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教員名 : 高橋 博文
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開講年度
2025年度
開講学期
前期
科目名
薬品分析化学
授業種別
講義
科目名(英語)
Analytical Chemistry of Medicals
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A2500002 薬品分析化学 [S1/S2][対面]
担当教員
高橋 博文
単位数
2.0単位
曜日時限
土曜3限
キャンパス
新宿
教室
A-0542教室
学位授与の方針
1 基礎知識の修得 0 %
2 専門分野の知識・専門技術の修得 100 % 3 汎用的問題解決力の修得 0 % 4 道徳的態度と社会性の修得 0 % 具体的な到達目標
医薬品がどのようにして効果を示すのかを説明できる医薬品の生体内での挙動を説明できる医薬品同士、および医薬品と食物との相互作用について説明できる副作用の原因および発生機序を説明できる生体内薬物濃度測定に必要な機器の原理及び測定法を説明できる
受講にあたっての前提条件
医薬品研究開発に対して興味がある事、積極的に授業に参加する事が条件です。生化学、有機化学、物理化学、機器分析の受講経験が前提です。
授業の方法とねらい
本授業は、講義形式での説明とともに課題に取り組んで頂くことによって、「くすり」とはどういうものなのか、「くすり」の本質を理解していただきます。
くすりの本質を理解するためには、くすりがからだに「入る」ところから「出ていく」までにからだの中で何が起こっているかを理解していただく必要がありますが、くすりの体内での挙動を理解することは、優れた医薬品を創製するということだけでなく、日常使うくすりを有効に、また安全に使用するためにも非常に重要です。 本授業ではくすりとして医療用医薬品を主にとりあげ、くすりが生体内で作用を示すしくみを理解して頂く上で、具体的に以下の項目について理解を深めて頂きます。 1)くすりの生体内での挙動を知るための分析方法を理解する 2)くすりの生体内での挙動(吸収・分布・代謝・排泄)を理解する 3)くすりが副作用を表す原因と機序を理解する AL・ICT活用
PBL(課題解決型学習)/プレゼンテーション/e-ラーニング等ICTを活用した自主学習支援
第1回
授業形態
対面
事前学習
ガイダンススライドが本授業の流れとなります。ガイダンススライドを参照して、本授業の内容に自分の学習したい事が入っているか確認してください。
全授業終了後に学習成果発表会を行います。各自、発表テーマを、シラバス記載の具体的な到達目標5つ中から1つ選んでください。そしてその項目を選んだ理由や知識、興味についてレポートにまとめてください。1回目の授業で発表して頂きます(具体的な到達目標に記載のない事項を記載した場合は、学習成果発表会で発表できません)。 また、1回目の授業より内容に入ります。KU-LMSに授業に関する資料をアップしていきますので履修登録は2回目の授業までに行ってください。 2時間
授業内容
各自の発表テーマに関する発表
第1節 薬の本質_1 薬の効果および副作用の発現機序(作用点)を理解し、これらのことから薬の本質を考える。 ① 医薬品とは(医薬品の定義と成分) 事後学習・事前学習
授業スライドを使って、授業内容を確認しノートに整理してください。
自身の選んだ発表テーマに関して調査を進めてください。発表とともに論文形式にまとめて提出していただきます。 次回以降の授業内容に関するキーワードをKU-LMSにアップしますので、キーワードに関しての知識を次回授業までに確認、調査しておいてください。 4時間
第2回
授業形態
対面
授業内容
第1節 薬の本質_2
薬の効果および副作用の発現機序(作用点)を理解し、これらのことから薬の本質を考える。 ② 生体におけるタンパク質の重要性(構造タンパク、酵素、GPCRなど) ③ タンパク質の3次元構造と薬の効果の発現機序 事後学習・事前学習
授業中に提示した課題の関しての調査、考察を進め期限内に提出してください。
