シラバス情報

開講年度
2025年度
開講学期
後期
科目名
加工工学概論
授業種別
講義
科目名(英語)
Introduction Mechanical Processing
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A1100088 加工工学概論 [A2][遠隔(オ)]
担当教員
宋 小奇
単位数
2.0単位
曜日時限
金曜6限
キャンパス
八王子 遠隔
教室

学位授与の方針
1 基礎知識の修得   0 %
2 専門分野の知識・専門技術の修得   100 %
3 汎用的問題解決力の修得   0 %
4 道徳的態度と社会性の修得   0 %
具体的な到達目標
・切削,研削の加工現象が理解できる.
・切削,研削の加工方法を選定できる.
・精度と生産性を考慮した基礎設計ができる.
受講にあたっての前提条件
三角関数,多項式関数の計算ができること.
授業の方法とねらい
1)機械技術者として必要な機械加工の基礎知識や考え方を習得する.
2)加工全般に関する知識を習得することにより,機械設計を行う基礎力を身につける.
3)授業課題PPTを作成することにより,「自ら課題を解決する能力」,「まとめる力」,「思考力」,「表現力」を養成する.
4)本授業の到達目標を達成する.
AL・ICT活用
特に活用しない

第1回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
事前学習
[事前学習] 機械加工について教科・参考書を事前に読んで理解する.必ず事前にKU-LMSの内容を確認する.
1時間
授業内容
ガイダンスと加工工学の総論
まず,授業日程,学び方,評価方法について述べる.次に,機械加工の位置付け,分類,加工原理(強制切込加工と圧力切込加工,母性原理と浮動原理)について解説する.
事後学習・事前学習
[事後学習] 機械加工分類,加工原理について復習し,授業内容をまとめたPPTを作成し,提出する.
[事前学習] 切削加工の基本原理,工作機械の種類について理解し,事前PPTを作成し,提出する.
4時間
第2回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
切削加工(1)切削加工概要
切削加工の概要として,切削加工の特徴,切削加工法の分類,切削条件(切削速度,送り速度,切削幅),二次元切削と三次元切削,工作機械の種類について解説する.
事後学習・事前学習
[事後学習] 事前に作成したPPTを元に授業で説明した要点を付け,改良した物を再提出する.
[事前学習] 二次元切削機構(切削モデル),切りくず生成とその分類,構成刃先の長所と短所について理解し,事前PPTを作成し,提出する.
4時間
第3回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
切削加工(2)切削加工機構
二次元切削現象,切削機構(切削モデル),切りくず生成とその分類,構成刃先の長所と短所について述べる.
事後学習・事前学習
[事後学習] 事前に作成したPPTを元に授業で説明した要点を付け,改良した物を再提出する.
[事前学習] 切削抵抗の測定方法,切削条件と切削抵抗の関係,Merchantの切削方程式に関する内容を理解し,事前PPTを作成し,提出する.
4時間
第4回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
切削加工(3)切削抵抗と切削方程式,比切削抵抗
切削の三分力,切削抵抗の測定方法,切削条件と切削抵抗の関係,比切削抵抗について述べる.また,代表的なMerchantの切削方程式を解説する.
事後学習・事前学習
[事後学習] 事前に作成したPPTを元に授業で説明した要点を付け,改良した物を再提出する.
[事前学習] 切削におけるエネルギーの供給と消費,切削モデルにおける発熱源,切削条件と切削温度の関係,切削温度の測定法に関する内容を理解し,事前PPTを作成し,提出する.
4時間
第5回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
切削加工(4)切削温度とその解析・測定法
切削加工におけるエネルギーの供給と消費,切削モデルにおける発熱源,切削条件と切削温度の関係を述べる.また,切削温度の解析と測定法について解説する.
事後学習・事前学習
[事後学習] 事前に作成したPPTを元に授業で説明した要点を付け,改良した物を再提出する.
[事前学習] 工具材種の発展,工具損傷と工具摩耗の違い,工具摩耗の分類,工具寿命,切削条件と工具摩耗の関係に関する内容を理解し,事前PPTを作成し,提出する.
4時間
第6回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
切削加工(5)工具摩耗と工具材料
切削工具の材料・分類と,工具摩耗,工具寿命,切削条件と工具摩耗の関係,切削条件の最適化について解説する.
事後学習・事前学習
[事後学習] 事前に作成したPPTを元に授業で説明した要点を付け,改良した物を再提出する.
[事前学習] 加工精度,仕上げ面粗さ,加工変質層,びびり振動,切削油剤,切削条件・切削油剤と加工品位の関係に関する内容を理解し,事前PPTを作成し,提出する.
4時間
第7回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
切削加工(6)加工品位と切削油剤
加工品位(加工精度,仕上げ面粗さ,加工変質層),切削条件と加工品位の関係,びびり振動,切削油剤,MQL切削,切削油剤と加工品位の関係について解説する.
事後学習・事前学習
[事後学習]事前に作成したPPTを元に授業で説明した要点を付け,改良した物を再提出する.
[事前学習] 材料の被削性,金属材料の機械的・熱的性質,被削性と材料の機械的・熱的性質の関係に関する内容を理解し,事前PPTを作成し,提出する.
4時間
第8回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
切削加工(7)被削性と金属材料の機械的・熱的性質
材料の被削性(削られやすさ),金属材料の機械的・熱的性質,被削性と材料の機械的・熱的性質の関係について解説する.
事後学習・事前学習
[事後学習] 事前に作成したPPTを元に授業で説明した要点を付け,改良した物を再提出する.
[事前学習]難削材の切削,加工の可視化・知能化,乾式切削の長所と短所に関する内容を理解し,事前PPTを作成し,提出する.
4時間
第9回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
切削加工(8)切削加工技術の最前線
産業界の最新動向,切削加工技術の最前線,切削加工の最新理論について解説する.
事後学習・事前学習
[事後学習]事前に作成したPPTを元に授業で説明した要点を付け,改良した物を再提出する.
[事前学習] 研削加工と切削加工の違い,研削砥石の3要素と5要因,砥石摩耗について理解し,事前PPTを作成し,提出する.
4時間
第10回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
研削加工(1)研削加工の概要と研削砥石
研削加工の概要として,研削加工の特徴,研削加工法の分類,研削砥石の構成要素,砥石摩耗について解説する.
事後学習・事前学習
[事後学習] 事前に作成したPPTを元に授業で説明した要点を付け,改良した物を再提出する.
[事前学習] プランジ研削を対象として,研削加工の機構,研削加工条件,研削加工時の切りくずの形状について理解し,事前PPTを作成し,提出する.
4時間
第11回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
研削加工(2)研削加工機構
研削加工の機構,研削加工における切りくずの形状に関する数式モデル及び,切りくずの形状と研削条件との関係について解説する.
事後学習・事前学習
[事後学習] 事前に作成したPPTを元に授業で説明した要点を付け,改良した物を再提出する.
[事前学習] 研削条件が研削抵抗・研削温度に及ぼす影響,研削温度が加工面の品位に及ぼす影響,研削液の効果,研削加工面評価について理解し,事前PPTを作成し,提出する.
4時間
第12回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
研削加工(3)研削抵抗,研削温度,研削液,研削加工面評価
研削抵抗と研削温度の理論モデル,研削条件が研削抵抗・研削温度に及ぼす影響,研削温度が加工面の品位に及ぼす影響,研削液の効果,研削加工面評価について解説する.
事後学習・事前学習
[事後学習] 事前に作成したPPTを元に授業で説明した要点を付け,改良した物を再提出する.
[事前学習] 研磨加工の特徴,研磨加工法の分類,研磨加工と切削加工・研削加工の違いについて理解し,事前PPTを作成し,提出する.
4時間
第13回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
研磨加工(1)研磨加工の概要,ラッピングとポリッシング
研磨加工の特徴,研磨加工法の分類,研磨加工の機構,ラッピングとポリッシング,乾式・湿式研磨が加工面の品位に及ぼす影響について解説する.
事後学習・事前学習
[事後学習] 事前に作成したPPTを元に授業で説明した要点を付け,改良した物を再提出する.
[事前学習] 前回まで講義の総復習を行う.
4時間
第14回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
講義内容につき,学習成果を確認する.
事後学習・事前学習
[事後学習] 理解度を確認し,締切日時までに最終課題レポートを提出する.
[事前学習] 前回まで講義の総復習を行う.
4時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
学習成果の振り返り
事後学習
[事後学習] 理解度を確認する.
4時間

