シラバス情報

開講年度
2026年度
開講学期
後期
科目名
機械システム工学セミナー
授業種別
演習
科目名(英語)
Seminar
授業情報(授業コード・クラス・授業形態)
A3000026 機械システム工学セミナー [A2][対面][ヒューマンインターフェイス]
担当教員
見崎 大悟
単位数
2.0単位
曜日時限
木曜2限
キャンパス
新宿
教室
学年
3年

学位授与の方針
1 基礎知識の修得   0 %
2 専門分野の知識・専門技術の修得  40%
3 汎用的問題解決力の修得   0 %
4 道徳的態度と社会性の修得   60 %
具体的な到達目標
・機械システム工学セミナーでは、各研究室が用意した種々の課題に取り組むことで,多面的な柔軟性のある分析・統合化能力、継続的な学習能力、さらにコミュニケーション能力の基礎力を身につけることができる.

・本科目を修得することにより、卒論研究、社会へ出るための基礎能力を養うことができる。
受講にあたっての前提条件
・「機械システム基礎」を修得していること。


・本科目を履修するために必要なものは、数学、物理、化学、政治、経済、歴史、国語力、英語力などすべての分野に及ぶ教養としての基礎知識である。
授業の方法とねらい
■ 授業の目的
本セミナーでは、HCI、UI/UX、デザイン思考、プロトタイピングを中心とした研究領域について学び、国内外の最新研究動向を理解する。論文調査、発表、ディスカッション、プロトタイプ制作およびユーザーテストを通して、研究遂行に必要な知識と実践力を身につける。

■ 到達目標
学生は以下を達成する。

HCI・UX分野の主要研究動向を理解する。
学術論文を批判的に読み、要点を整理し発表できる。
デザイン思考に基づき課題を設定し、解決案を提案できる。
プロトタイプを設計・制作し、ユーザーテストを実施できる。
フィードバックを踏まえ、改善案を論理的に説明できる。
AL・ICT活用
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション・ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習・フィールドワーク

第1回
授業形態
対面
事前学習
HCIおよびSIGGRAPHなどの国際会議・論文を参照し、研究動向を調査し理解する。
2時間
授業内容
「セミナーガイダンス&チームビルディング」
授業の進め方および評価方法を説明する。過去の優れたインターフェース事例を紹介し、ディスカッションを行う。また、セミナーメンバーでチームビルディング活動を行う。
事後学習・事前学習
興味のあるインターフェース技術・作品を3つピックアップし、特徴をまとめる
UI/UX、HCIの基本概念を調べ、代表的な論文を読む
2時間
第2回
授業形態
対面
授業内容
「ヒューマンインターフェースの基礎(HCI, UI/UX, UCD)」
HCI、UI/UX、人間中心設計(UCD)の基本原則を学び、実例を分析する。
事後学習・事前学習
日常生活でのインターフェースを観察し、問題点と改善案をレポート
CHIやSIGGRAPHの論文・デモを事前にチェックし、興味のあるテーマを選定
2時間
第3回
授業形態
対面
授業内容
HCIの最前線—CHI・SIGGRAPHのトレンド調査
最新のHCI研究やプロダクトを分析し、今後のトレンドを議論する。
事後学習・事前学習
最も興味を持った技術・作品を1つ選び、なぜ重要かをまとめる
関心のあるHCI関連論文を要約し、発表準備
2時間
第4回
授業形態
対面
授業内容
「論文調査発表 + アイデアスケッチ(ブレインストーミング)」
論文調査の発表を行い、グループでアイデアスケッチを実施する。
事後学習・事前学習
アイデアを整理し、プロトタイピング計画を作成
各自のアイデアを整理し、技術的な実現可能性を検討
2時間
第5回
授業形態
対面
授業内容
「プロトタイピング(1)—初期設計とストーリーボード作成」
チームごとにストーリーボードを作成し、インタラクション設計を検討。
事後学習・事前学習
プロトタイピングに向けたツールの選定と準備
使用するプロトタイピングツールやハードウェアの基礎を学ぶ
2時間
第6回
授業形態
対面
授業内容
「プロトタイピング(2)—物理・デジタルモックアップ作成」
Fusion 360、Arduino、Unity、Processingなどを用いたプロトタイプ作成。
研究室にある機材、3Dプリンタおよびレーザカッターなどの実演
事後学習・事前学習
実装した部分を動作検証し、次回に向けた改善点を整理
ユーザビリティテストやUX評価の方法を調査
2時間
第7回
授業形態
対面
授業内容
「ユーザーテストと評価手法」
簡単なユーザーテストを実施し、課題点を特定する。
事後学習・事前学習
得られたフィードバックを整理し、改良計画を立案
ユーザーテストのフィードバックを分析し、改良点を検討
2時間
第8回
授業形態
対面
授業内容
「プロトタイピング(3)—ユーザーテスト結果を反映した改善」
プロトタイプの改良と再テストを実施する。
事後学習・事前学習
改善点の記録を残し、成果物の方向性を整理
デザインシンキングの実践事例を調査