授業スライドを使って、授業内容を確認しノートに整理してください。 自身の選んだ発表テーマに関して調査を進めてください。 次回以降の授業内容に関するキーワードをKU-LMSにアップしますので、キーワードに関しての知識を次回授業までに確認、調査、または復習しておいてください。 4時間
第3回
授業形態
対面
授業内容
第1節 薬の本質_3
薬の効果および副作用の発現機序(作用点)を理解し、これらのことから薬の本質を考える。 ④ 副作用の原因と発現機序 ⑤ 薬の本質 総括 第1節 まとめの問題 事後学習・事前学習
まとめの問題に挑戦してください。
授業中に提示した課題の関しての調査、考察を進め期限内に提出してください。 授業スライドを使って、授業内容を確認しノートに整理してください。 自身の選んだ発表テーマに関して調査を進めてください。 次回以降の授業内容に関するキーワードをKU-LMSにアップしますので、キーワードに関しての知識を次回授業までに確認、調査、または復習しておいてください。 4時間
第4回
授業形態
対面
授業内容
第2節 生体中薬物濃度の測定_1
血中薬物濃度測定の意義・重要性および血中薬物濃度の測定原理を解説する ① 血(漿)中薬物濃度測定の意味 ② クロマトグラフィーの原理 ③ 固定相と検出器 事後学習・事前学習
授業中に提示した課題の関しての調査、考察を進め期限内に提出してください。
授業スライドを使って、授業内容を確認しノートに整理してください。 自身の選んだ発表テーマに関して調査を進めてください。 次回以降の授業内容に関するキーワードをKU-LMSにアップしますので、キーワードに関しての知識を次回授業までに確認、調査、または復習しておいてください。 4時間
第5回
授業形態
対面
授業内容
授業内容
第2節 生体中薬物濃度の測定_2 血中薬物濃度測定の意義・重要性および血中薬物濃度の測定原理を解説する ③ 質量分析計 ④ 定量分析 第2節 まとめの問題 事後学習・事前学習
まとめの問題に挑戦してください。
授業中に提示した課題の関しての調査、考察を進め期限内に提出してください。 授業スライドを使って、授業内容を確認しノートに整理してください。 自身の選んだ発表テーマに関して調査を進めてください。 次回以降の授業内容に関するキーワードをKU-LMSにアップしますので、キーワードに関しての知識を次回授業までに確認、調査、または復習しておいてください。 4時間
第6回
授業形態
対面
授業内容
第3節 薬物速度論(Pharmacokinetics)の基礎
測定された血中薬物濃度データの意味を理解する ① 体内挙動の特徴づけ ② 消失速度式(1次速度式) ③ 薬物動態パラメータ ④ コンパートメントモデル 第3節 まとめの問題 事後学習・事前学習
まとめの問題に挑戦してください。
授業中に提示した課題の関しての調査、考察を進め期限内に提出してください。 授業スライドを使って、授業内容を確認しノートに整理してください。 自身の選んだ発表テーマに関して調査を進めてください。 次回以降の授業内容に関するキーワードをKU-LMSにアップしますので、キーワードに関しての知識を次回授業までに確認、調査、または復習しておいてください。 4時間
第7回
授業形態
対面
授業内容
第4節 薬物の生体内での運命_1
薬物の生体内での吸収・分布・代謝・排泄の各過程について詳細を解説する ① 薬物の吸収 事後学習・事前学習
授業中に提示した課題の関しての調査、考察を進め期限内に提出してください。
授業スライドを使って、授業内容を確認しノートに整理してください。 自身の選んだ発表テーマに関して調査を進めてください。 次回以降の授業内容に関するキーワードをKU-LMSにアップしますので、キーワードに関しての知識を次回授業までに確認、調査、または復習しておいてください。 4時間
第8回
授業形態
対面
授業内容
第4節 薬物の生体内での運命_2
薬物の生体内での吸収・分布・代謝・排泄の各過程について詳細を解説する ② 薬物の分布と血漿タンパク結合 ③ 薬物代謝(代謝酵素, 代謝の様式) 事後学習・事前学習
授業中に提示した課題の関しての調査、考察を進め期限内に提出してください。