成績評価の方法
遠隔(オンデマンド)授業なので,皆さんの復習と予習を促すため,出席登録と,2つの課題(事前課題と事後課題)を設定する.どちらも成績評価の重要な要素なので,必ずそれぞれの毎週の締切までに,出席登録を行い,課題を提出してください.

成績評価方法:
毎回授業の授業参加状況を20%,提出課題(事前課題と事後課題)を40%,最終課題レポートを40% で評価する.これらの成績を元に,理解度をA+,A,B,C,D,Fのグレードで評価し,グレードD以上を合格とする.

授業にきちんと出席することが成績評価の前提となる.また,いずれかの項目の点数がその項目の合計点数の半分未満がある場合に,この授業の単位は取得できない.

A+: Outstanding (90~100)
A: Excellent (80~89)
B: Good (70~79)
C: Fair (61~69)
D: Pass (60) (D以上が合格)
F: Fail (~59) (Fは不合格)
受講生へのフィードバック方法
課題の講評・解説を行うことで,受講生にフィードバックする.また,KU-LMSを確認して下さい.授業内容,課題評価結果などについてKU-LMSから確認する習慣を普段からつけましょう.

教科書
指定教科書はないが,以下の参考書の1冊を用意しておくことが望ましい.
参考書
中島利勝,鳴瀧則彦共著「機械加工学」(コロナ社)
奥山繁樹,宇根篤暢,由井明紀,鈴木浩文 共著「機械加工学の基礎」(コロナ社 )
松村 隆・笹原弘之共著「機械加工学基礎」(コロナ社)
杉田忠彰,上田完次,稲村豊四郎 共著「基礎切削加工学」(共立出版)
臼井英治著「切削・研削加工」上・下(共立出版)
臼井英治著「現代切削理論」(共立出版)

オフィスアワー
金曜日 11:00〜12:00,八王子8-203号室または8-354号室,メール(songxq@cc.kogakuin.ac.jp)やKU-LMSでの質問や相談はいつでも対応する.
受講生へのメッセージ
機械実習で経験したことに理論をつけましょう.そして,機械技術者としての道を一歩進みましょう!

実務家担当科目
実務家担当科目ではない
実務経験の内容

教職課程認定該当学科
該当なし
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅲ1b
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと