シラバス情報

開講年度
2025年度
開講学期
前期
科目名
デジタル映像基礎論
授業種別
講義
科目名(英語)
Theory of Digital Video System
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A0400011 デジタル映像基礎論 [J2][対面]
担当教員
木全 英明
単位数
2.0単位
曜日時限
木曜5限
キャンパス
新宿
教室
A-0611教室

学位授与の方針
1 基礎知識の修得   80 %
2 専門分野の知識・専門技術の修得   20 %
3 汎用的問題解決力の修得   0 %
4 道徳的態度と社会性の修得   0 %
具体的な到達目標
映像信号のフォーマット、ディジタルフィルタ、映像処理について説明でき、基本的な画像処理のプログラミングができるようになること
受講にあたっての前提条件
1.線形代数学を理解していること2.C言語による基本的なプログラミングができること
授業の方法とねらい
現代社会において、映像は最も重要な情報源のひとつである。映像コンテンツの制作を⾏うためには映像信号を知り、基礎的な映像処理を理解する必要がある。本講義では撮像から表⽰までを仕組みを理解し、映像信号を取り扱う際の基礎を固めることを大目的とし、映像信号のフォーマット、デジタルフィルタ、映像処理について説明でき、基本的な画像処理のアルゴリズムを理解し、プログラミングができるようになることを目指す。授業では画像処理のアルゴリズムと、C言語での実装例を示す。授業中で各自はプログラミングを行わないが、アルゴリズムレベルで理解することを目標とする。実際の処理内容を実感するためにWindowsまたはMacintoshを⽤意することが望ましい。
また、⼀部遠隔も取り⼊れる。
AL・ICT活用
ディスカッション・ディベート/実習・フィールドワーク

