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教員名 : 竹口 隼人
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開講年度
2026年度
開講学期
前期
科目名
ロジカル・ライティングⅠ
授業種別
演習
科目名(英語)
Logical Writing I
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A1800132 ロジカル・ライティングⅠ [情報]【ABC】[対面]
担当教員
竹口 隼人
単位数
1.0単位
曜日時限
金曜4限
キャンパス
八王子
教室
02-364講義室
学年
1年
学位授与の方針
1 基礎知識の修得 10%
2 専門分野の知識・専門技術の修得 0 % 3 汎用的問題解決力の修得 70% 4 道徳的態度と社会性の修得 20 % 具体的な到達目標
本授業を履修することで、学生は以下の能⼒を養うことを⽬指します。
1. 主張と根拠を明確にした構成の整った文章を書くことを通じて、思考を論理的に深めることができる。 2. 批判的思考の素養を養い、情報を多角的に分析・評価することができる。 3. 論理的な資料読解による適切な要約と引⽤を通じて、自らの議論に説得⼒を持たせることができる。 4. 自身の工学院大学での学びや卒業後の将来、ひいては社会課題に関して主体的に問いを立て、自分なりの考えを文章にまとめることができる。 5. 他者との建設的な批判にもとづく意見交換を通じて、自身の考察を深め、多様な視点を許容できる開かれた精神性を養う。 受講にあたっての前提条件
本授業の受講にあたり、特別な専⾨知識は必要ありません。ただし、以下の点を前提とします。
1. 大学での学修活動全般に対し、主体的に取り組む意欲があること。 2. グループワークやピアレビューにおいて、他者の意見を尊重し、真摯に学ぶ姿勢を持つこと。 3. 提示された課題や活動に対し、真面⽬に取り組み、提出物を期限内に提出する意識があること。 授業の方法とねらい
本授業は、皆さんの大学での学習や将来の社会生活において必要となる、知的なコミュニケーション能力の基礎を培うことを目指します。 特に、ロジカル・ライティングIでは「読む力(読解力)」と「書く力(文章力)」に焦点を当て、文章を読んだり書いたりすることを通して思考を深めていく訓練を重ねながら、論理的かつ批判的に物事を捉える能力(「論理的・批判的思考力」)を養います。
授業では、情報を多角的に吟味する姿勢や、複雑な情報を整理して本質を見抜く分析眼、そして自分の考えを的確な文章で伝えるための論証の初歩に触れていきます。 各学習テーマは「授業での学びと個人での試み→グループでの意見交換と推敲→教員からのフィードバックと復習」という流れで展開します。この実践的なサイクルの中で、論理的で批判的な読み書き能力や、引用・要約の基礎を学びます。これらの取り組みをロジカル・ライティングⅡで学ぶ内容と統合することで、各自の専門分野での学習へと繋がる基礎力を育んでいきます。 AL・ICT活用
PBL(課題解決型学習)/反転授業/ディスカッション・ディベート/グループワーク/クリッカー・タブレット等ICTを活用した双方向授業/e-ラーニング等ICTを活用した自主学習支援
第1回
授業形態
授業情報欄記載の通り
事前学習
シラバスをきちんと読んでおく
0.5時間
授業内容
【トピック1:ガイダンス・学習⽬標の設定】
授業内容を理解する、トライアルライティング 事後学習・事前学習
・授業⽬標を確認する
・次回トピックに関する必要な情報を収集する 1時間
第2回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
【トピック2:自分を知る・大学を知る】1回⽬
ライティングの基本を学ぶ、トライアルライティング 事後学習・事前学習
・授業で学んだライティングの基本を振り返る
・本トピックに関する文章を仕上げる 1.5時間
第3回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
【トピック2:自分を知る・大学を知る】2回⽬
ピアレビュー、ライティング(わかりやすい表現、事実をあげた説明に着⽬) 事後学習・事前学習
・本トピックのライティングをとおして得られたライティングにおける自分の課題を振り返る
・次回トピックに関する必要な情報を収集する 1時間
第4回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
【トピック3:大学の4年間を考える】1回⽬
ノートテイキングや要約の基本を学ぶ 事後学習・事前学習
・授業で学んだライティングの基本を振り返る
・本トピックに関する情報を整理する 1時間
第5回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
【トピック3:大学の4年間を考える】2回⽬
トライアルライティング 事後学習・事前学習
・授業で学んだライティングの基本を振り返る
・本トピックに関する文章を仕上げる 1.5時間
第6回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
【トピック3:大学の4年間を考える】3回⽬
ピアレビュー、ライティング(引⽤を⽤いた説明に着⽬) 事後学習・事前学習
・本トピックのライティングをとおして得られたライティングにおける自分の課題を振り返る
・次回トピックに関する必要な情報を収集する 1時間
第7回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
【トピック4:専⾨分野、世の中・社会に⽬を向けるⅠ】1回⽬
ニュース記事の読み⽅を学ぶ(文献を批判的に読む 事後学習・事前学習
・授業で学んだライティングの基本を振り返る
・本トピックに関する情報を整理する 1時間
第8回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
【トピック4:専⾨分野、世の中・社会に⽬を向けるⅠ】2回⽬
トライアルライティング 事後学習・事前学習
・授業で学んだライティングの基本を振り返る
・本トピックに関する文章を仕上げる 1.5時間
第9回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
【トピック4:専⾨分野、世の中・社会に⽬を向けるⅠ】3回⽬
ピアレビュー、ライティング(適切な主張の組み立てに着⽬) 事後学習・事前学習
・本トピックのライティングをとおして得られたライティングにおける自分の課題を振り返る
・次回トピックに関して必要な情報を収集する 1時間
第10回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
【トピック5:専⾨分野、世の中・社会に⽬を向けるⅡ】1回⽬ 情報収集
事後学習・事前学習
・授業で学んだライティングの基本を振り返る
・本トピックに関する情報を整理する 1時間
第11回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
【トピック5:専⾨分野、世の中・社会に⽬を向けるⅡ】2回⽬
トライアルライティング 事後学習・事前学習
・授業で学んだライティングの基本を振り返る
・本トピックに関する文章を仕上げる 1.5時間
第12回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
【トピック5:専⾨分野、世の中・社会に⽬を向けるⅡ】3回⽬
ピアレビュー、ライティング(適切な背景・前提、論理的な説明に着⽬) 事後学習・事前学習
・本トピックのライティングをとおして得られたライティングにおける自分の課題を振り返る
・自身の成長評価を考える 1時間
第13回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
【トピック6:自身の成長評価】
ショートスピーチ(わかりやすい表現⽅法を話すことに応⽤) 事後学習・事前学習
・自身の成長評価を確認する
・授業全体の内容を振り返る 1時間
第14回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
【トピック7:学習成果の振り返り】1回⽬
ライティング 事後学習・事前学習
・学習成果に関する文章を仕上げる
1.5時間
第15回
授業形態
授業情報欄記載の通り
授業内容
【トピック7:学習成果の振り返り】2回⽬
学習成果を振り返る 事後学習
・この授業で学んだことを今後にどのようにいかすかを考える
0.5時間
成績評価の方法
4本のライティング課題を70%、その他の提出物(ショートライティング、ワークシート類)および授業中の発表を30%として評価する。ただし、5回以上欠席した場合は不合格(F)となる。また、授業態度が著しく悪い学生については、その根拠を明確にしたうえで、担当教員の判断により、不合格(F)と評価される場合がある。
受講生へのフィードバック方法
KU-LMSおよび授業内にて適時フィードバックを行う。
教科書
特に指定しません。授業で必要な資料は教員が⽤意し、配布します。
参考書
授業中に適宜紹介しますが、特に以下が参考になると思います。興味のある方はお住まいの地域や大学の図書館で借りるなどしてみてください。
【全般・読む力】 ・黒木登志夫. 2021. 知的文章術入門. 岩波書店(岩波新書 1897) ・野矢茂樹. 2018. 増補版 大人のための国語ゼミ. 筑摩書房. ・藤沢晃治. 2025. 「分かりやすい表現」の技術 新装版. 講談社(ブルーバックス B-2285) ・宮内泰介、上田昌文. 2020. 実践 自分で調べる技術. 岩波書店(岩波新書 1853) 【書く力(文章力)】 ・石黒圭. 2025. 読み手に届く文章技術. 筑摩書房(ちくまプリマー新書 495) ・伊藤貴之. 2026. 生成AIを活用したレポート・論文の書き方. 慶應義塾大学出版会 ・藤沢晃治. 2025. 「分かりやすい文章」の技術 新装版. 講談社(ブルーバックス B-2287) ・前田安正. AIに書けない文章を書く. 筑摩書房(ちくまプリマー新書 485) 【「論理的かつ批判的に物事を捉える能力(論理的・批判的思考力)」】 ・河野哲也. 2021. 問う方法・考える方法. 筑摩書房(ちくまプリマー新書 372) ・佐藤郁哉. 2024. リサーチ・クエスチョンとは何か?. 筑摩書房(ちくま新書 1826) ・丹治信春. 2023. 実践!クリティカル・シンキング. 筑摩書房(ちくま新書 1757) ・植原亮. 2020. 思考力改善ドリル:批判的思考から科学的思考へ. 勁草書房 オフィスアワー
質問などについては、基本的にはメール(ft13755@ns.kogakuin.ac.jp)もしくはKU-LMSの質問登録から受け付けます。対面でも質問できるようオフィスアワーも次のように指定しますが、その場合は必ず事前に連絡をお願いします。
【オフィスアワー:要事前連絡】 ・木曜日14:30-16:30 @新宿キャンパスもしくはGoogleMeet や Zoomにて対応 ・金曜日4限終了後-17:00 @八王子キャンパスもしくはGoogleMeet や Zoomにて対応 ・上記以外 GoogleMeet あるいは Zoomにて対応 受講生へのメッセージ
「読む力(読解力)」、「書く力(文章力)」、「論理的かつ批判的に物事を捉える能力(論理的・批判的思考力)」、これらは文理を問わず、そして学生・社会人などを問わず、誰にとっても必要な能力です。そのため、この講義の内容は誰にとっても必要なスキルやノウハウの修得を図るというものなのですが、このスキルやノウハウはすぐに身につけられるものでもありません。どうしても時間がかかってしまいますし、かくいう私もまだまだ勉強中です。ましてや、生成AIに頼りすぎたり、適切ではない使い方をしたりしていると身につけるのが遠のきます。この講義でゆっくりとこれらの能力を養う第一歩に踏み出しましょう!
論理的でわかりやすい文章で自分の考え・意見を伝えることが苦手であったとしても、この講義で、論理的でわかりやすい文章を書くための基本中の基本を学んで文章を書き意見を伝える基本を理解し、これからの大学生活そして社会人になるうえで必要なスキルの修得に向けた準備をする一助ができたらと思います 実務家担当科目
実務家担当科目ではない
実務経験の内容
教職課程認定該当学科
該当なし
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅰ1b/A1b
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと
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