授業スライドを使って、授業内容を確認しノートに整理してください。 自身の選んだ発表テーマに関して調査を進めてください。 次回以降の授業内容に関するキーワードをKU-LMSにアップしますので、キーワードに関しての知識を次回授業までに確認、調査、または復習しておいてください。 4時間
第9回
授業形態
対面
授業内容
第4節 薬物の生体内での運命_3
薬物の生体内での吸収・分布・代謝・排泄の各過程について詳細を解説する ③ 腎排泄 ④ トランスポーター 第4節 まとめの問題 事後学習・事前学習
まとめの問題に挑戦してください。
授業中に提示した課題の関しての調査、考察を進め期限内に提出してください。 授業スライドを使って、授業内容を確認しノートに整理してください。 自身の選んだ発表テーマに関して調査を進めてください。 次回以降の授業内容に関するキーワードをKU-LMSにアップしますので、キーワードに関しての知識を次回授業までに確認、調査、または復習しておいてください。 4時間
第10回
授業形態
対面
授業内容
第5節 薬物動態の諸問題_1
薬物動態的な副作用のメカニズムについて詳細を解説する ① 毒物の作用メカニズム ② 薬物代謝によって起こる問題 (反応性代謝物, 不可逆的な酵素阻害) ③ 血中薬物濃度の変動要因:薬物-薬物相互作用 事後学習・事前学習
授業中に提示した課題の関しての調査、考察を進め期限内に提出してください。
授業スライドを使って、授業内容を確認しノートに整理してください。 次回以降の授業内容に関するキーワードをKU-LMSにアップしますので、キーワードに関しての知識を次回授業までに確認、調査、または復習しておいてください。 最初の授業で決めた発表テーマに関して、発表日までに論文を完成させ、プレゼン資料を作っておいてください。論文およびプレゼン資料は発表前に提出していただきます。 学習成果の確認のため、まとめの問題や授業内の課題を基本として、自身で作成したノートを中心に授業内容に沿って発展的に総復習してください。 4時間
第11回
授業形態
対面
授業内容
第5節 薬物動態の諸問題_2
薬物動態的な副作用のメカニズムについて詳細を解説する。 ③ 血中薬物濃度の変動要因:遺伝・人種差・性差の影響 ④ ヒトの血中薬物濃度の予測(種差) 第5節 まとめの問題 事後学習・事前学習
まとめの問題に挑戦してください。
授業中に提示した課題の関しての調査、考察を進め期限内に提出してください。 授業スライドを使って、授業内容を確認しノートに整理してください。 最初の授業で決めた発表テーマに関して、発表日までに論文を完成させ、プレゼン資料を作っておいてください。論文およびプレゼン資料は発表前に提出していただきます。 学習成果の確認のため、まとめの問題や授業内の課題を基本として、自身で作成したノートを中心に授業内容に沿って発展的に総復習してください。 4時間
第12回
授業形態
対面
授業内容
学習成果の確認(プレゼンテーション1)
最初の授業で決めた発表テーマに関して、学習成果を発表して頂きます。成果発表会は全員にプレゼンテーションおよび質疑をして頂きます。受講者数により授業時間を大幅に超過しますので各自予定の調整をお願いします(2023年は15時まで)。 事後学習・事前学習
授業中に提示した課題の関しての調査、考察を進め期限内に提出してください。
授業スライドを使って、授業内容を確認しノートに整理してください。 最初の授業で決めた発表テーマに関して、発表日までに論文を完成させ、プレゼン資料を作っておいてください。論文およびプレゼン資料は発表前に提出していただきます。 学習成果の確認プレゼンテーションに対してワークシートを使って質疑を行ってください(聴衆は発表者に対して質問を、発表者はその質問に対して回答する)。 学習成果の確認のため、まとめの問題や授業内の課題を基本として、自身で作成したノートを中心に授業内容に沿って発展的に総復習してください。 4時間
第13回
授業形態
対面
授業内容
学習成果の確認(プレゼンテーション2)
最初の授業で決めた発表テーマに関して、学習成果を発表して頂きます。成果発表会は全員にプレゼンテーションおよび質疑をして頂きます。受講者数により授業時間を大幅に超過しますので各自予定の調整をお願いします(2023年は15時まで)。 事後学習・事前学習
