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Teacher name : TAKEGUCHI Hayato
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開講年度
2026Year
開講学期
First Semester
科目名
Social Thoughts A
授業種別
Lecture
科目名(英語)
Social Thoughts A
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A1901394 Social Thoughts A
担当教員
TAKEGUCHI Hayato
単位数
2.0Credits
曜日時限
Fri.1Period
キャンパス
Hachioji Remote
教室
学年
カリキュラムにより異なります。
学位授与の方針
1 基礎知識の修得 50%
2 専門分野の知識・専門技術の修得 0% 3 汎用的問題解決力の修得 0% 4 道徳的態度と社会性の修得 50% 具体的な到達目標
人、社会、文化に関する基礎的知識をしっかりと身に付け、それに基づいて自身の考えを深めることができるようになる。社会的環境と照らし合わせながら、将来を展望する。
受講にあたっての前提条件
人、社会、文化に関する知識への関心をもっている。
授業の方法とねらい
この講義では、さまざまな社会課題のうち、経済に関連するもの(企業、働き方、消費、市場経済、経済政策、経済社会)を思想という観点から理解し、ひいては社会や経済の一員たる私たち自身のあり方について考察します。特に、「企業のあり方」について企業不正や社会貢献を通じて、「働き方のあり方」について労働問題や働き方の変容を通じて、「消費のあり方」について消費社会や消費の変容を通じて、「市場経済のあり方」についてその利点や所得分配の問題を通じて、「経済政策のあり方」についてその歴史的経緯と現在の諸問題を通じて、「社会や私たちのあり方」についてこれらの問題を通じて考えていきます。
(授業の方法) [講義の形式] オンデマンド形式で行います。内容ごとに複数に分割した動画(mp4ファイル20分×4程度)と講義資料(pdf)を各回で共有します。必要に応じて動画を一纏めにしたものも共有します。 [講義の構成] 教科書の内容や授業資料に沿って、社会の動向や社会問題などに関するニュース、各種統計も交えつつ社会思想の考え方を紹介します。講義の課題はKU-LMSで課し、講義内容の理解に関する問題をテスト形式やレポート形式で扱います。 [課題] 講義内容に即した課題(教科書の問題を含む)に取り組んでもらいます。この講義では、中間・期末試験や中間・期末レポートは実施しません。また、基本的には課題の締め切りは講義の翌週ですが、履修が確定するまでの時期や学期末筆記試験の時期などは締め切りを延長します。 (授業のねらい) ・社会思想を通じて、企業の活動のあり方や不正が生じるメカニズム、労働者の意義や働き方のあり方を理解できるようになる。そこから、自分自身が企業で働く際にどう働くべきかを考えられるようになる。 ・社会思想を通じて、消費の意義やそのあり方を理解できるようになる。そこから、自分自身が消費活動をする際にどのように行動すべきかを考えられるようになる。 ・社会思想を通じて、市場や分配の意義や課題、経済政策の形成や利点、課題を理解できるようになる。そこから、自分自身で論理だってどのような経済社会のあり方が好ましいかを考えられるようになる。 (補足) 経済に関連する問題、特に物価の問題や国際経済の問題などについてはこの講義では必ずしも詳しく扱えません。それらについては「経済学A」で扱いますので、それらに関心のある方はそちらも履修してみてください。また、社会思想で扱うテーマの多くは今日、「思想」だけではなく「理論」によっても分析が進められています。その分析に用いられる手法がゲーム理論です。この手法は経済現象を解き明かすだけではなく、政治・国際政治・経営・社会問題などの諸現象の解明にも広く応用されています。その手法(ゲーム理論)や応用例などについては「経済学B」で扱います。この講義でも若干触れるかもしれませんが、思想だけではなく、諸現象の記述・分析にも関心のある方は、こちらも履修してみてください。 これらを合わせて履修すると、経済や社会に関する考えを深めるための知識を体系的に習得することができます。とはいえ、各講義は独立して理解できるようにもなっているので、これらを履修することがこの講義を履修するうえで必須というわけではありません。 AL・ICT活用
Support for self-learning using ICT/Other
第1回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
事前学習
※各回の時間配分はあくまで目安であり,実際の配分などは各自の判断に委ねます.