2時間
第9回
授業形態
対面
授業内容
「デザインシンキングとHCIの応用」
デザイン思考をHCIプロジェクトにどう活かすかを議論する。
事後学習・事前学習
プロジェクトへの適用方法を考え、アイデアをブラッシュアップ
学会デモのフォーマットや応募要件を調査
2時間
第10回
授業形態
対面
授業内容
「最終課題(1)—最終インタフェース設計」
学会に出展を想定してインタフェース作品の設計・開発を開始。
事後学習・事前学習
各チームの役割を明確化し、スケジュールを立てる
先行研究を参考に、より直感的な操作性を検討
2時間
第11回
授業形態
対面
授業内容
「最終課題(2)—インタラクションデザインの精緻化」
インタラクションの最適化とプレゼンテーション戦略を策定する。

事後学習・事前学習
プレゼン準備として、デモ動画や資料を作成
プレゼン内容を確認し、テストシナリオを作成
2時間
第12回
授業形態
対面
授業内容
「最終課題(3)—デモの最終調整とユーザーテスト」
ユーザーテストを通じた最終調整と改善を実施する。
事後学習・事前学習
発表資料を整理し、デモの完成度を高める
プレゼン練習を行い、フィードバックを得る
2時間
第13回
授業形態
対面
授業内容
「第13回:最終課題発表準備」
最終発表のリハーサルと発表技術の向上について実施する。
事後学習・事前学習
改善点を踏まえて、最終発表の準備
発表の最終確認とQ&A対策
2時間
第14回
授業形態
対面
授業内容
「最終課題発表」
プロジェクトの成果発表と質疑応答を実施する。
事後学習・事前学習
他チームの発表を分析し、学びを整理
本セミナーで得た知識・スキルを振り返る
2時間
第15回
授業形態
遠隔(オンデマンド)
授業内容
ふりかえり
事後学習
「ふりかえりと今後のキャリアに活かすHCIの学び」
HCI分野での今後の学習・キャリア展望について
自身の学習ポートフォリオを整理し、将来の計画を立てる
2時間

成績評価の方法
成績評価は、授業中のプロジェクト40%、最終課題40%、宿題を20%とし、それらの成績をもとに理解度を A+、A、B、C、D、F の Grade で評価する。 Grade D 以上を合格とする。

「機械システム基礎工学プログラム」の学習・教育到達目標D-2およびE-1,2,3,4は、上記の評価基準を満たせば達成される。なお、全体を通じて3分の1以上欠席した場合,受講放棄とみなし一切の評価をしない
受講生へのフィードバック方法
KU-LMS および講義用SLACKチャンネルでフィードバックをおこなう。第14回目の最終発表会および第15回目のふりかえりの会で総評を行なう。

教科書
参考書
1.ジャスパー・ウ,見崎大悟,実践 スタンフォード式 デザイン思考,インプレス社
2.ウェイン・C・ブース,リサーチの技法,ソシム

オフィスアワー
時間:月曜日11:40〜12:30
場所:新宿キャンパス 高層棟A-1861室(ヒューマンインターフェース研究室)
受講生へのメッセージ
本講義は、異なる得意分野の学生がチームで協力し、インターフェース設計のための創造的なデザインプロセスを学ぶことを目的としています。
デザイン工学をあわせて履修することを強くおすすめします。

実務家担当科目
実務家担当科目ではない
実務経験の内容

教職課程認定該当学科
該当なし
その他の資格・認定プログラムとの関連
関連する科目でない
教育課程コード
Ⅲ3a
教育課程コードの見方【例】 Ⅰ2a(Ⅰ…Ⅰ群、2…2年配当、a…必修) ※ a : 必修 b : 選択必修 c : 選択 ※複数コードが表示されている場合には入学年度・所属学科の学生便覧を参照のこと