授業中に提示した課題の関しての調査、考察を進め期限内に提出してください。
学習成果の確認プレゼンテーションに対してワークシートを使って質疑を行ってください(聴衆は発表者に対して質問を、発表者はその質問に対して回答する)。 学習成果の確認のため、まとめの問題や授業内の課題を基本として、自身で作成したノートを中心に授業内容に沿って発展的に総復習してください。 4時間
第14回
授業形態
対面
授業内容
学習成果の確認(学期末試験)
事後学習・事前学習
解答できなかった点を中心に今まで学んだ内容を振り返ってください。
学習成果の確認プレゼンテーションに対してワークシートを使って質疑を行ってください(聴衆は発表者に対して質問を、発表者はその質問に対して回答する)。 4時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
以下の内容に関して、授業期間内に視聴して学習してください。
治験(臨床試験):授業内では触れませんが、くすりを作るためにはなくてはならない工程です。治験について日本製薬工業協会(製薬協)が作成した資料または音声解説を確認して治験に対する理解を深めてください。 抗がん剤の開発:副作用を考える上での代表例でもある抗がん剤の副作用克服の歴史を振り返ります。 事後学習
オンデマンド資料はいつ学習しても良いですが、必ず確認してください。
5時間
成績評価の方法
積極的に授業に参加しているか、また提出されたレポートの回答の質などで授業点を付けます。また学期末に期末筆記試験と一回目の授業で設定して頂いた学習テーマに関するプレゼンテーションを行っていただきます(プレゼンおよび質疑)。配分は原則として授業点(授業内の発表+レポート+KU-LMS上の問題)を5割、期末試験+学習成果のプレゼンテーションを5割とします。A+〜Fの6段階評価でD以上を合格とします。但し出席が6割未満の場合の場合は原則評価しません。(但し、履修者が多数の場合は評価方法を変更する可能性あり。)
試験の基礎は各節終わりのまとめの問題となりますので、まとめの問題の内容をよく理解しておきましょう。尚、期末試験はノート、電卓等一切の持ち込みは許可しません。偏差値等も考慮して基準最低点を設定します。基準最低点以下の場合、到達目標に対する基礎的な理解に達していないと判断し、他の課題の成績に関わらず評価はFとします。 受講生へのフィードバック方法
KU-LMS内で回答および解説の提示、又は授業内で解説します。
教科書
KU-LMSに授業内容の資料をアップします。指定教科書はありません。
参考書
「創薬の分析化学」
開発タイムラインにそった全過程 日本分析化学会編 丸善出版 「薬物動態のイロハ」 加藤 基浩 南山堂 「薬物代謝学」 医療薬学・医薬品開発の基礎として第3版 加藤隆一他編 東京化学同人 「ベーシック創薬化学」 赤路健一ら 化学同人 医薬品医療機器総合機構(PMDA) Web Site https://www.pmda.go.jp/ オフィスアワー
授業終了後、およびKU-LMS質問登録、またはEmailにて随時受け付けます。Email連絡先は1回目の授業中にご連絡します。
受講生へのメッセージ
1回目の授業で行う目標設定は、学習成果の確認で発表するための各自のテーマ設定です。ここでテーマ設定が無い場合は学習成果の確認で評価ができない場合もありますので、1回目の授業までに各自、必ず準備をお願いします。1回目の授業から本論に入りますので、履修を考えている方は2回目の授業までに必ず履修登録をしてください。
実務家担当科目
実務家担当科目
実務経験の内容
基礎的な創薬の方法論から薬物相互作用のいくつかの具体例までを、製薬企業において創薬研究開発に携わっている経験に基づいて解説する。
教職課程認定該当学科
該当なし
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目である
教育課程コード
Ⅲ3c
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと
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