【第1回の事前学習:90分】 ・シラバスの内容を(大まかで構わないので)確認する ・テキストの序章に目を通す 1.5時間
授業内容
ガイダンス
【教科書 序章】 【内容】 ガイダンス / 経済倫理とは / 現代社会の枠組みと経済倫理 / 社会思想と経済倫理 事後学習・事前学習
【第1回の事後学習:120分】
・講義動画や講義資料、教科書序章などを復習する ・分からないことや気になったことがあれば、KU-LMSで質問をする 【第2回の事前学習:60分】 ・教科書第1章を予習する 3時間
第2回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
企業の利益追求は経済倫理と矛盾するのか?
【教科書 第1章】 【内容】 近年の企業不祥事 / 企業の論理 / 企業の論理と経済倫理 事後学習・事前学習
【第2回の事後学習:120分】
・講義動画や資料、教科書第1章などを復習する ・分からないことや気になったことがあれば、KU-LMSで質問をする ・第2回課題に取り組む 【第3回の事前学習:60分】 ・参考資料などをもとに組織不正問題について調べてみる 3時間
第3回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
企業はなぜ不祥事を起こしてしまうのか?
【第3回参考書・参考資料】 【内容】 組織不正の危うさと正しさ / 燃費不正・品質不正 / 正しさをどう考えるか 事後学習・事前学習
【第3回の事後学習:120分】
・講義動画や資料、(手元にある人は参考書)などを復習する ・分からないことがあれば、それについて質問をする ・第3回課題に取り組む 【第4回の事前学習:60分】 ・教科書第3章を予習する 3時間
第4回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
【教科書 第2章】
【内容】 企業にはいま何が求められているのか? 企業の社会的責任 / 企業のあり方と利益追求 / 企業管理のあり方とCSR / CSRからCSV 事後学習・事前学習
【第4回の事後学習:120分】
・講義動画や資料、教科書第2章などを復習する ・分からないことや気になったことがあれば、KU-LMSで質問をする ・第4回課題に取り組む 【第5回の事前学習:60分】 ・教科書第4章を予習する 3時間
第5回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
労働者は企業にとってどのような存在なのか?
【教科書 第4章】 【内容】 労働の現状(日本) / 労働をめぐる諸問題 / 学生と働き方 事後学習・事前学習
【第5回の事後学習:120分】
・講義動画や資料、教科書第4章などを復習する ・分からないことや気になったことがあれば、KU-LMSで質問をする ・第5回課題に取り組む 【第6回の事前学習:60分】 ・教科書第5章を予習する 3時間
第6回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
労働者にとって労働とはどれほど大切なものなのか?
【教科書 第5章】 【内容】 企業にとっての労働者 / 労働社会とは / 労働社会の問題 / 労働社会からの転換 / 働き方のあり方 / ディーセントワーク 事後学習・事前学習
【第6回の事後学習:120分】
・講義動画や資料、教科書第5章などを復習する ・分からないことや気になったことがあれば、KU-LMSで質問をする ・第6回課題に取り組む 【第7回の事前学習:60分】 ・教科書第6章を予習する 3時間
第7回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
消費者に求められている消費のあり方はどのようなものなのか?
【教科書 第6章】 【内容】 消費と消費社会 / 消費社会の問題 / 消費者の責任と権利 / 倫理的消費(エシカル消費) / エシカル消費の実例 事後学習・事前学習
【第7回の事後学習:120分】
・講義動画や資料、教科書第6章などを復習する ・分からないことや気になったことがあれば、KU-LMSで質問をする ・第7回課題に取り組む 【第8回の事前学習:60分】 ・教科書第7章を予習する 3時間
第8回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
市場はどのように評価されるのか?
【教科書 第7章】 【内容】 市場の利点 / 市場の失敗 / 市場の限界 / 市場と経済倫理 事後学習・事前学習
【第8回の事後学習:120分】
・講義動画や資料、教科書第7章などを復習する ・分からないことや気になったことがあれば、KU-LMSで質問をする ・第8回課題に取り組む 【第9回の事前学習:60分】 ・教科書第8章を予習する 3時間
第9回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
分配はどのようにあるべきなのか?
