける。
油井:土曜12:00-13:00,八王子キャンパス17号館205号室
小林:土曜15:00-17:00 八王子キャンパス 5号館202号室
これ以外の時間に訪問する場合は事前にメールで問い合わせ下さい。
小林:motokoba@cc.kogakuin.ac.jp
受講生へのメッセージ
教職課程を目指す方(特に4年次に教育実習を履修する方)を対象にしているため、単に課題が解答できるだけではなく解答を導く過程や発想について、受講者に説明してもらう。また、化学一般について興味がある者も受講して構わないが、積極的な参加を求める。

実務家担当科目
実務家担当科目ではない
実務経験の内容

教職課程認定該当学科
応用化学科
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅲ2c
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと