Syllabus data

開講年度
2026Year
開講学期
Intensive
科目名
Safety in the Chemical Laboratory
授業種別
Lecture
科目名(英語)
Safety in the Chemical Laboratory
授業情報(授業コード・クラス名・授業形態)
A0100013 Safety in the Chemical Laboratory
担当教員
OKURA Toshinori
単位数
1.0Credits
曜日時限
Intensive course
キャンパス
Hachioji Campus
教室

学位授与の方針
1 基礎知識の修得   0 %
2 専門分野の知識・専門技術の修得   65 %
3 汎用的問題解決力の修得   20 %
4 道徳的態度と社会性の修得   15 %
具体的な到達目標
化学物質の特性や危険性を調べることができるようになる。
基本的な化学物質の特性や危険性、取扱い上の注意を理解できる。
事故事例から化学物質に関係する具体的な危険性の例を知る。
科学・技術に関わる職業に伴う安全に対する責任を理解する。
化学実験や化学物質を扱う作業で安全に遂行できる。
受講にあたっての前提条件
化学実験をはじめとする1年次の各種実験科目を履修していること。
授業の方法とねらい
最近の科学技術の急速な進歩や社会の大きな変化を考えるとき、科学・技術が安全に利用される上で重要となるのは、科学者・技術者の倫理とともに、安全の確保のための知識と技術である。我々の生活や社会の発展には、安全が担保されていることが前提であるが、この基本的要素である安全に慣れてしまい、危険意識の低下と科学技術が高度化・専門化・複雑化したなかでの科学技術者の知識と経験の不足から、重大な事故へと至る事例が近年多発している。
本授業においては、事故事例を交え、特に化学物質の危険性や取扱い、安全環境の整備などについて理解し安全に対する意識を身につけることを目標とする。
AL・ICT活用
Not used

授業内容 事前学習 事後学習 必要時間
1. 総論:安全化学の基礎
化学物質の危険性、化学反応の危険性、化学物質への暴露と健康影響、化学物質の環境影響を理解する。
【準備学習】安全データシート(SDS)とはなにか、化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)の絵表示の意味を、調べておくこと。
「安全の手引き」を読んでおくこと
2. 安全化学と法令
消防法、毒物及び劇物取締法、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(化管法)など、様々な法律が化学物質の保管・使用・廃棄の各段階で規制している理由を理解する。
【準備学習】「消防法」「毒物及び劇物取締法」において、化学物質の使用・保管等を規制している理由を調べておくこと。
3. 化学プロセスの安全(温度、圧力)、貯蔵、廃棄
化学プロセスにおける安全について、理解する。
【準備学習】 1984年12月2日、インド ボパール にて起こった メチルイソシアナートMethyl isocyanate (MIC)漏洩事故、および、アンモニアの製造方法を調べておくこと。
4. 事例研究(1)
日本で起こった大規模事故事例から安全を考える。
【準備学習】以下の事例について、概要を調べておくこと。
三菱マテリアル 四日市工場高純度多結晶シリコン製造施設 爆発火災事故 2014年1月9日
(参考https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/news/press/2014/pdf/14-0612a.pdf)、
日本触媒 姫路製造所アクリル酸製造施設 爆発火災事故 2012年9月29日
(参考http://www.shokubai.co.jp/ja/news/file.cgi?file=file1_0111.pdf)、
三井化学 岩国大竹工場爆発火災事故 2012年4月22日
(参考http://jp.mitsuichem.com/release/2013/pdf/130123_02.pdf)
東ソー 南陽事業所第二塩化ビニルモノマー製造施設 爆発火災事故 2011年11月13日
(参考http://www.tosoh.co.jp/news/assets/20120613)
5. 化学実験の安全
安全に実験を行うためには、準備と整理、整頓、清潔、清掃、が不可欠であることを理解する。
【準備学習】「安全の手引き」を熟読しておくこと。
6. 事例研究(2)
実験室レベルで起こった事故事例から安全を考える。
【準備学習】第5回までの授業内容をよく復習しておくこと。
7. 学習のふりかえり

成績評価の方法
クイズ(25%)と最終レポート(75%)で評価し、Grade D以上の者に単位を認める。
授業に出席し、参加することが前提である。
受講生へのフィードバック方法
授業内で適宜口頭で公表する。

教科書
工学院大学(編)「安全の手引き」
また資料をプリントまたはpdfファイルで配布することがある。
参考書
研究実験施設・環境安全教育研究会(編)「研究室に所属したらすぐ読む 安全化学実験ガイド (KS化学専門書)」講談社 ISBN978-4-0615-4366-9

オフィスアワー
ハイブリッド留学期間中:メール対応
メールアドレス:okura(at)cc.kogakuin.ac.jp(at はアットマーク)
受講生へのメッセージ
「安全」はすべてに優先します。「安全」を担保するには何が必要かを一緒に考えましょう。

実務家担当科目
Not applicable
実務経験の内容

教職課程認定該当学科
Not applicable
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅲ2c
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと