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教員名 : 竹中 みゆき
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開講年度
2025年度
開講学期
後期
科目名
LCAと環境評価
授業種別
講義
科目名(英語)
LCA and environmental assessment
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A1200001 LCAと環境評価 [S3][対面]
担当教員
竹中 みゆき
単位数
2.0単位
曜日時限
金曜4限
キャンパス
新宿
教室
A-0815教室
学位授与の方針
1 基礎知識の修得 0 %
2 専門分野の知識・専門技術の修得 60% 3 汎用的問題解決力の修得 40% 4 道徳的態度と社会性の修得 0 % 具体的な到達目標
地球温暖化、オゾン層破壊などの地球規模の問題について基礎的な知識を理解すること。LCAを中心とした環境影響の基礎的計算方法を習得すること。
受講にあたっての前提条件
「地球環境工学」を履修していること。また地球市民として常日頃環境問題について関心を持ち、自分の関心ある環境問題や企業の環境経営について調べておくこと。
授業の方法とねらい
授業のねらい:
世界的にカーボンニュートラルへの取り組みが加速している。カーボンニュートラル実現のためには、グリーンイノベーションと呼ばれる様々な技術・製品・サービスの開発が急務である。また、これら技術・製品・サービスは真に環境影響の緩和に貢献するものであるか、適切に評価されなければならない。LCA (Life Cycle Assessment)は資源の採掘から材料生産、輸送、製品の使用、リサイクル、廃棄までのすべてのライフサイクル工程で与える環境への負荷や影響を定量的に評価する方法である。科学的なアプローチで包括的に分析を行うLCAの重要性は高まっており、既に多くの企業において採用され、環境マネジメント構築のための必須のツールとして活用されている。また昨今、LCAによる評価結果は環境政策の資料として多くの国々で活用されている。本講義ではケーススタディを織り交ぜながらLCAの構成とその実施方法について習得することを目的とする。 授業の方法: 授業は講義形式で行う。新聞記事などから最新の動向を紹介し、講義時間内にLCAに関するグループディスカッションも取り入れる予定である。 AL・ICT活用
PBL(課題解決型学習)/グループワーク
第1回
授業形態
対面
事前学習
参考に記す経済産業省URLを読んでおくこと
https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/carbon_footprint/pdf/001_04_00.pdf 2時間
授業内容
イントロダクション・環境問題の考え方
事後学習・事前学習
環境政策や企業のサスティナビリティレポートを読み、本日学んだ課題の理解を深めること
2時間
第2回
授業形態
対面
授業内容
製品のライフサイクルの考え方
事後学習・事前学習
事前学習:自動車にどのような材料が使われているか調査する。
事後学習:鉄鋼やプラスチックに関するLCA事例を調べる。 4時間
第3回
授業形態
対面
授業内容
LCAとは何か:LCAの一連の流れについて - LCAの分析から結果の開示まで-
事後学習・事前学習
事前学習:LCAについてインターネットで調べる。
事後学習:ISO 14040を調べ、LCAの構成に関して復習する。 4時間
第4回
授業形態
対面
授業内容
LCA実施手順(1) 目的の設定
事後学習・事前学習
事前学習:自分の興味ある企業のLCA事例を調べる。
事後学習:企業のLCA実施例の中の「目的の設定」に関する理解を深める。 4時間
第5回
授業形態
対面
授業内容
LCA実施手順(2) 調査範囲の設定
事後学習・事前学習
事前学習:教科書の「目的および調査範囲の設定」に関し予習する。
事後学習:自分の関心ある食品のライフサイクルを考え、製品システムをまとめる。 4時間
第6回
授業形態
対面
授業内容
LCA実施手順(3-1) インベントリ分析
事後学習・事前学習
事前学習:インベントリ分析とは何か調べる。
事後学習:「アルミ缶のリサイクル」の動画を見て、どの工程の環境負荷が大きいか検討する。 4時間
第7回
授業形態
対面
授業内容
LCA実施手順(3-2) 産業連関表、LCAにおける配分
事後学習・事前学習
事前学習:産業連関表とは何か調べる。
事後学習:サービス業を対象としたLCAを調査し、産業連関表によるLCA結果を理解する。授業で学んだ重量配分、経済配分の結果を比較し、理解を深める。 4時間
第8回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
Water Footprintとは何か?
事後学習・事前学習
事前学習:Water Footprintに関し予習する。
事後学習:授業で学んだWater Footprintの実用的な事例を調査し、理解を深める。 4時間
第9回
授業形態
対面
授業内容
授業内容:環境影響(特性化)
事後学習・事前学習
事前学習:GWPとは何か調べておく。
事後学習:教科書の「一般的手順と特性化」をよく読み、復習する。 4時間
第10回
授業形態
対面
授業内容
環境影響(被害影響)
事後学習・事前学習
事前学習:LIMEとは何か調べておく。
事後学習:参考に記す生物多様性の資料を読み、LIMEとネイチャーポジティブの関係を理解する。 https://www8.cao.go.jp/cstp/bridge/keikaku/r6-15_bridge_r6.pdf 4時間
第11回
授業形態
対面
授業内容
LCAの結果の解釈
事後学習・事前学習
事前学習:教科書の「解釈」に関し予習する。
事後学習:LCAにおける目的の設定から解釈までの一連の流れを整理する。 4時間
第12回
授業形態
対面
授業内容
企業のLCAの活用(環境ラベル、CFP)
事後学習・事前学習
事前学習:環境ラベルとは何か調べる。
事後学習:環境ラベルにおけるLCAの活用例を調べる。 4時間
第13回
授業形態
対面
授業内容
政府・国際機関などのLCAの活用 (各国のCarbon Neutral政策, WBCSD)
事後学習・事前学習
事前学習:日本のカーボンニュートラル政策を調べる。
事後学習:カーボンニュートラルとLCAの関係をまとめる。 4時間
第14回
授業形態
対面
授業内容
持続可能な消費とLCA
事後学習・事前学習
事前学習:持続可能な消費とは何か自分の意見をまとめる。
事後学習:実際の研究例を調べる。 4時間
第15回
授業形態
対面
授業内容
学期末筆記試験
事後学習
事前学習:これまでの講義内容を復習する。
事後学習:講義内容や教科書を復習し、LCAの理解を深める。 4時間
成績評価の方法
成績は数回の小レポート (20%)および期末試験 (80%)により総合的に評価し、到達目標に照らして6段階のGrade (A+, A, B, C, D, F)で評価し、D以上の者に単位を認める。
受講生へのフィードバック方法
授業内でレポートやグループ討議などの課題を返却する際に口頭で講評を述べる。
教科書
『改訂版 演習で学ぶLCA』稲葉敦 編著、株式会社シーエーティ
参考書
『SDGs時代の環境評価』伊坪徳宏 著、丸善出版株式会社
オフィスアワー
授業終了後、教室および教員控室で受け付ける。
受講生へのメッセージ
ライフサイクル的思考に基づき、環境影響を総量的に評価することの重要性を理解し、俯瞰的に物事を観る洞察力を育む機会となることを期待しています。授業内では積極的な質問やコメントをお待ちしております。
実務家担当科目
実務家担当科目
実務経験の内容
総合電機企業で勤務経験のある教員が、長年培ってきた環境マネジメントのスキルから、LCAに関する基本的な知識と企業が直面する最新のLCAに関する課題を具体的に講義する。
教職課程認定該当学科
該当なし
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅲ3c
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと
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