【教科書 第8章】 【内容】 所得分配の現状 / 効率・公平・平等 / 分配の公正さ / 分配のルール 事後学習・事前学習
【第9回の事後学習:120分】
・講義動画や資料、教科書第8章などを復習する ・分からないことや気になったことがあれば、KU-LMSで質問をする ・第9回課題に取り組む 【第10回の事前学習:60分】 ・教科書第10章を予習する 3時間
第10回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
経済政策・社会政策は何を行っているのか?
【教科書 第10章】 【内容】 成長政策と成長論 / 安定化政策と雇用論 / (再)分配政策と分配論 / 社会保障とリスク論 事後学習・事前学習
【第10回の事後学習:120分】
・講義動画や資料、教科書第10章などを復習する ・分からないことや気になったことがあれば、KU-LMSで質問をする ・第10回課題に取り組む 【第11回の事前学習:60分】 ・教科書第9章を予習する 3時間
第11回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
福祉国家はなぜ必要とされたのか:近代社会の成立と発展
【教科書 第9章】 【内容】 重商主義・古典的自由主義の時代 / 古典的自由主義の限界と共産主義の台頭 / 市場の失敗是正・秩序維持・労働者保護へ / 福祉国家を支える経済思想と福祉国家批判 / 福祉国家の限界 事後学習・事前学習
【第11回の事後学習:120分】
・講義動画や資料、教科書第9章などを復習する ・分からないことや気になったことがあれば、KU-LMSで質問をする ・第11回課題に取り組む 【第12回の事前学習:60分】 ・教科書第11章を予習する 3時間
第12回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
福祉国家はなぜ持続不可能なのか:近代社会の限界
【教科書 第11章】 【内容】 福祉国家の限界と社会的意思決定の困難さ / 経済社会の変容(1)人口問題 / 経済社会の変容 (2)環境問題 / 経済社会の変容 (3)価値観の変容 事後学習・事前学習
【第12回の事後学習:120分】
・講義動画や資料、教科書第11章などを復習する ・分からないことや気になったことがあれば、KU-LMSで質問をする ・第12回課題に取り組む 【第13回の事前学習:60分】 ・教科書第3章を予習する 3時間
第13回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
非営利組織にはどのような役割が期待されているか:近代社会の克服①
【教科書 第3章】 【内容】 福祉国家の課題の克服へ:市場でも国家でもない主体のあり方 / NPOの目的と姿 / NPOの機能と役割 / NPOの課題 事後学習・事前学習
【第13回の事後学習:120分】
・講義動画や資料、教科書第3章などを復習する ・分からないことや気になったことがあれば、KU-LMSで質問をする ・第13回課題に取り組む 【第14回の事前学習:60分】 ・教科書終章を予習する 3時間
第14回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
社会思想を学ぶことはなぜ大切なのか:近代社会の克服②
【教科書 終章】 【内容】 経済主体に求められる倫理的行動 / これからの経済社会の枠組みとそれを支える思想を求めて 事後学習・事前学習
【第14回の事後学習:120分】
・講義動画や資料、教科書終章を復習する ・分からないことや気になったことがあれば、KU-LMSで質問をする 【第14回の事前学習:60分】 ・これまでのおさらいをする ・第14・15回の課題に取り組む準備を進める 3時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
(15)総まとめ
【内容】 これまでのフィードバックなどを通じて、社会思想についておさらいをする 事後学習
【第15回の事後学習:90分】
・これまでのおさらいをする ・第14・15回の課題に取り組む 1.5時間
成績評価の方法
課題100%で評価します。詳細はガイダンスでお知らせしますが、ざっくりと以下のような方法で評価します。
・成績評価はS(A+), A, B, C, D, Fの6段階で行い、D以上の者に単位を認める。 ・基礎知識や道徳的態度と社会性の修得を図ろうとしているのに課題でいい点数がとれないとしても、その姿勢を適切に成績評価します。 ・基礎知識の修得を図ろうとする姿勢が見受けられないこと、または、道徳的態度と社会性の修得を図ろうとする姿勢が見受けられないことが明確な場合、たとえ課題の点数が良くてもF(不合格)やDとなるなど、点数ほどよくない成績になり得ます。 ・課題以外の質問などについては、加点要素として別途評価します。 課題は多いですが、ちゃんと講義を受けてちゃんと課題をこなしたら、ちゃんと評価される講義です。 受講生へのフィードバック方法
課題については、課題後にKU-LMSから解説を確認できるように準備する、もしくは後日解説を公開することでフィードバックとします。また、KU-LMSでの質問については講義動画や資料内でフィードバックを行います。
教科書
以下のテキストを必ず入手すること。生協で購入できるかと思います。もし、何らかの事情で入手できない場合は、教員に連絡してください。
・永合位行・鈴木純『現代社会と経済倫理』(2018年、有斐閣) 参考書
この講義の全般に関連する参考書としては、以下のものがあります。
・柘植尚則『プレップ経済倫理学』(2014年、弘文堂) ・足立正樹編著『現代の経済社会と福祉社会の展望』(2013年、高菅出版) ・柳川隆、永合位行、藤岡秀英『セオリー&プラクティス経済政策』(2017年、有斐閣) この講義で扱う内容については、以下の解説論文やテキストの内容も交える予定です。 ・斎藤純一・谷澤正嗣『公共哲学入門 自由と複数性のある社会のために』(2023年、NHKブックス) ・中原翔『組織不正はいつも正しい:ソーシャル・アバランチを防ぐには(光文社新書、1311)』(2024年、光文社)。https://gendai.media/list/author/nakaharasho ・野尻武敏「成熟社会とヒューマンケア」、『長寿社会研究所・家庭問題研究所研究年報』、第5巻(1999)、19ー33頁。https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk41/documents/000036176.pdf ・宮垣元『NPOとは何か 災害ボランティア、地域の居場所から気候変動対策まで(中公新書 2809)』(中央公論新社、2024年)) オフィスアワー
質問などについては、基本的にはメール(ft13755@ns.kogakuin.ac.jp)もしくはKU-LMSの質問登録から受け付けます。対面でも質問できるようオフィスアワーも次のように指定しますが、その場合は必ず事前に連絡をお願いします。
【オフィスアワー:要事前連絡】 ・木曜日14:30-16:30 @新宿キャンパスもしくはGoogleMeet や Zoomにて対応 ・金曜日4限終了後-17:00 @八王子キャンパスもしくはGoogleMeet や Zoomにて対応 ・上記以外 GoogleMeet あるいは Zoomにて対応 受講生へのメッセージ
企業の不祥事は、お金の面での不祥事もあれば技術面での不祥事も存在します。後者は特に検査の不正や改ざんなど、皆さんが技術者として今後働く上で関係してくる問題です。また、企業による社会貢献や働き方のあり方を考えるのは、大学を出てから社会人として働く上で考えるべき事項ですし、消費のあり方に至っては、モノやサービスを購入することで生活を可能にしている私たち全員が関係してくる問題です。経済の枠組みについてはぴんと来ないところもあるかもしれませんが、企業・働き方・消費のあり方を基礎づける根底の価値観として経済社会における私たち自身のあり方の問題が問われることになります。そして、経済政策のあり方は私たちがどのような経済政策を支持するかという一有権者として有するべき知見の問題になります。
このように、この講義で扱う問題は皆さんのこれからにも関係してくるので、この講義を履修することは皆さんの生活や今後のあり方を考えることにも直結します。それを今後社会人として活躍する皆さんが知っておいて損することはありません。 工学院大学の皆さんが、社会思想をふまえて、科学技術の意義や課題、経済における役割、身の回りの問題などを冷静に考え、他者への思いやりを持ってどのように行動すべきか自律的かつ自発的に考えられる立派な社会人となることができるような一助をこの講義を通じてできたらと思います。 実務家担当科目
Not applicable
実務経験の内容
教職課程認定該当学科
Not applicable
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅰ1b/Ⅰ2b/A2b
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと
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