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教員名 : 遠藤 新
教員名 : 星 卓志
教員名 : 野澤 康
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開講年度
2025年度
開講学期
後期
科目名
まちづくりデザイン
授業種別
演習
科目名(英語)
Urban Design and Planning Studio
授業情報(授業コード・クラス名・授業形態)
Z1300008 まちづくりデザイン [対面]
担当教員
遠藤 新、星 卓志、野澤 康
単位数
2.0単位
曜日時限
後期(3Q)(火曜1限、火曜2限)、後期(4Q)(火曜1限、火曜2限)
キャンパス
新宿
教室
A-0656教室
学位授与の方針
A 専攻する研究領域における高度な専門知識を身につけたもの 100%
B 科学技術を運用する能力を身につけたもの 0% C 主体的に研究に取り組み、社会や職業についての知識や技術者や研究者として必要な倫理観を身につけたもの 0% D 特定の専門領域における創成能力を身につけたもの 0% 具体的な到達目標
また、具体的な達成目標は以下の諸点である。
・都市・地域の文脈を読み取り、資源と課題を指摘し、評価することができる。 ・行政が立案している各種計画の種類を知り、それらを適切に読み取ることができる。 ・都市・地域の資源を維持・増進し、課題を解決するために、まちづくりの方針を定め、将来の都市像を描き出すことができる。 ・都市・地域の将来像を実現するための方法を学び、それらを応用して、自ら描いた計画を実現するための戦略を、時系列に沿って構築することができる。 ・グループで行う作業や毎回のスタジオ全体での意見交換を通して、相手に伝わるプレゼンテーションができ、適切なディスカッションやグループワークをすることができる。 受講にあたっての前提条件
特にない。
AL・ICT活用
PBL(課題解決型学習)/グループワーク/プレゼンテーション/実習・フィールドワーク
授業計画
東京近郊のある都市のダウンタウンを対象として課題を進める。
対象都市の情報は、初回の授業で説明する。 ■第1フェーズ(調査・分析・評価) ①ガイダンスと基本情報のインプット :課題説明・グループ作業準備を行うとともに、対象都市の概略を説明する。 ☆準備学習:発表されている対象地区について、インターネットなどで予備調査をする。 ②事例研究と資料分析準備 :中心市街地再生政策、国内外のダウンタウン・プランの事例研究を行い報告する。/資料分析の進め方・整理のしかた について議論して、大きな項目に分ける。 ☆準備学習:参考事例都市の計画をホームページなどで参照する。 ③資料調査 :資料から現状を整理していく。それを発表して、全体でディスカッションする。 ☆準備学習:対象都市のホームページから、必要と考えられる諸計画の行政資料をリスト化する。そして、それらをダウンロードし、グループで分担して読み解く。 ④現地調査の準備+現地調査 :資料調査から現地調査の進め方を検討するとともに、対象都市を訪れて、自らの目で見て、五感を働かせて、現地調査を実施する。 ☆準備学習:地図や資料から、現地で訪れて見るべきポイントを検討し、現地調査の計画をつくっておく。また、参考文献4)や学部で学んだことをもとに、現地調査での注意事項を復習しておく。 ※第1フェーズの中で、対象地区の行政担当者へのヒアリングを実施する予定である。 ■第2フェーズ(将来像構築・計画立案) ⑤現地調査の報告 :現地調査等の結果から、注目した点、課題と資源を地図に落とし、それをもとに都市の将来の方向性を検討する。 ☆準備学習:現地調査から得られた知見を整理しておく。また、写真や資料も整理する。 ⑥現地調査および資料調査のまとめ :現地調査と資料調査の両方から得られたことを合わせて、分析・評価を行い、調査結果をまとめて発表し、都市の将来の方向性をスタジオ全体で共有・議論する。 ☆準備学習:現地調査および資料調査から得られた知見を整理し、課題図、資源図等にまとめていく。 ⑦将来コンセプトの構築 :調査結果から抽出されたアイデア、キーワードなどをもとに、将来コンセプトを構築していく。全体としてのコンセプト、地区などの部分としてのコンセプト、テーマ毎のコンセプト等に分けて議論する。 ☆準備学習:調査結果をもとに、将来像の手がかりとなるアイデア、キーワードなどを書き出しておく。 ⑧将来コンセプトのまとめ/分野別計画の作成に向けて :将来コンセプトを図にまとめて、プレゼンテーションする。それをもとに、どのように計画(まずは分野別計画)に落とし込んでいくのかをスタジオ全体で議論する。 ☆準備学習:将来コンセプトは、図を中心として、言葉では補足する程度のつもりで、まとめていく。言葉に頼りすぎないプレゼンテーションの工夫をする。 ⑨分野別計画図の作成+計画総括図の作成 :将来コンセプトから都市計画の所要な内容毎の分野別計画図を作成する。さらに、全体を一覧できる総括図を描く。 ☆準備学習:将来コンセプト図から、計画図を作成してみる。都市計画の主たる内容である、土地利用、交通、緑・オープンスペース、防災、住環境などの項目に分けて(学部2年次で習った内容を復習)、作業を進めていく。 ⑩将来計画のまとめ :コンセプトを確認しながら、それに整合した将来計画としてまとめ、プレゼンテーションする。それをもとに、計画実現のために採るべき戦略の議論を進める。 ☆準備学習:将来計画総括図・分野別計画図を完成させ、そのプレゼンテーションの準備をする。 ※第2フェーズの後半で、ここまでの調査および計画をまとめて中間発表会を行う。 ■第3フェーズ(実現のための戦略の考察) ⑪計画実現の手法の検討 :将来計画を実現するにはどこで、どのような手法を採るべきか。 ☆準備学習:都市計画を実現するための手法(事業、規制・誘導)を整理し、対象都市に適用するメニューを考えてみる。 ⑫計画実現の時系列での割り付け :将来計画を20年間で実現するには、どの時期に何をしていくのかを、重要度、緊急度、要する時間などから検討して、実現のためのロードマップを作成する。 ☆準備学習:計画内容を重要度、緊急度、着手から完成までに要する時間などによって、分類してみる。 ⑬ここまでの作業の振り返り :ここまでの作業全体を振り返り、足りない部分を確認して、必要な調査・考察・ディスカッションで補っていく。 ☆準備学習:ここまでの作業全体を俯瞰して、最終成果物のモックアップを作成してみる。 ■第4フェーズ(最終まとめ) ⑭最終成果の発表・成果物提出 :ここまでの成果全体(調査・分析、計画立案、実現戦略)をまとめて、わかりやすく発表する。 ☆準備学習:発表用のPPTの作成、成果報告書のとりまとめをする。 ⑮学習成果の振り返り :初回から学習してきたこと、考えてきたことを振り返り、整理する。 何ができて、何ができなかったのか、修士研究も視野に入れた振り返りをしておく。 成績評価の方法
授業中に実施するグループ毎のプレゼンテーション、ディスカッションへの参加状況(発言頻度やその内容)50%、最終的な成果物の完成度50%を基本として、グループメンバー間の相互評価なども実施して、それらを勘案しながら総合的に評価する。
受講生へのフィードバック方法
毎回の授業で、やってきた作業内容や疑問点をプレゼンテーションしてもらい、それをもとに受講者と担当教員全員とでディスカッションする。その中で、適宜、フィードバックする。
教科書
指定しない。
参考書
1)「まちづくりデザインのプロセス」日本建築学会編(日本建築学会)
2)「建築設計資料集成:地域・都市I プロジェクト編」日本建築学会編(丸善) 3)「建築設計資料集成:地域・都市II 設計データ編」日本建築学会編(丸善) 4)「まちの見方・調べ方 地域づくりのための調査法入門」西村幸夫・野澤康編(朝倉書店) 5)「まちを読み解く−景観・歴史・地域づくり−」西村幸夫・野澤康編(朝倉書店) その他、授業の中で適宜紹介していく。一般的な文献の他に、対象とする都市およびそれ以外の参考となる都市の行政資料等を、必要に応じて参考にしていく。 オフィスアワー
この科目のコーディネーター(出題責任者)である野澤のオフィスアワーは、以下の通りである。
前期 火曜日10:30〜11:30 新宿キャンパス26階A-2674号室 後期 この授業の前後、または、金曜日12:00〜13:30 新宿キャンパス26階A-2674号室 また、それ以外でも適宜対応するが、事前に下記のメールアドレスに連絡してアポイントを取っておくことを推奨する。いずれの教員でも対応可能である。 野澤 康 nozawa@cc.kogakuin.ac.jp 星 卓志 t-hoshi@cc.kogakuin.ac.jp 遠藤 新 arata@cc.kogakuin.ac.jp 受講生へのメッセージ
都市デザイン分野研究室所属の学生には必須であるが、それ以外の学生にとっても、これまでには経験したことのないスケール感の計画を考えたり、作成したりする良い機会であり、履修を奨励する。
グループ運営はとても難しいと思うが、それを乗り越えて良い成果を出すことが、社会に出てからも大いに役立つと考えている。 授業前日や当日に慌てて作業するのではなく、計画的に作業を進める習慣も身につけてほしい。 実務家担当科目
実務家担当科目
実務経験の内容
景観アドバイザーの経験がある教員が、景観届出の事前協議を活かし、まちづくり方針の作成や課題・資源図等の作成について演習指導する。
教職課程認定該当学科
建築学専攻
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