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Teacher name : 閻 瑜
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開講年度
2026Year
開講学期
First Semester
科目名
Literature B
授業種別
Lecture
科目名(英語)
Literature B
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A0200654 Literature B
担当教員
null
単位数
2.0Credits
曜日時限
Thu.1Period
キャンパス
Hachioji Remote
教室
学年
カリキュラムにより異なります。
学位授与の方針
1 基礎知識の修得 50%
2 専門分野の知識・専門技術の修得 0% 3 汎用的問題解決力の修得 0% 4 道徳的態度と社会性の修得 50% 具体的な到達目標
人、社会、文化に関する基礎的知識をしっかりと身に付け、それに基づいて自身の考えを深めることができるようになる。社会的環境と照らし合わせながら、将来を展望する。
受講にあたっての前提条件
人、社会、文化に関する知識への関心をもっている。
授業の方法とねらい
本授業は、中国文学の主要作品およびジャンルを概観し、古代から近代・現代に至る日中文学と文化の相互影響について、作品に即して考察することを目的とします。中国古典文学の表現や思想が日本の文人文化および漢詩文に受容される過程を扱い、唐代伝奇を典拠とする「杜子春」および「山月記」を比較します。また、『紅楼夢』を含む中国の四大名著にも触れながら、中国文学の流れを理解します。さらに、中国の新文学における日本近代文学の影響についても扱い、翻訳および受容を通じた文化的影響を考察し、作品の特徴や共通点・相違点を整理しながら説明する力を養います。本授業は、中国文学と日本文学の関係を手がかりに、文化的背景を踏まえながら作品を読み解き、論理的に説明する基礎的な思考力を養うことを目指します。
本授業はオンデマンド形式で実施し、毎回60分程度の音声付きPPTを配信します。視聴後は、授業時間枠のうち約30分を目安に、資料の再読と課題文の作成に充てます。課題はKU-LMSの「質問登録」から、100〜120字の短文を直接入力して提出してください。文学作品の読解には数学のような唯一の正解はありません。自分の考えを自分の言葉で表現することを重視します。 毎回の課題提出締切は、授業設定週の土曜日午前10時(厳守)とします。加えて学期末に対面の定期試験を実施します。毎回の課題の積み重ねと期末試験の成績に基づき成績評価を行います。 AL・ICT活用
Support for self-learning using ICT/Other/Not used
第1回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
事前学習
シラバス、及びKU-LMSで配布する「受講方法説明書」を熟読する。
配布資料を印刷し、目を通しておく。 0.5時間
授業内容
ガイダンス
中国文学の時代区分と主要ジャンルを概観し、日中文学の相互影響を読む視点を整理する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料を読んでみる。
1時間
第2回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
中国最古の詩歌:『詩経』
『詩経』を取り上げ、詩が儀礼・生活文化と結びつく仕組みを整理し、日本の漢籍教養や典故表現への影響を理解する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料を読んでみる。
1時間
第3回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
古典詩の基礎:楚辞・屈原
楚辞(屈原)を取り上げ、抒情表現の特徴と後世への影響を整理し、日本の漢詩文・文人文化における受容を確認する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料を読んでみる。
1時間
第4回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
建安文学:曹操・曹丕・曹植
曹操・曹丕・曹植の詩を取り上げ、五言詩を中心とする表現の特徴と後世への基盤を整理し、日本への受容にも触れる。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料を読んでみる。
1時間
第5回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
隠逸の表現:陶淵明
陶淵明を取り上げ、隠逸の価値観と詩の表現を整理し、日本の文人文化における受容を理解する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料を読んでみる。
1時間
第6回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
唐詩の到達:李白・杜甫・白居易
李白・杜甫・白居易を取り上げ、主題と技法を比較して詩世界の特徴を整理する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料を読んでみる。
1時間
第7回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
唐詩の受容:白居易と日本文学
白居易を中心に、引用・典拠の観点から日本文学における唐詩受容の具体例を整理する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料を読んでみる。
1時間
第8回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
唐代伝奇と近代日本文学:芥川龍之介「杜子春」
唐代伝奇を手がかりに、「杜子春」の翻案の技法を押さえ、主題と人物像の転換を捉える。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料を読んでみる。
1時間
第9回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
唐代伝奇と近代日本文学:中島敦「山月記」
唐代伝奇を手がかりに、「山月記」の再構成を検討し、人物造形と主題の変化を読み解く。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料を読んでみる。
1時間
第10回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
宋詞と文人文化:蘇軾など
宋詞(蘇軾など)を取り上げ、文人文化の特徴と形式の変化が感情表現にもたらす影響を整理し、日本の漢詩文・文人文化における受容の視点を確認する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料を読んでみる。
1時間
第11回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
清代怪異小説と近代日本文学:『聊斎志異』と太宰治「竹青」
『聊斎志異』を手がかりに、「竹青」の翻案を読み、語りの再構成と主題・人物像の転換を捉える。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料を読んでみる。
1時間
第12回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
中国古典小説の体系:四大名著
四大古典(『三国志演義』『水滸伝』『西遊記』『紅楼夢』)を取り上げ、成立・主題・人物造形の特徴を整理し、『紅楼夢』を四大古典の一つとして位置づけて理解する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料を読んでみる。
1時間
第13回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
近代の転換:五四新文学運動と日本近代文学
五四新文学運動を取り上げ、白話・個人・社会批判の理念を整理し、中国近代文学の成立過程および日本近代文学との関連について理解する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料を読んでみる。
1時間
第14回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
近代以降の相互影響:日本文学の翻訳と中国新文学
日本文学の翻訳・受容を取り上げ、中国新文学における表現の変化を具体例から整理する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料を読んでみる。
1時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
まとめ:日中文学の相互影響の整理
古代から現代までの相互影響を振り返り、作品に基づく比較の観点を総括する。必要に応じて、現代のアニメーション作品を例に、影響の受け止め方と変形のあり方を確認する。 事後学習
授業で扱った内容を手がかりに、関心のある書籍(または作品)を読み、学んだ点を整理する。
3時間
成績評価の方法
本授業はオンデマンド形式で実施するため、音声付きPPT教材を視聴し、課題文を提出した場合は出席とみなします。課題はKU-LMSの「質問登録」から提出し、締切は授業設定週の土曜日10時(厳守)とします。提出時刻は締切内であれば問いません(深夜・早朝でも可)。
課題文は100〜120字とします。字数不足は減点対象とし(不足が大きい場合は再提出を求めることがあります)、120字を多少超えても減点・加点はしません。ただし、150字を超えないようにしてください。 加えて、学期末に対面の定期試験を実施します。 成績は原則として毎回の課題(約50%)と期末試験(約50%)の成績に基づいて評価します。なお、出席(課題提出)が著しく不良な場合は評価対象外となることがあります。 受講生へのフィードバック方法
課題文はKU-LMSの「質問登録」に直接入力して提出してください。提出内容については、必要に応じて個別コメントでフィードバックします。
教科書
指定教科書はありません。授業で使用する資料(PPT)はKU-LMSで配布します。必要に応じて、参考文献や映像資料(DVD等)・関連URLはその都度提示します。
参考書
竹田晃『中国小説史入門』岩波書店(岩波テキストブックス)
佐藤保『詳講 漢詩入門』筑摩書房(ちくま学芸文庫) 今村与志雄 訳『唐宋伝奇集(上・下)』岩波書店(岩波文庫) 立間祥介 編訳『聊斎志異(上・下)』岩波書店(岩波文庫) オフィスアワー
研究室(1号館301号室)は八王子キャンパスにありますが、担当科目の多くが遠隔授業のため、在室していないことが多いです。ご質問等はメールにて随時受け付けます。fu41768[at]g.kogakuin.jp
受講生へのメッセージ
毎回の課題提出は締め切り(授業設定日の週の土曜日午前10時)厳守です。この提出が出席確認となります。
授業で扱う文学作品は難度が高い場合がありますが、読んで自分が思うことを「自分の言葉で書く」という課題の形式は単純です。締め切り直前までため込まず、早めに受講・提出してください。 なお、本授業は文学作品をじっくり読み、自分の言葉で考えをまとめることに関心がある学生、文学を通して人間や社会について考えてみたい学生の受講を推奨します。 実務家担当科目
Not applicable
実務経験の内容
教職課程認定該当学科
Not applicable
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅰ1b/Ⅰ2b/A2b
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと
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