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教員名 : 大野 修
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開講年度
2025年度
開講学期
後期
科目名
生物活性物質化学特論
授業種別
講義
科目名(英語)
Advanced Study on Bioactive Molecules Chemistry
授業情報(授業コード・クラス名・授業形態)
Z1900039 生物活性物質化学特論 [対面]
担当教員
大野 修
単位数
2.0単位
曜日時限
火曜2限
キャンパス
八王子
教室
1W-027講義室
学位授与の方針
A 専攻する研究領域における高度な専門知識を身につけたもの 100%
B 科学技術を運用する能力を身につけたもの 0% C 主体的に研究に取り組み、社会や職業についての知識や技術者や研究者として必要な倫理観を身につけたもの 0% D 特定の専門領域における創成能力を身につけたもの 0% 具体的な到達目標
生物の体内に含まれる有機化合物のほとんど全てが生命活動を営む上で何等かの役割を持っている。それらの中には、発生・分化、成長、生殖、恒常性維持などにおいて、極めて微量で特有の作用を示すものがある。これらを総称して生物活性物質と呼んでいる。本講義では、天然から発見された様々な生物活性物質を中心に、それらの歴史、化学構造、生合成、作用機構、応用等について学ぶ。特に、歴史的に重要な生物活性物質から、最新の研究で発見された生物活性物質に至るまで、具体的な研究事例に沿って解説する。また、生物活性物質の構造決定法についても核磁気分光共鳴法(NMR)等の各種スペクトル解析の課題を通じて学ぶ。この講義を通じて、生命現象を司る分子を有機化学と生命科学の観点から理解することを目指す。
受講にあたっての前提条件
特になし。
AL・ICT活用
その他/特に活用しない
授業計画
第1回
生物活性物質の基礎 生物活性物質研究の流れ 第2回 生物検定の方法 第3回 生物活性物質の精製・単離① 第4回 生物活性物質の精製・単離② 第5回 生物活性物質研究の歴史 歴史を彩る重要な生物活性物質 第6回 生合成から見た生物活性物質① 主要な生合成経路 第7回 生合成から見た生物活性物質② 脂肪酸とその関連化合物 ポリケチドとその関連化合物 第8回 生合成から見た生物活性物質③ テルペノイドとその関連化合物 アルカロイドとその関連化合物 ペプチド類とその関連化合物 第9回 機能から見た内因性生物活性物質 ホルモン、増殖因子、フェロモン 第10回 機能から見た外因性生物活性物質① 植物生長調節物質、植物由来薬理活性物質 ビタミン、栄養素 第11回 機能から見た外因性生物活性物質② 抗生物質、細胞機能調節物質 酵素阻害物質、生物毒、蛍光および発光化合物 第12回 生物活性物質化学の展開① ホルモン受容体と作用機構 新しいスクリーニングシステム 第13回 生物活性物質化学の展開② ケミカルバイオロジーへの展開 ゲノム科学および網羅的解析技術の進展とその影響 第14回 振り返り 成績評価の方法
毎回の授業で生物活性物質の構造解析に必須である核磁気分光共鳴法(NMR)等のスペクトル解析の課題を行い、課題点を算出する。
また、全講義終了後に授業内容に関連する期末テストを課す(課題点、期末テストの評価割合は4:6とする)。 受講生へのフィードバック方法
授業時間内及び事業時間外に対面・遠隔での解説を実施。
教科書
特になし。
参考書
「生物有機化学—生物活性物質を中心に—」第2版 長澤寛道著 東京化学同人
「生き物たちの化学戦略-生物活性物質の探索と利用-」長澤寛道著 東京化学同⼈ 「テキストブック 有機スペクトル解析−1D, 2D NMR・IR・UV・MS−」楠見武徳著 裳華房 オフィスアワー
オフィスアワー:火曜日13時30分から15時00分
場所:号室 12-111 会議や出張で不在の場合があるので、事前に連絡することを推奨します。 電子メールのアドレス: st13515@ns.kogakuin.ac.jp 受講生へのメッセージ
本講義では、天然から発見された生物活性物質を中心にその歴史、化学構造、生合成、作用機構、応用等について学習します。また、核磁気分光共鳴法(NMR)等のスペクトル解析の課題を通じた生物活性物質の構造解析の技術を身に付けられます。この講義を通じて、生命現象を司る分子について有機化学と生命科学の観点からの理解を深めることを期待します。
実務家担当科目
実務家担当科目ではない
実務経験の内容
教職課程認定該当学科
該当なし
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