シラバス情報

開講年度
2025年度
開講学期
前期
科目名
生命の有機化学
授業種別
講義
科目名(英語)
Organic Chemistry for Learning Life Science
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A1901312 生命の有機化学 [S1][対面]
担当教員
南雲 紳史、大野 修、坂田 優希、安井 英子
単位数
2.0単位
曜日時限
月曜2限
キャンパス
八王子
教室
04-157講義室、04-207講義室、1E-205講義室、1S-207講義室

学位授与の方針
1 基礎知識の修得 20 %
2 専門分野の知識・専門技術の修得 80%
3 汎用的問題解決力の修得 0%
4 道徳的態度と社会性の修得 0 %
具体的な到達目標
・生体分子(炭水化物、アミノ酸、脂質など)の構造および化学的性質を理解する。
・生体分子が有する官能基の名前と性質を理解する。
受講にあたっての前提条件
高校範囲の有機化学を理解していることが望ましい。
授業の方法とねらい
生命化学科は、生体物質を化学の眼で見る力を養う学科である。代表的な生体物質である、糖、アミノ酸、脂質について、有機化合物の視点から解説をすることで、生体物質と有機化学が密接に関わっていることを理解することを目指す。また、これらの化合物を導入として、有機化学の基本的事項を修得する。
AL・ICT活用
特に活用しない

第1回
授業形態
対面
事前学習
高校化学の教科書で「共有結合」に関する項目を復習する.
有機化学分野の事前課題(構造式および反応式の暗記)を復習する.
2時間
授業内容
炭水化物(糖)の化学① グルコースをモデルとして、有機化合物の基本を学ぶ.
周期表から、炭素原子、水素原子、酸素を見つける.
炭素の結合本数、水素の結合本数、酸素の結合本数を定着させる.
D-グルコースの構造式を書く。これを省略構造式での表記と比較する.
ホルミル基(アルデヒド)と水酸基という官能基を理解する.
事後学習・事前学習
授業内容を復習する
2時間
第2回
授業形態
対面
授業内容
炭水化物(糖)の化学② グルコースをモデルとして、鎖状の糖と環状の糖について学ぶ
鎖状のグルコースと環状のグルコースの構造式を比較する.
グルコースの分子模型を組んでみる.
鎖状の糖が環化する流れを理解する.
反応機構で用いる巻矢印の基本的なルールを知る.
事後学習・事前学習
授業内容を復習する
2時間
第3回
授業形態
対面
授業内容
原子の電子配置を学ぶ
水素原子、炭素原子、酸素原子の電子配置を理解し、書くことができる.
炭素原子の電子配置をもとに、混成軌道の考え方の基本を理解する.
事後学習・事前学習
授業内容を復習する
2時間
第4回
授業形態
対面
授業内容
混成軌道を学ぶ.
各分子を構成する炭素原子の混成状態を見抜くことができる.
事後学習・事前学習
授業内容を復習する
2時間
第5回
授業形態
対面
授業内容
アミノ酸の化学①
アミノ酸の基本構造を知るーアミノ基、カルボキシ基を知る
ペプチド(アミド)の作り方を理解する
事後学習・事前学習
授業内容を復習する
2時間
第6回
授業形態
対面
授業内容
アミノ酸の化学②
D—アミノ酸、L—アミノ酸とは何かを知る。
アミノ酸の不斉炭素の立体化学(R/S表記)について学ぶ。
アミノ酸の不斉炭素の立体化学を、分子模型を用いて考える。
事後学習・事前学習
授業内容を復習する
2時間
第7回
授業形態
対面
授業内容
電気陰性度と誘起効果
電気陰性度とは何かを知り、重要な数値を暗記する。
単結合における誘起効果とは何かを理解する。
事後学習・事前学習
授業内容を復習する
2時間
第8回
授業形態
対面
授業内容
ブレンステッド酸・塩基、ルイス酸・塩基
ブレンステッド酸・塩基の定義を学ぶ。
ルイス酸・塩基の定義を学ぶ。
事後学習・事前学習
授業内容を復習する
2時間
第9回
授業形態
対面
授業内容
脂質の化学
油脂の基本構造であるトリグリセリド構造を知る。
油脂中のエステル官能基の存在を知る。
エステルの加水分解をすると、カルボン酸とアルコールになることを知る。pKaの大小でエステルの加水分解の生成物を説明できるようにする。
事後学習・事前学習
授業内容を復習する
2時間
第10回
授業形態
対面
授業内容
官能基の化学
これまでに扱った官能基についてまとめる。それぞれの官能基の構造と性質を整理する.
その他、重要な官能基を知る.
アルカンの性質、立体配座について学ぶ.
事後学習・事前学習
授業内容を復習する
2時間
第11回
授業形態
対面
授業内容
代謝経路の有機化学
脂肪酸の代謝の流れをながめて、有機化合物の構造の変化の様子を知る.この変化がどのような官能基から、どのような官能基に変わっているかを理解する.
事後学習・事前学習
授業内容を復習する
2時間
第12回
授業形態
対面
授業内容
シクロアルカンの化学①シクロヘキサンのシス・トランス、アキシアル・エクアトリアルとは何か
シクロヘキサン環構造を書けるようにする。
分子模型でシクロヘキサン環を組み、シクロヘキサン環上の置換基がどのような向きで置換しているかを理解する。
環上の置換基同士の関係性(シスまたはトランス)を理解する。
事後学習・事前学習
授業内容を復習する
2時間
第13回
授業形態
対面
授業内容
シクロアルカンの化学②シクロヘキサンの環反転とは何か
分子模型でシクロヘキサン環を組み、シクロヘキサン環が反転する様子を理解する.
シクロヘキサン環が反転する前後の置換基の立体配置を正しく書けるようにする.
事後学習・事前学習
期末試験に向けて、全ての授業内容を復習する
4時間
第14回
授業形態
対面
授業内容
期末試験を行う
事後学習・事前学習
試験において分からなかった部分を復習する
2時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
演習問題を解く(オンデマンド予定、変更があれば授業内で連絡する)
事後学習
本科目の全ての内容を復習する
2時間

成績評価の方法
授業に出席していることが成績評価の前提である.
期末試験の結果で評価する.
授業内で小テストを行った場合には、小テストの結果を1割程度評価に反映させる.
受講生へのフィードバック方法
KU-LMSまたは電子メール

教科書
マクマリー有機化学概説(第7版)
JOHN McMURRY 著
伊東椒・児玉三明 訳
参考書

オフィスアワー
電子メールでアポイントをとってください.
メールアドレスは授業内で伝えます.
受講生へのメッセージ
有機化学を道具として使いこなすことができれば、さまざまな分野を学ぶうえで役にたちます.有機化学の基礎を楽しく学びましょう.

実務家担当科目
実務家担当科目ではない
実務経験の内容

教職課程認定該当学科
該当なし
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅱ1b
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと