シラバス情報

開講年度
2025年度
開講学期
後期
科目名
イノベーション科学特論
授業種別
講義
科目名(英語)
Science of Innovation
授業情報(授業コード・クラス名・授業形態)
Z0900006 イノベーション科学特論 [対面]
担当教員
矢崎 敬人
単位数
2.0単位
曜日時限
水曜4限
キャンパス
新宿
教室
A-0477教室(大学院工学研究科)

学位授与の方針
A 専攻する研究領域における高度な専門知識を身につけたもの 100%
B 科学技術を運用する能力を身につけたもの 0%
C 主体的に研究に取り組み、社会や職業についての知識や技術者や研究者として必要な倫理観を身につけたもの 0%
D 特定の専門領域における創成能力を身につけたもの 0%
具体的な到達目標
イノベーションとは何か,イノベーションはどのように起きるのか,イノベーションが経済社会においてどのような役割を果たしているのかについて理解し,イノベーションを促進しつつその成果を社会が享受するためには何が必要かを考察する力を身につけるとともに,経済学等の社会科学の分析ツールを用いてイノベーションに関連する諸課題を分析する力をつけることが到達目標である.
受講にあたっての前提条件
- 経済学等の社会科学の分析ツールを自ら学び,それらを用いて経済・社会のさまざまな事象を分析する意欲を持っていること.また,論文の基本的な読み方を理解していること.
- 学部レベルのミクロ経済分析と統計学・多変量解析の基礎を修得していることが望ましい.(修得していない者は自習することが求められる)
AL・ICT活用
ディスカッション・ディベート/プレゼンテーション

授業計画
1.概観
2.需要供給分析の基礎(1)消費者行動,企業行動
3.需要供給分析の基礎(2)市場均衡,市場の失敗
4.戦略的状況とゲーム理論
5.イノベーションプロセス
6.イノベーションの需要と供給
7.専有可能性確保の手段
8.イノベーションと市場構造
9.営業秘密
10.イノベーションの普及
11.特許
12.特許の戦略的利用
13.特許の取引
14.技術標準と標準必須特許
15.学習内容の振り返り

成績評価の方法
授業へ貢献と演習課題:60%
期末レポートと口頭試問:40%
(口頭試問は省略する場合がある)

A+〜Fの6段階評価を行い,D以上を合格とする.
受講生へのフィードバック方法
授業内及び演習課題へのコメントでフィードバックを行う.

教科書
Hall, Bronywn and Christian Helmers (2024), The Economics of Innovation and Intellectual Property, Oxford: Oxford University Press.
https://global.oup.com/academic/product/the-economics-of-innovation-and-intellectual-property-9780197630921
https://inno-ip.com/
参考書
イノベーション全般:
○後藤晃(2016)『イノベーション:活性化のための方策』東洋経済新報社.
○岡田羊祐(2019)『イノベーションと技術変化の経済学』日本評論社.
○Hall, Bronwyn and Nathan Rosenberg (2010), Handbook of the Economics of Innovation, Vols. 1 and 2, Amsterdam: Elsevier.

イノベーションと経済社会:
○Aghion, Philippe, Céline Antonin, and Simon Bunel (2020), Le Pouvoir de la destruction créatrice, Paris: Odile Jacob. (フィリップ・アギヨン,セリーヌ・アントニン,サイモン・ブネル(村井章子訳)(2022)『創造的破壊の力:資本主義を改革する22世紀の国富論』東洋経済新報社.)

発明とイノベーション:
○長岡貞男 (2022)『発明の経済学−イノベーションへの知識創造』日本評論社.

イノベーションとスタートアップ:
○加藤雅俊(2022)『スタートアップの経済学−新しい企業の誕生と成長プロセス』有斐閣.

イノベーションと政策:
○岡室博之・西村淳一(2022)『研究開発支援の経済学−エビデンスに基づく政策立案に向けて』有斐閣.

オフィスアワー
火曜9:10-10:00,新宿キャンパスA-2778.不在の場合もあるので,メールで事前にアポを取ることを推奨(yasaki@cc.kogakuin.ac.jp).
簡単な質問には授業に教室で対応する.
受講生へのメッセージ

実務家担当科目
実務家担当科目ではない
実務経験の内容

教職課程認定該当学科
情報学専攻