シラバス情報

開講年度
2025年度
開講学期
前期
科目名
西洋建築史特論
授業種別
講義
科目名(英語)
Architectural History and Theory in Europe
授業情報(授業コード・クラス名・授業形態)
Z1900009 西洋建築史特論 [対面]
担当教員
中島 智章
単位数
2.0単位
曜日時限
火曜2限
キャンパス
新宿
教室
A-0514教室

学位授与の方針
A 専攻する研究領域における高度な専門知識を身につけたもの 100%
B 科学技術を運用する能力を身につけたもの 0%
C 主体的に研究に取り組み、社会や職業についての知識や技術者や研究者として必要な倫理観を身につけたもの 0%
D 特定の専門領域における創成能力を身につけたもの 0%
具体的な到達目標
歴史とは人類共通の記憶です。3秒前のことを覚えていなくても生理的に命を保つことは可能ですが、それなくして人や集団のアイデンティティは確立しないでしょう。また、建築学は建築をつくる学と建築を認識する学の二つに分かれますが、ほとんどの分野が前者に属するなか、後者については、それ自体が自己相対化の思考様式である歴史学に委ねられているといっても過言ではありません。

この授業では、建築史学の様々な方法を通じてひとつの建築の様々な文脈上のあり方を浮彫にしていきます。さらに、建築史学の様々な方法をみるべく、文献や論文の読解を行い、各自が担当する論文の研究背景・目的・方法・結論を分析しレポートにまとめてもらいます。これを通じて建築史学のみならず諸学に共通する論文執筆作法を学ぶことも目的としています。
受講にあたっての前提条件
特になし。
AL・ICT活用
クリッカー・タブレット等ICTを活用した双方向授業

授業計画
1. イタリア・オペラのフランスへの導入−テュイルリー宮殿付属劇場−
 テュイルリー宮殿付属劇場の特徴と上演された作品紹介
 準備学習:レジュメの通読
2. フランス・オペラの誕生−創成期のパリ・オペラ座の建築物−
 パリ・オペラ座創設期の劇場建築の特徴と上演された作品紹介
 準備学習:レジュメの通読
3. ルイ14世治世期のパリ・オペラ座−パレ・ロワイヤルのオペラ劇場−
 パレ・ロワイヤル劇場の特徴と上演された作品紹介
 準備学習:レジュメの通読
4. 第3回続き
5. ヴェルサイユの野外祝典−仮設劇場でのオペラ上演−
 ヴェルサイユの野外劇場の特徴と上演された作品紹介
 準備学習:レジュメの通読
6. 第5回続き
7. ルイ15世治世期のパリ・オペラ座−新パレ・ロワイヤルのオペラ劇場−
 新パレ・ロワイヤル劇場の特徴と上演された作品紹介
 準備学習:レジュメの通読
8. ヴェルサイユの常設劇場−マリー・アントワネットの結婚祝典−
 ヴェルサイユ城館付属劇場の特徴と上演された作品紹介
 準備学習:レジュメの通読
9. ルイ16世治世期〜フランス革命期のパリ・オペラ座−サン・マルタン門劇場−
10. 新古典主義の劇場建築−ヴィクトール・ルイによるリシュリュー通り劇場−
 新古典主義の劇場建築の特徴と上演された作品紹介
 準備学習:レジュメの通読
11. フランス革命期〜第二帝政期のパリ・オペラ座−ル・ペルティエ通り劇場−
 ル・ペルティエ通り劇場等の特徴と上演された作品紹介
 準備学習:レジュメの通読
12. 第11回続き
13. ナポレオン3世の劇場建築−パレ・ガルニエの建築とインテリア−
 パレ・ガルニエ等の特徴と上演された作品紹介
 準備学習:レジュメの通読
14. 学習内容の振り返り(課題出題)
 遠隔オンデマンドで実施
 準備学習:前回までの総復習を実施。
15. 学習内容の振り返り Revising lectures
 準備学習:前回までの総復習を実施。

成績評価の方法
レポート発表時の得点が60点以上の者に単位を授けます。
受講生へのフィードバック方法
レポート返却時に口頭等で講評します。

教科書
特になし。
参考書
今谷和徳, 井上さつき:『フランス音楽史』, 春秋社, 2010
AUCLAIR Mathias (dir.) : L'Opéra de Paris : 350 ans d'histoire, Montreuil, 2019
澤田肇, 佐藤朋之, 黒木朋興, 安川智子, 岡田安樹浩(共編):『《悪魔のロベール》とパリ・オペラ座—19世紀グランド・オペラ研究』, 上智大学出版, 2019
丸本隆他(編):『パリ・オペラ座とグランド・オペラ』, 森話社, 2022
三浦篤他:『パリ・オペラ座 響き合う芸術の殿堂』, 石橋財団アーティゾン美術館, 2022

オフィスアワー
時間:前期水曜日の13:30〜14:00
場所:新宿キャンパス高層棟26階2676号室(中島(智)研究室)
その他、簡単な質問は授業前後に教室でも受け付けます。
受講生へのメッセージ
所属研究室の活動が最も重要なのは当然ですが、この科目も含め、たまには指導教員以外の教員の授業に参加することも、修士に期待される幅広い関心を呼び起こすのに大切なのではないかと考えます。本科目がその一助とならんことを願っています。

実務家担当科目
実務家担当科目ではない
実務経験の内容

教職課程認定該当学科
建築学専攻