第1回
授業形態
対面
事前学習
C言語の基礎を学んでおく。具体的には、C言語における、データ型と変数、関数、配列の扱いを学んでおく。余裕があれば、ポインタと構造体も学んでおくことが望ましい。
また線形代数を学んでおく。
1時間
授業内容
ガイダンス、および画像撮影からポストプロダクション、表示までの流れを学ぶ。
事後学習・事前学習
風景を見て感じた模様をイラストとして紙に書いて用意すること。
1時間
第2回
授業形態
別欄もしくは授業内で通知
授業内容
光と視覚の関係、色彩と輝度、ディスプレイで表示可能な色彩の関係を学ぶ。
事後学習・事前学習
イラストをデジカメで撮影し、それを表示して、イラストとの違いについて気づいたことをまとめておく。
1時間
第3回
授業形態
別欄もしくは授業内で通知
授業内容
RGB信号、画像信号のデジタル化を学ぶ。
事後学習・事前学習
いろいろな風景を撮影して、デジタル画像を用意する。うまくデジタル画像にできなかったシーンをついてまとめておく。
1時間
第4回
授業形態
別欄もしくは授業内で通知
授業内容
色空間、色相と彩度、明度について学ぶ。
事後学習・事前学習
プログラミング環境のある人はプログラムを作成し、自身で撮影した画像の彩度などを変更して、処理内容の理解を深める。
プログラミング環境のない人は、アルゴリズムのレベルで処理内容の理解を深める。
1時間
第5回
授業形態
別欄もしくは授業内で通知
授業内容
画像のヒストグラム、コントラストについて学ぶ。
事後学習・事前学習
プログラミング環境のある人はプログラムを作成し、自身で撮影した画像のコントラストを変更し、処理内容の理解を深める。
プログラミング環境のない人は、アルゴリズムのレベルで処理内容の理解を深める。
1時間
第6回
授業形態
別欄もしくは授業内で通知
授業内容
画像のグレースケール変換、二値化について学ぶ。
事後学習・事前学習
プログラミング環境のある人はプログラムを作成し、自身が撮影した画像をグレースケールに変換する。様々なパラメータを設定し、処理内容の理解を深める。
プログラミング環境のない人は、アルゴリズムのレベルで処理内容の理解を深める。
1時間
第7回
授業形態
別欄もしくは授業内で通知
授業内容
画像信号へのローパスフィルタ、平滑化フィルタについて学ぶ。
事後学習・事前学習
プログラミング環境のある人はプログラムを作成し、自身が撮影した画像にボケを加え、処理内容の理解を深める。
プログラミング環境のない人は、アルゴリズムのレベルで処理内容の理解を深める。
1時間
第8回
授業形態
別欄もしくは授業内で通知
授業内容
画像信号へのハイパスフィルタ、鮮鋭化フィルタについて学ぶ。
事後学習・事前学習
プログラミング環境のある人はプログラムを作成し、自身が撮影した画像の鮮鋭化する。ハイパスフィルタの処理内容の理解を深める。
プログラミング環境のない人は、アルゴリズムのレベルで処理内容の理解を深める。
1時間
第9回
授業形態
別欄もしくは授業内で通知
授業内容
画像の周波数変換、フーリエ変換、周波数領域でのフィルタリングを学ぶ。
事後学習・事前学習
プログラミング環境のある人はプログラムを作成し、自身が撮影した画像に対して、特定の周波数を変更する。画像として表示することで処理内容の理解を深める。
プログラミング環境のない人は、アルゴリズムのレベルで処理内容の理解を深める。
1時間
第10回
授業形態
別欄もしくは授業内で通知
授業内容
映像(動画像)信号への拡張を学ぶ。フレームの概念を学ぶ。アニメーションとの違いを理解する。
事後学習・事前学習
自身でもアニメーションの製作方法を調べ、アルゴリズムのレベルで処理内容の理解を深める。
1時間
第11回
授業形態
別欄もしくは授業内で通知
授業内容
映像の背景差分、クロマキー処理を学ぶ。
事後学習・事前学習
映像の背景差分について、アルゴリズムのレベルで処理内容の理解を深める。
1時間
第12回
授業形態
別欄もしくは授業内で通知
授業内容
画像の再構成と、深層学習を用いる画像生成の基礎を学ぶ。
事後学習・事前学習
画像の変換について、アルゴリズムのレベルで処理内容の理解を深める。また深層学習と画像生成の基本的な手法の理解を深める。
1時間
第13回
授業形態
別欄もしくは授業内で通知
授業内容
映像の圧縮符号化の基礎を学ぶ。
事後学習・事前学習
画像と映像の圧縮について、アルゴリズムのレベルで処理内容の理解を深める。
1時間
第14回
授業形態
別欄もしくは授業内で通知
授業内容
学習成果の確認(授業内試験)を行う。
事後学習・事前学習
成果確認の振り返りを自身でも行う。
1時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
学習内容の振り返りを行う。
事後学習
理解が不足していたところを中心に復習する。
0.5時間

成績評価の方法
授業に出席することが成績評価の前提。授業内試験を実施する。さらに課題レポートの提出を求める。授業内試験とレポートの⽐は6:4。A+〜Fの6段階評価でD以上の者を合格とする。
受講生へのフィードバック方法
全体には講義で実施する。個別にはKU-LMSで実施する。

教科書
特に指定しない。授業で教材資料類を配布する。
参考書
ディジタル画像技術辞典200(CQ出版社)の一部を利用する。

オフィスアワー
木曜日 13:30 - 15:00 新宿(部屋は別途指定)で質問を受け付ける。事前にメールで連絡のこと。メールアドレス:jt41545@g.kogakuin.jp
また授業終了後の教室で質問を受け付ける。
受講生へのメッセージ
映像信号の特徴を理解して、ビデオコンテンツの制作に役立てよう。

実務家担当科目
実務家担当科目
実務経験の内容
映像サービスの研究開発の経験がある教員が、実ビジネスでの経験を活かし、実用的な映像処理について講義する。

教職課程認定該当学科
情報デザイン学科
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅲ3c
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと