|
Teacher name : 閻 瑜
|
開講年度
2026Year
開講学期
Second Semester
科目名
Literature A
授業種別
Lecture
科目名(英語)
Literature A
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A0200652 Literature A
担当教員
null
単位数
2.0Credits
曜日時限
Tue.1Period
キャンパス
Hachioji Remote
教室
学年
カリキュラムにより異なります。
学位授与の方針
1 基礎知識の修得 50%
2 専門分野の知識・専門技術の修得 0% 3 汎用的問題解決力の修得 0% 4 道徳的態度と社会性の修得 50% 具体的な到達目標
人、社会、文化に関する基礎的知識をしっかりと身に付け、それに基づいて自身の考えを深めることができるようになる。社会的環境と照らし合わせながら、将来を展望する。
受講にあたっての前提条件
人、社会、文化に関する知識への関心をもっている。
授業の方法とねらい
文学は、人間の経験(感情・葛藤・選択)を言葉で表し、他者の視点を追体験させる営みです。工学・科学技術は社会の発展に貢献する一方で、その技術をどのように用いるかは人間の価値判断に委ねられています。AI、医療、インフラ、データ利用など、現代の技術は人間と社会に深く関わり、「使ってよいか」「誰が責任を負うのか」といった判断を常に伴います。本授業では、短い文学作品を手がかりに、他者の視点に立つ力、複雑な状況を多面的に捉える力、判断の前提を言語化する力を養い、技術を人間のために活かす教養の基盤を培います。
本授業はオンデマンド形式で実施し、毎回60分程度の音声付きPPTを配信します。視聴後は、授業時間枠のうち約30分を目安に、資料の再読と課題文の作成に充ててください。課題はKU-LMSの「質問登録」から、100〜120字程度の短文を直接入力して提出してください。文学作品の読解には唯一の正解はありません。自分の考えを自分の言葉で表現することを重視します。 毎回の課題提出締切は、授業設定週の木曜日午前10時(厳守)とします。学期末には対面形式の定期試験を実施します。毎回の課題提出と期末試験の成績を基に評価を行います。 AL・ICT活用
Support for self-learning using ICT/Other
第1回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
事前学習
シラバス、及びKU-LMSで配布する「受講方法説明書」を熟読する。
配布資料を印刷し、目を通しておく。 0.5時間
授業内容
導入:文学とは何か/技術と人間
寺田寅彦の随筆「科学と文学」を読み、文学の役割(経験の言語化・他者理解)と、技術と人間の関係を考える。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料を読んでみる。
1時間
第2回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
善意:意図と結果
新美南吉「手袋を買いに」「ごん狐」を題材に、善意がもたらす結果の多面性と、行為の評価の難しさを検討する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料(本)を読んでみる。
1時間
第3回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
倫理:揺れる判断
森鷗外「高瀬舟」を読み、同情・正義・制度のはざまで揺れる倫理判断を考察する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料(本)を読んでみる。
1時間
第4回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
象徴:比喩と解釈
宮沢賢治「注文の多い料理店」を読み、象徴表現と解釈の複数性(読みが一つに定まらないこと)を理解する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料(本)を読んでみる。
1時間
第5回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
視点:現実と不思議
夏目漱石「夢十夜」を読み、語りの視点と現実/非現実の境界が認識に与える影響を考える。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料(本)を読んでみる。
1時間
第6回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
上達:技と評価
中島敦「名人伝」を読み、上達とは何か、技術の習得や評価がどのように語られるかを検討する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料(本)を読んでみる。
1時間
第7回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
言葉:言語の力と危うさ
中島敦「文字禍」を読み、言葉が現実認識や社会秩序を形づくる力を考える。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料(本)を読んでみる。
1時間
第8回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
善悪:救いと利己
芥川龍之介「蜘蛛の糸」を読み、救済の条件や善悪の境界がどのように描かれるかを考える。行為の動機(利他/利己)と評価のずれを整理する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料(本)を読んでみる。
1時間
第9回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
信頼:約束と責任
太宰治「走れメロス」を読み、信頼が成立する条件と、疑念が生じる過程を考える。約束・責任・他者への想像力を短文で言語化する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料(本)を読んでみる。
1時間
第10回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
美意識:暮らしと美
谷崎潤一郎『陰翳礼讃』(指定箇所)を読み、住環境・道具・光と影が美意識に与える影響を考える。技術が感性や価値観をどう変えるかを検討する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料(本)を読んでみる。
1時間
第11回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
内省:沈黙が語るもの
志賀直哉「城の崎にて」を読み、沈黙や内省がどのように表現されるかを読み解く。死生観や感情の揺れを丁寧に言語化する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料(本)を読んでみる。
1時間
第12回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
凝縮表現:短歌×歌詞を読む
石川啄木の短歌と米津玄師の歌詞を題材に、限られた言葉が情景や感情を立ち上げる仕組み(省略・比喩・語の配置・リズム)を読み解く。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料(本)を読んでみる。
1時間
第13回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
論理:科学と人間理解
東野圭吾『探偵ガリレオ』(指定箇所)を読み、科学的思考(論理)と人間理解(感情・関係)の接点を検討し、合理性の強みと限界を整理する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料(本)を読んでみる。
1時間
第14回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
多様性:「普通」の圧力
黒柳徹子『窓ぎわのトットちゃん』(指定箇所)を読み、教育や集団の中で「普通」が個人に与える影響を考える。多様性を支える視点と言葉の選び方を検討する。 事後学習・事前学習
配布資料の読み直し。関連する資料(本)を読んでみる。
1時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
総合:技術者の夢と責任
アニメ『風立ちぬ』を各自視聴し、技術者の理想・創造・戦争責任の問題を総合的に整理する。 事後学習
授業で興味を持った文学作品を読んでみる。
3時間
成績評価の方法
本授業はオンデマンド形式で実施するため、音声付きPPT教材を視聴し、課題文を提出した場合は出席とみなします。課題はKU-LMSの「質問登録」から提出し、締切は授業設定週の木曜日10時(厳守)とします。提出時刻は締切内であれば問いません(深夜・早朝でも可)。
課題文は100〜120字とします。字数不足は減点対象とし(不足が大きい場合は再提出を求めることがあります)、120字を多少超えても減点・加点はしません。ただし、150字を超えないようにしてください。 加えて、学期末に対面定期試験を実施します。 成績は原則として毎回の課題(約50%)と期末試験(約50%)の成績に基づいて評価します。なお、出席(課題提出)が著しく不良な場合は評価対象外となることがあります。 受講生へのフィードバック方法
課題文はKU-LMSの「質問登録」に直接入力して提出してください。提出内容については、必要に応じて個別コメントでフィードバックします。
教科書
指定教科書はありません。授業で使用する資料(PPT)はKU-LMSで配布します。必要に応じて、参考文献や映像資料(DVD等)・関連URLはその都度提示します。
参考書
寺田寅彦『寺田寅彦随筆集』(岩波文庫等)
高橋源一郎『一億三千万人のための小説教室』(岩波新書) 作品の全文が必要な回(『陰翳礼讃』『探偵ガリレオ』『窓ぎわのトットちゃん』等)については、各自で文庫本または電子書籍等を準備してください。 オフィスアワー
研究室(1号館301号室)は八王子キャンパスにありますが、担当科目の多くが遠隔授業のため、在室していないことが多いです。ご質問等はメールにて随時受け付けます。fu41768[at]g.kogakuin.jp
受講生へのメッセージ
毎回の課題提出は締め切り(授業設定日の週の木曜日午前10時)厳守です。この提出が出席確認となります。
授業で扱う文学作品は難度が高い場合がありますが、読んで自分が思うことを「自分の言葉で書く」という課題の形式は単純です。締め切り直前までため込まず、早めに受講・提出してください。 なお、本授業は文学作品をじっくり読み、自分の言葉で考えをまとめることに関心がある学生、文学を通して人間や社会について考えてみたい学生の受講を推奨します。 実務家担当科目
Not applicable
実務経験の内容
教職課程認定該当学科
Not applicable
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅰ1b/Ⅰ2b/A2b
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと
|