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教員名 : 林 真理
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開講年度
2025年度
開講学期
前期
科目名
技術者の倫理
授業種別
講義
科目名(英語)
Engineer's Ethics
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A0700047 技術者の倫理 [A1][遠隔(同)]
担当教員
林 真理
単位数
2.0単位
曜日時限
木曜5限
キャンパス
新宿 遠隔
教室
学位授与の方針
1 基礎知識の修得 0 %
2 専門分野の知識・専門技術の修得 0 % 3 汎用的問題解決力の修得 0 % 4 道徳的態度と社会性の修得 100 % 具体的な到達目標
(1) 機械分野の技術が,公共の福祉に与える影響を理解する。(2) 機械分野の技術が,環境保全と社会の持続ある発展にどのように関与するかを理解する。(3) 技術者が持つべき倫理を理解し,それに基づいて行動する能力を育成する。
受講にあたっての前提条件
到達目標をよく理解し、高いレベルでの達成を目指す意欲があること
授業の方法とねらい
技術者倫理に関する入門的な授業を行います。「技術者倫理」というのは、専門職としての技術者が身につけておくべき行為規範のことです。といっても単に行為規範を覚えればよいというものではありません。もちろん明確なルールは多数存在しており、それらを知って、それに従うということも大切です。しかし、人が直面する問題というものは、単純なルールをあてはめれば解決するようなものではありません。具体的な場面に即して、どのような行為が倫理にかなっているかを判断できるためには、複雑な状況を理解する力や、様々な人との関係に配慮する力が必要になります。そういった思考と判断の基本を身につけるための授業です。したがって、受身で情報を受け取るだけではなく、授業中自分で考え、積極的に表現し、自分とは異なる考え方に耳を傾けることが求められます。
AL・ICT活用
反転授業/ディスカッション・ディベート/クリッカー・タブレット等ICTを活用した双方向授業/e-ラーニング等ICTを活用した自主学習支援
第1回
授業形態
遠隔(同時双方向)
事前学習
シラバスを読んでくる。教科書を入手し、前書きから読めるところまで読んでおく。
2時間
授業内容
ガイダンス:本科目の学習内容の概要、学習方法、課題等について理解する。
事後学習・事前学習
授業を復習し、課題を提出し、教科書第2章を読む。
4時間
第2回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
倫理とは何か:倫理的な考え方について理解する。倫理的な考え方を使って簡単な事例を考察する。
事後学習・事前学習
授業を復習し、課題を提出し、教科書第3,4章を読む。
4時間
第3回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
技術者とは何か:歴史的、社会的な背景をもとにして、技術者について理解する。倫理綱領を読んで考察をする。
事後学習・事前学習
授業を復習し、課題を提出し、教科書第5章を読む。
4時間
第4回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
企業と技術者(1):技術者倫理の学習法としてのケーススタディに触れ、具体的な事例に基づいて考察を行う。そのような過程を通じて、倫理的ジレンマの存在を理解する。
事後学習・事前学習
授業を復習し、課題を提出し、教科書第6章を読む。
4時間
第5回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
企業と技術者(2):仮想的な事例を用いて行動案を考えることを通じて、倫理的ジレンマの対処法の考え方を知る。
事後学習・事前学習
授業を復習し、課題を提出し、教科書第7章を読む。
4時間
第6回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
Good Work:価値観の多様性を内包したデザインについて学ぶ。Good Workとしての技術者倫理について理解する。
事後学習・事前学習
授業を復習し、課題を提出し、教科書第9章を読む。
4時間
第7回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
安全性とリスク(1):具体的な事例をもとに、安全性に関わる技術者の責任について理解する。またリスクの考え方について知る。
事後学習・事前学習
授業を復習し、課題を提出し、教科書第16章を読む。
4時間
第8回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
安全性とリスク(2):安全性とリスクの考え方について、学んだことをもとに事例を巡って意見交換や討論を行い安全性の多面性を理解する。
事後学習・事前学習
授業を復習し、課題を提出し、教科書第15章を読む。
4時間
第9回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
グローバル社会の技術者:グローバル化社会の中で起こりうる技術者倫理の問題を理解し、意見交換や討論を行い、考察する。
事後学習・事前学習
授業を復習し、課題を提出し、教科書第11章を読む。
4時間
第10回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
研究の倫理:研究倫理の考え方について理解し、具体的な事例に基づき、意見交換や討論を行い、考察する。
事後学習・事前学習
授業を復習し、課題を提出する。
4時間
第11回
授業形態
遠隔(同時双方向)
授業内容
事例研究まとめ:技術者倫理にかかわる行動案の考え方について学ぶ。
事後学習・事前学習
授業を復習し、課題を提出し、教科書第8章、第13章を読む。
4時間
第12回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
技術者と知的財産:知的財産に関する基本的な考え方について、技術者の責任と結びつけて理解する。
事後学習・事前学習
授業を復習し、課題を提出し、教科書第10、17章を読む。
4時間
第13回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
科学技術のデュアルユース問題:科学技術のデュアルユース問題について理解し、考察する。
事後学習・事前学習
授業を復習し、課題を提出する。
4時間
第14回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
環境と倫理:環境に関する倫理について基本的なことを学ぶ。
事後学習・事前学習
課題を提出する。
4時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
まとめ:技術者になるということ。これまでの学習を振り返って、技術者としてのあり方と技術者倫理について考察をしてもらいます。
事後学習
授業内容を全体を振り返ってみる。授業アンケートに回答する。教科書の未読部分を自らの指針に基づいて自習する。
2時間
成績評価の方法
授業ごとに出る次週までの課題、授業内の小テスト、授業内に行う演習・掲示板を通じたディスカッションによって評価します。
受講生へのフィードバック方法
小テストの解答、解説は締切後に掲示します。課題の解答、解説、講評は次の授業で行います。
教科書
林・小野里・小野他編著『技術者の倫理 改訂版』(コロナ社 2015年)
古い版ではなく、2015年以降の「改定版」を入手して下さい。 参考書
授業で指示します。
オフィスアワー
前期授業期間は、新宿校舎27F2714室、金曜日昼休み。その他の時間を希望する場合は、ft12153@g.(以下皆さんと同じ)のアドレスまでメールで問い合わせて下さい。新宿キャンパス27F2714室またはGoogle Meetで対応します。
受講生へのメッセージ
すばらしい技術であればあるほど、それが引き起こしかねない問題も重大なものになります。工学院大学で学ぶ皆さんには、人間や社会に関する深い洞察を持ち、技術のすばらしさと問題点の両方を見きわめられる知性を身につけた社会人として巣立って欲しいと思います。
実務家担当科目
実務家担当科目ではない
実務経験の内容
教職課程認定該当学科
該当なし
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅲ3a
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと
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